「機甲界ガリアン」とは、1984年から1985年にかけて日本TV系列で放送された、「太陽の牙ダグラム」や「装甲騎兵ボトムズ」の高橋良輔が原作と監督を担当した、中世欧州風の世界にロストテクノロジーを持ち込むファンタジーとSFを融合させたロボットアニメシリーズである。
全25話
※なお「機甲界」は「パンツァーワールド(Panzer World)」とも記載する場合がある。
「太陽の牙ダグラム」「装甲騎兵ボトムズ」に続く、高橋良輔監督のロボットアニメ作品であり、中世欧州の騎士物語風の世界にロボット兵器を持ち込んだファンタジー系ロボットアニメと思いきや、実はそのロボット兵器は数万年前に前の文明が放棄したロストテクノロジーで、その文明の生き残り達も同じ銀河内に生存し、物語の舞台となっている惑星アーストを監視していると言う壮大なSFだったという凝った構造をした作品である。
また、敵役であるマーダルの存在も、聡明且つ壮大な目的をもって活動しているという演じる加藤精三が声を担当したメガトロン同様の尊敬されるタイプの悪役であり、加藤精三の声のイメージからくる星一徹の様な、敵となって苦しめつつも主人公を成長させる壁であると言う単なる悪役ではない魅力にあふれたボスキャラとして描かれている。
ラコック涙目。
商品展開上の主役である機甲兵と呼ばれるロボット兵器も、お約束のローダーダッシュによる高速戦闘(ただしローラーダッシュが出来るのはガリアンとザウエルのみ)の他に、騎士やケンタウロスをイメージした外観にあわせた重さと威圧感を感じるアクションの描かれ方をしており、その独特の重量感や、ケンタウロス型のプロマキスの独特の動きや、ザウエルの回転剣の迫力は語り草となっている。
そして、特筆すべきは主人公メカのガリアンが持つ武器「ガリアンソード」。後に蛇腹剣として他の作品にも登場するようになる、鞭にも剣にもなる便利武器で、固有装備がこれだけしかなくても様々な使い方をすることで、ビームガンしか持たないバイファム同様にアクションは見せ方ひとつである事を証明している作品でもある。
※1年間の予定で始まった際に、半年間なら出来るということで作画監督を担当した塩山紀生が、半年での打ち切りにより結果的に全話の作画監督を担当した事も、このハイクォリティな作画を全話通して維持できた要因の一つである。
パっと見た際のコンセプトが似ている様に見えることから、サンライズロボットアニメの二枚看板とも言える富野由悠季の「聖戦士ダンバイン」と比較されることがあるが、
機甲界ガリアン | 聖戦士ダンバイン | |
世界観 | 別の銀河に存在する惑星 | 妖精が存在する異世界 |
ロボットの設定 | ロストテクノロジーで基本的に量産不可 | 地上人が作り出した軍事兵器で量産可能 |
ロボットの外観 | 騎士をモチーフにした無機的デザイン | 生物をモチーフとした有機的デザイン |
戦闘スタイル | 地上戦を中心にした重量感のあるアクション | 空中戦メインでアクロバティックなアクション |
主人公機の特徴 | ガリアンソード(蛇腹剣) | (地上では)高火力 |
最後 | 一応ハッピーエンド | 基本的に皆殺し(主人公含む) |
といった具合に真逆とも言える要素が多く、みんなちがって、みんないいと言うことで両方楽しむのが良いと思うよ。
※現在では、マイナーロボットアニメに分類される「機甲界ガリアン」そのものよりも、ゲーム・アニメ・漫画に登場する蛇腹剣の通称として使用される「ガリアンソード」の元ネタ的な印象が強いかもしれない。
クレセント大銀河にあるイランスタント太陽系第五惑星アーストの辺境に、3000年の歴史を誇るボーダー王国が存在した。
