機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYとは、サンライズ制作の機動戦士ガンダムのOVAである。全13話。
監督:加瀬充子(第1話~第7話)、今西隆志(第8話~第13話)、キャラクターデザイン:川元利浩、音楽:萩田光男。
一年戦争終結から3年後の宇宙世紀0083年を舞台にしたZガンダムまでの設定上の空白期間を埋めるサイドストーリー。「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に続くOVA第二弾であり、富野由悠季の手を離れたガンダムアニメ作品としても2作目となる。派生作品では最もよく知られる作品であり、モビルスーツ・登場人物ともに人気が高い。また、総集編としてまとめられた「機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光」が劇場公開された。
物語はジオン軍残党による新型試作ガンダムの強奪を発端とし、武装蜂起したジオン軍の残存勢力デラーズ・フリートと連邦軍の戦いの中で、かつてソロモンの悪夢と呼ばれたジオンのエースパイロット「アナベル・ガトー」と連邦軍のテストパイロット「コウ・ウラキ」の対決を軸に展開する。
本作はニュータイプや強化人間などある種の超能力的な存在は登場せず、戦闘などメカ描写もリアル寄りになっている。また、ガンダム対ガンダムというプロットを定着させた作品であるとともに、一年戦争期のモビルスーツデザインのリファインなどのちのガンダム作品に大きな影響を与えた。
また、ハードな戦闘シーンが展開される後半部を担当した今西隆志監督は「機動戦士ガンダムMS IGLOO」の監督でもある。
宇宙世紀0083、一年戦争でMSの有用性を知った連邦軍は新型ガンダムの開発を急いでいた。 オーストラリアのトリントン基地に2台の試作ガンダムが搬入されるが、ジオン軍の元エースパイロットのアナベル・ガトーらジオンの残党がが基地を襲撃し、ガンダム試作二号機を盗まれてしまう。トリントン基地にテストパイロットとして配属された新任士官コウ・ウラキはその場に偶然居合わせ、ガンダム試作一号機に飛び乗って応戦するが、歴戦の勇士であるガトーに軽くあしらわれてしまう。宇宙へ逃げるジオン軍残党の追撃部隊に参加したコウは、ガトーら元ジオン軍と戦闘で戦士として成長していく。
この強奪事件を発端とし、ジオン軍の残存勢力デラーズ・フリートがかつてジオン公国が戦争の理由とした宇宙市民の解放の大義を掲げ武装蜂起する。戦いにより表面化する連邦軍内部の勢力争いと、デラーズ・フリートが秘密裏に進める恐るべき反攻作戦「星の屑作戦」の中で、コウとガトーの熾烈な戦いは思わぬ方向へと流れていくのだった。
1st - Z - ZZ - CCA - F91 - V - G - W - X - ∀ - 種 - 死種 - 00 - 0080 - 0083 - 08 - IGLOO - UC
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最終更新:2024/04/20(土) 05:00
最終更新:2024/04/20(土) 05:00
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