機動戦士ガンダム EXTREME VS-FORCE 単語


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エクストリームバーサスフォース

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機動戦士ガンダム EXTREME VS-FORCEとは、PSVitaで2015年12月23日(水)に発売された機動戦士ガンダム vs.シリーズに名を連ねる作品である。

概要

極限退進化したシリーズ最新作。エクストリームバーサスシリーズとしては4作目。

アドホック通信を使って最大2人プレイができる。

公式HPはこちら

http://exvs-force.ggame.jp/

※続編というふれこみだが、過去三作品(エクバ・フルブ・マキブ)とは大きくプレイ感が違うので注意されたし。
同社アートディンクの過去作「ガンダムバトルシリーズ」や「ガンダムアサルトサヴァイブ」のゲーム構成に
エクバシリーズのモデルや機体モーションを流用したものである。

新規参戦として「ガンダム Gのレコンギスタ」より「Gセルフ」が参戦。また、エクストリームバーサスシリーズでは初めて「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」より「グフイグナイテッド」(ボイスは西川貴教氏による新規収録)が登場している。
特典として「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」から「ハイネ専用デスティニーガンダム」、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」より「ガンダム・バルバトス(第4形態)」が使用可能になるプロダクトコードが封入された(ダウンロード可能になるのは2016年1月下旬)。
また、「機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST」にて「ハイネ専用デスティニーガンダム、「機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST ON」にて「ガンダム Gのレコンギスタ」から「マックナイフ(マスク専用機)」がそれぞれ先行して使用可能になるプロダクトコードも封入。こちらは両者共通のプロダクトコードになるため注意。
今後は「機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST ON」の稼働に合わせ、「ガンダム Gのレコンギスタ」から「マックナイフ(マスク専用機)」が本ゲーム内でも無料配信予定である。

問題点

発売前の情報から、参戦機体の発表が少なかったり、EXVSシリーズに存在していた「覚醒」システムが本作には登場していないこと、そして主題歌の評価は高いところから、一抹の不安を覚えるユーザーもいた。
そしていざ発売されてみると、やはり多く問題の残る作品となってしまった。

  1. プレイアブル機体が少ない
    「機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST」時点で100機以上の機体が参戦を果たしている中発売された本作だが、登場しているのはその半分未満。特にアナザーガンダム作品の大半と一部宇宙世紀シリーズが主役機しか参戦しておらず、少なからず不満が出ている。
    アナザーガンダムの例外は、バリエーション機を除いてもインフィニットジャスティスガンダムが参戦している「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」しか存在しなかった。
    発売時点での参戦数は過去にPSPで発売された「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT Plus」より少ない40数機に留まっている。単純に比較はできないが、本ゲームの容量自体も「NEXT Plus」より少ないとか。
  2. 武装数減少、覚醒システムの削除、不親切なユーザーインタフェース
    本作はPSVita仕様に合わせてなのか、「機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST」に存在していた武装枠から1枠削除されている上、定番の「覚醒システム」が本作オリジナルの「フォースシステム」に置き換えられる形で消滅。
    そのため、モデリングなどは「機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST」から流用されているが、そのままの動きで遊ぶことはできない。特典で連動しているにも関わらず、別シリーズを遊んでいれば遊んでいるほど本作を遊びづらいと評判である。
    また、(当時は)ボタン設定を使いやすいようにカスタムすることもできず、カスタムサウンドトラック機能も通常の曲が読み込まれなくなるなど問題点が目立ち、ユーザーに不親切である。
  3. 圧倒的ボリューム不足
    本作のゲームモードは、一人用の「EXTREME FORCEモード」、オンライン対戦できずアドホックで1対1の対戦しかできない「対戦モード」、その他「データベース」「オプション」の4種類しか存在せず、アーケードモードやフリーバトルなどは存在していない。
    かといってEXTREME FORCEモード」も、普通に進めていても10時間程度で終わってしまうものであり、このボリュームの少なさが早期にユーザーの不満を爆発させるきっかけになったといっても過言ではない。
    ゲームバランス自体も一人用相応の調整がされているとは到底思えないものであり、「無双できない無双シリーズ」とも言われている。
  4. フルプライス
    これだけの問題が存在しているゲームでありながら、提供はなんと税抜6500円というフルプライス。特にボリューム不足でありながらこれでは値段分遊び倒すことが出来ず、不満を招いても仕方ない部分がある。
    そのためフルプライスで購入した客からはその内容のなさに怨嗟の声が巻き上がっている。とはいえ、「遊ぶ」だけなら問題はないため「ガッカリゲー」のカテゴライズが正解であり、「クソゲー」として扱うのは間違いである。

以上のことから、ユーザーからの評価は著しく低く、炎上沙汰になった。
特典は関連ゲームの機体先行解禁以外にも充実しており、「ハイネデスティニーとマックナイフのおまけ」「ガンプラ応募券のおまけについてきた体験版ゲーム」などと冗談交じりで言われている。
近年のバンダイナムコゲームズの作品はその商法からユーザーを憤慨させるものが目立っているが、本作もその御多分に漏れず大いにユーザーを失望させるものとなってしまった。

とはいえ

そもそも人気アーケードゲームシリーズ「EXVS」の名を冠してしまったが故に、あまりの粗の多さに文句をつけられる存在という意味であり、シリーズとの比較を全て抜きにして普通にモビルスーツを動かして遊ぶ分にはあまり問題はない。
なので、「比較対象が人気なだけに厳しい目で見られ、酷評される」という状態はまさしく「ガッカリゲー」の見本であると思われる。間違っても世に蔓延る「クソゲー」と比較してはいけない。

アップデート

しかし、無料アップデート1.02~1.03によりこれらの問題点はある程度改善されることになる。

  1. 参戦機体増加
    1.03にて、告知されていたマックナイフ(マスク機)の追加と同時に、ガンダム試作2号機、マスターガンダム、ターンX、ストライクフリーダムガンダム、ダブルオーガンダムの5機が追加参戦。
    ダブルオー以外はいずれも主人公の前に立ち塞がる強敵であり、参戦作品2種目の機体である。
  2. ゲームモード追加
    1.02で初期状態の機体同士で通常のコスト制バトルを行う「フリーバトル」が追加。
    また、1.03ではコスト制ステージクリア型の所謂アーケードモードである「コースバトルモード」が追加される。
  3. コンフィグ追加
    1.03にて、キーコンフィグに「カスタム」を選択することができるようになり、自分好みのキー配置ができるようになった。

これらにより、出来次第では漸く普通に遊べるゲームになりえそうである。
1以外は発売段階で実装されてもおかしくないものだったが、これらが実装できなかったのは発売日の年末商戦に無理矢理合わせたからなのだろうか。

主題歌

「Inherit the Force -インヘリット・ザ・フォース-」
歌:T.M.Revolution
作詞:井上秋緒 / 作曲/編曲:浅倉大介

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関連項目

  • ガンダムバトルシリーズ
  • ガンダムアサルトサヴァイブ

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