後継者となるジョルディ王子誕生の宴の最中、征服王マーダル率いる機甲兵らの奇襲をうけ、ボーダー王は王妃フェリアや赤子のジョルディを守る為に戦死し、さらに王妃フェリアはマーダル軍に囚われの身となってしまう。
その直前、フェリアより幼子ジョルディを託された老臣アズベスは、ボーダー城陥落の最中、城を脱出することに成功し、そのまま行方をくらませた。
それから12年の歳月が流れ、アズベスの孫として育てられたジョジョ(ジョルディ王子)は、アズベスと共にマーダル軍を打ち破る最後の希望である伝説の機甲兵「鉄巨人ガリアン」を探して、マーダルに反抗する者が集まる白い谷に入った。
谷のリーダーを務めるダルタスの娘チュルルに導かれて谷の奥に入り込んだジョジョは、紆余曲折の冒険の後にガリアンとめぐり合い、その体内に乗り込んだジョジョは、白い谷を襲うマーダル軍の機甲兵との戦いに勝利した。
それは、この後果てしなく続くこととなる、まだ見ぬ母とアーストの人々に自由を取り戻す為、打倒マーダルを掲げた戦いの、最初の一歩だった。
「機甲界ガリアン」の主人公ジョジョが白い谷の奥で発見した伝説の鉄巨人がガリアンである。
※高橋良輔監督作品としては、ダグラムやボトムズの様な顔無し主人公ロボではなく、レイズナーと同じ明確な目と顔をもったデザインの主人公ロボットで、高橋良輔作品ではレアなタイプである。
ガリアンブレードと呼ばれる蛇腹剣を操り、飛装型に変形が可能な最強の機甲兵であり、地上戦も空戦も可能な高い戦闘力で反マーダル勢力の中心的な存在となったが、空中戦の弱さをつかれてマーダルの前に一敗地にまみれる。
しかし、その後ヒルムカの協力によって、ガリアン重装改(アサルトガリアン)と呼ばれる強化型に改装され、最後まで圧倒的多数のマーダル軍を前にして戦い抜くこととなる。
鉄巨人(パンツァーブレード) | ||
ガリアン |
楔形の刃をワイヤーでつなぎ、鞭の様にしならせることも、結合して長剣とすることも可能な「ガリアンソード」を武器にし、ローダーダッシュを可能とする「ダッシュホイール」と呼ばれる機構を足に装備している。 飛装型(ビッグファルコン)と呼ばれる形態になることで空を飛ぶことが可能となるが、飛装型のままでは武器が無いのが欠点。 動力は反重力を使用した永久機関で無限に動くことが可能。 |
|
全高 | 12.48メートル | |
重量 | 26.26トン | |
装甲 | ガリオネット | |
ガリアン重装改 (アサルトガリアン) |
空戦能力の低さ等からマーダルに敗れた際に、ヒルムカの手によって強化された姿が重装改(アサルトガリアン)である。 ガリアンソードのほかに、ガリアンシールド(その名の通り、盾)や二連重装砲(手持ち式の水平二連の大型ビーム砲。前述のガリアンシールドと組み合わせることで、簡易砲台として使用可能)や飛装砲(右肩に固定装備した小型ビーム砲。飛行状態でも使用可能)を装備した。 また、上半身が空戦タイプのガリアン飛装改に、下半身(+ガリアンシールド+二連重装砲)が砲撃戦タイプのビクトリーウォーカーガリアン走行改に分離する事も可能になった。ただし、それぞれにパイロットが必要となる(合体時は当然1人余る)ためか、あまり実戦では使われなかった。 |
|
全高 | 12.48メートル | |
重量 | 27.94トン | |
装甲 | ガリオネット |
※最終回では火葬されたダグラム以上に、ある意味ひどい目にあっている主役メカだったりする。
※ガリアンのデザインのみ大河原邦男が担当している。理由は「主役メカを描けるのがいないから」との事。
※「機甲界ガリアン」放送後、俗に「蛇腹剣」と呼ばれる武器を装備するキャラクターが増えたが、汎用的な通称として「ガリアンソード」が用いられる事が多い。
「機甲界ガリアン」の主人公にして、惑星アーストにて3000年の歴史を誇るボーダー王国の嫡子として誕生したジョジョことジョルディ・ボーダーには、育ての親アスベスやチュルルら白い谷の人々やヒルムカら協力者の他に、一度はマーダル軍の武人として戦った者達の中からもマーダル軍を離反して共闘する者が現れる。
ガリアンを駆るジョジョの姿はマーダルに対抗する者達の希望でもあった。
本名はジョルディ・ボーダーと言い、惑星アーストで3000年の歴史を持つボーダー王国の王子として生まれた少年。 まだ赤ん坊の頃に、マーダル軍の侵攻によりボーダー城が陥落し、その際にアズベスに預けられて12年を過ごし、白い谷にてガリアンとめぐり合い、さらに自分がボーダー国の王子である事を知る。 なお、声を担当した菊地英博が収録時期に変声期を迎えた為、ジョジョも声変わりをしているほか、OVA「鉄の紋章」では菊地正美が声を担当している。 |
|
チュルル |
白い谷のリーダーであるダルタスの10歳のロリ娘で「チュチュ」の愛称で呼ばれている元気娘。 ジョジョとチュルルが出会い、秘密の場所に案内したことが(ヒルムカが介入したとはいえ)伝説の鉄巨人ガリアンの復活に結びついた。その意味では、アーストの救いの女神である。 戦いの中でも常にジョジョの傍にいることを望み、その無邪気な笑顔でジョジョ達(とテレビの前の大きなお友達)を何度も和ませてくれた。 |
アズベス |
ボーダー王に仕えた老臣で、城がマーダルの手により陥落した際に赤ん坊のジョジョをフェリアから託されて城から脱出し、自分の孫として12年かけて厳格に育て上げた。 大剣を振るう剣豪であり、生身のまま機甲兵に戦いを挑むこともあり、ジョジョがリーダーとして成長するまでの間は皆の統率にも尽力したが、物語中盤にて星の動きに自らの宿命を悟り、単身マーダルの元へと斬りこむも、願いは果たせず、燃え盛る炎の中で戦死した。 |
ヒルムカ |
素性の知れない流れ者の女。その正体はイラスタント銀河にある惑星ランプレートのパトロール隊員で、ランプレート等の進んだ文明が他文明(この場合は惑星アースト)へ介入するのを阻止する為に派遣された監視員である。 本来監視権限しかもっていなかったが、マーダルの野望を阻止する為にジョジョに協力し、ガリアンを重装改に改修する等、他文明への介入と思わしき行為を行ったと判断されてランプレートにて査問会にかけられたが、ウーズベンの尽力により評議会の理解を得て、無罪放免された。その際、これ以上危ないことをしないで欲しいとウーズベンに懇願されるも、それを振り切ってアーストへと戻り、最後までジョジョ達に力を貸した。 |
ジョジョの仲間のお調子者でギャグメーカーだが鞭の使い手でもあり、ガリアン重装改の下半身(ガリアン自走改)の操縦も担当するといったキャラで、おいバニラ。ここはイラスタント銀河だぞ。銀河が違うぞ。と言いたくなるキャラである。 |
|
ウーズベン |
ヒルムカの同僚(つまり惑星アーストの監視員)で、あやしい全身スーツ(というか全身タイツ)で登場する。 ヒルムカに好意を持っていたようで、彼女がアースト人に肩入れしすぎていると度々忠告していた。 |
ダルタス |
チュルルの父親で、機甲兵を率いるマーダル軍に人力で立ち向かう「白い谷」の指導者を務める。 |
アズベスの知己である地方豪族で、機甲猟兵スカーツを操る、兼本新吾キャラらしい貫禄のある外観をしているおっさん壮年の男。 当初はマーダルに仕えていたが、マーダルが異星人である事を知ると部下と共に離反してジョジョと共に戦った。 普段は常ににやにや笑いを浮かべた中年のおっさんで役に立たなさそうな印象だが、逆に戦場では豪放磊落にして状況判断に優れるという出来る男である。 |
|
ジルムセン・ランベル |
アズベスと並ぶ本作の武人キャラツートップの一人で、マーダル軍最強の勇者として回転剣を武器とする青い機甲猟兵ザウエルを駆る。 ジョジョとガリアンに正々堂々と果たし合いを挑むも敗れ、一時「白い谷」に囚われの身となるが、マーダル軍が無差別攻撃および虐殺をかけて来たことを知り、己の信念に従ってマーダル軍を離反。ジョジョと共にマーダルと戦う道を選び、ジョジョ達にとっては心強い味方となった。 |
フェリア・ボーダー |
マーダルによって城が落とされた際にジョジョをアズベスに託して自身は捕まったところを、その美貌の為にコールドスリープ状態でのレリーフにされてしまい、彫像の様なかたちでマーダル城に飾られていた。 |
惑星アーストに突如として現れた征服王マーダル率いる機甲兵を主力とした勢力で、ボーダー王国を滅ぼし、惑星アーストに覇を唱えた。
アーストの人々にとってはロストテクノロジーである機甲兵を掘り出して運用した他、シールズと言う独自の量産型機甲兵を製造する等している。
マーダル |
スキンヘッドにヒゲをたくわえた印象的なキャラクターではあるが、王としてのカリスマ性ももちあわせている。 正体はヒルムカと同じ惑星ランプレート出身の古代アースト人の末裔で、ランプレートで反乱を起こしたが失敗して惑星アーストへと追放された一団のリーダーだった。言ってみれば体の良い島流しとなった身である。ランプレート人達にしてみれば、そのまま未開の惑星で野垂れ死にすると思っていたであろうが、彼は埋められていた機甲兵を掘り出して運用し、アーストの覇者となった。 その最終的な目標は、アーストを手に入れるということではなく、平和と言う名の惰眠をむさぼるランプレート人に争いを持ち込むことで覚醒を促そうとすることで、あくまでもアーストを大乱に巻き込んだのはその手段に過ぎない等、深謀遠慮に長けた人物で、作中もまるで星飛雄馬に対する星一徹の如く、ジョジョの成長を見守る存在であり壁として立ちはだかる人物として描かれている。 |
白銀のウィンガル・ジーや、青いアゾルバ・ジーといったオリジナルカラーの機甲兵を操るマーダルの親衛隊長。 イケメンライバルにありがちな自尊心が高いところからくる短慮によりジョジョを取り逃がすことが何度があったりもするが、根はマーダルへの忠義一筋な人物であり、スラーゼンやランベルといったアースト人が離反していく中、マーダル自身にアーストに戻るよう諭されるもそれを拒否し、最後まで従ったという、ある意味珍しい忠義者のイケメンライバルキャラである。 |
地球の中世ヨーロッパの騎士の時代あたりを世界観としている「機甲界ガリアン」において、主力商品の巨大ロボット兵器たる「機甲兵」は、伝説巨神イデオン同様に、23000年以上前の古代アースト文明(マーダルやヒルムカらの祖先)が残したロストテクノロジーとされており、それらをマウンテンサイクルのごとく掘り出して使用しているという設定となっている。
※同時期の「聖戦士ダイバイン」が異世界にて地球人が作った工業製品となっているのとは、ある意味真逆な存在と考えられる。
銃火器を使用する場合もあるが、根本的には機甲兵も主要武器は槍や剣といった直接攻撃系の武器であり、さながら巨大な騎士同士が戦っている様に見え、リアルロボットに分類されながらも、出渕裕がデザインしたフルプレートアーマーやスケイルメイルを着た騎士のごとき姿は、リアルロボットの中でも異彩を放っているが、異世界にあるもので造られたという設定のオーラバトラーに対して、戦略目的にあわせたものにもなっている。
機甲猟兵(パンツァーハンター) | ||
スカーツ |
ドン・スラーゼンの愛機で、スラーゼンの側近であるスミオンも乗る二人乗りの機甲兵で、怪力を誇り、両足に収納している槍を組み合わせた長槍を武器とする。 |
|
全高 | 12.6メートル | |
重量 | 30.92トン | |
装甲 | バイオニウム | |
ザウエル |
対ガリアン用の機甲兵として開発されたとされる機甲兵で、武人の中の武人であるランベルが乗る。 |
|
全高 | 11.6メートル | |
重量 | 21.09トン | |
装甲 | バイオニウム | |
飛甲兵(パンツァーガスト) | ||
ウィンガル | ||
全高 | 11.2メートル | |
重量 | 18.83トン | |
装甲 | バイオニウム | |
指揮官用飛甲兵(パンツァーガストリーダー) | ||
ウィンガル・ジー | ||
全高 | 11.96メートル | |
重量 | 18.9トン | |
装甲 | バイオニウム | |
飛甲兵改(パンツァーガストキャリアー) | ||
ツウィンガル |
二機のウィンガルそれぞれの右腕と左腕をひっこぬいて、客室コンテナで連結するというペスターな外観をしており、非常にシュールだったりする。 基本的にはマーダルらの移動に使われる。 |
|
全高 | ?メートル | |
重量 | ?トン | |
装甲 | バイオニウム | |
人馬兵(パンツァートランプラー) | ||
プロマキス |
まさしく「これぞ機甲兵の機甲兵」と言えるケンタウロス型の機甲兵。 四足で疾駆して馬上槍でチャージを仕掛けたり、四足をつかって山を登ったりする。 後ろ足で馬がいななく様に立ち上がる姿が印象的。 |
|
全高 | 11.6メートル | |
重量 | 49.88トン | |
装甲 | バイオニウム | |
指揮官用人馬兵(パンツァートランプルリーダー) | ||
プロマキス・ジー | ||
全高 | 11.64メートル | |
重量 | 49.96トン | |
装甲 | バイオニウム | |
巡航遊撃人馬兵(パンツァートランプルクルーザー) | ||
プロマキス・ヴィー |
ドン・スラーゼン指揮下の機甲兵団が使用する赤いプロマキス。 |
|
全高 | 11.6メートル | |
重量 | 43.75トン | |
装甲 | バイオニウム | |
水機兵(パンツァースケール) | ||
アゾルバ | ||
全高 | 12.41メートル | |
重量 | 25.76トン | |
装甲 | バイオニウム | |
指揮官用水機兵(パンツァースケールリーダー) | ||
アゾルバ・ジー | ||
全高 | 12.41メートル | |
重量 | 26.08トン | |
装甲 | バイオニウム | |
重射兵(パンツァーバリスタ) | ||
モノコット |
両肩にマグネシウムアロー発射装置を備えた長距離砲撃支援型の機甲兵で、最後まで玩具化されることはなかった。 佐藤元がコミックボンボンに連載していた「ロボロボカンパニー」では他の機甲兵以上に目立っていた。「もちアロー」でゴーグくんとも仲良し。 |
|
全高 | 10.52メートル | |
重量 | 19.13トン | |
装甲 | バイオニウム | |
重歩哨機(パンツァージャニター) | ||
シールズ |
機甲兵を研究して作られた人型機械で、厳密には機甲兵ではなく、性能も劣り、警備に使える程度の機体である。 モノコットと共にプラモデル化されなかった機体だが、ガリアンのプラモシリーズに付属しているポイントを集めることでもらえるレジンキットが存在する。(しかも応募者全員プレゼントとして) |
|
全高 | 13.19メートル | |
重量 | 33.07トン | |
装甲 | ? |
ジョジョ(ジョルディ・ボーダー) | CV:菊池英博 | ジルムセン・ランベル | CV:屋良有作 |
チュルル | CV:渕崎ゆり子 | ドン・スラーゼン | CV:兼本新吾 |
アズベス | CV:小林修 | ダルタス | CV:筈見純 |
ヒルムカ | CV:平野文 | ウーズベン | CV:井上和彦 |
レッド・ウインドゥ | CV:千葉繁 | ハイ・シャルタット | CV:速水奨 |
フェリア・ボーダー | CV:泉晶子 | マーダル | CV:加藤精三 |
ナレーション | 小林修 |
原案 | 矢立肇 |
原作 | 高橋良輔 |
監督 | 高橋良輔 |
脚本 | 鳥海尽三、五武冬史、吉川惣司 |
絵コンテ/演出 | 谷田部勝義、知吹愛弓、康村正一、津田義三、加瀬充子、池田成 |
作画監督 | 塩山紀生、中村旭良、二宮常雄、谷口守泰、八幡正、貴志夫美子、吉田徹 |
キャラクターデザイン | 塩山紀生 |
メカニカルデザイン | 大河原邦男(ガリアン)、出渕裕(その他) |
音響監督 | 浦上靖夫 |
音楽 | 冬木透 |
プロデューサー | 初川則夫(日本テレビ)、木本隆彦(読売広告社)、長谷川徹(日本サンライズ) |
制作 | 日本サンライズ(現:サンライズ) |
|
オープニング | 歌 | 作詞 | 三浦徳子 KING REGUYTH |
ガリアン・ワールド |
EUROX | 作曲 | 井上大輔 | |
編曲 | 井上大輔 | |||
エンディング | 歌 | 作詞 | 三浦徳子 KING REGUYTH |
|
星の1秒 | EUROX | 作曲 | 井上大輔 | |
編曲 | 井上大輔 |
※EUROXは、「銀河漂流バイファム」の主題歌を担当したTAOの元メンバーによって結成されたロックバンド。
当初は1年間の放送予定だったが、主力商品の玩具の売り上げがふるわず、半年間で打ち切られたが、当時は商品が売れていればダグラムの様に放送延長され、逆に売り上げが悪ければ即打ち切りもあった時代の為、あらかじめ半年でも終われる構成にしていた。(※マーダルを追って宇宙に行く後半を丸ごとカット)
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
1 | 1984/10/5 | 伝説の始まり | 鳥海尽三 | 谷田部勝義 | 谷田部勝義 | 中村旭良 塩山紀生 |
2 | 1984/10/12 | ガリアンの目覚め | 五武冬史 | 知吹愛弓 | 知吹愛弓 | 二宮常雄 塩山紀生 |
3 | 1984/10/19 | 白い谷の闘い | 吉川惣司 | 康村正一 | 康村正一 | 谷口守泰 塩山紀生 |
4 | 1984/10/26 | チュルルを追って | 鳥海尽三 | 津田義三 | 津田義三 | 中村旭良 塩山紀生 |
5 | 1984/11/2 | 無重力の谷 | 五武冬史 | 加瀬充子 | 加瀬充子 | 八幡正 塩山紀生 |
6 | 1984/11/9 | 地底に眠る秘密 | 吉川惣司 | 谷田部勝義 | 谷田部勝義 | 谷口守泰 塩山紀生 |
7 | 1984/11/16 | ローダン軍接近 | 吉川惣司 | 康村正一 | 池田成 | 貴志夫美子 吉田徹 塩山紀生 |
8 | 1984/11/23 | マーダルの告発 | 五武冬史 | 知吹愛弓 | 知吹愛弓 | 二宮常雄 塩山紀生 |
9 | 1984/11/30 | 裁かれるヒルムカ | 吉川惣司 | 津田義三 | 津田義三 | 中村旭良 塩山紀生 |
10 | 1984/12/7 | 火を吹く重装改 | 鳥海尽三 | 加瀬充子 | 加瀬充子 | 八幡正 塩山紀生 |
11 | 1984/12/15 | 騎士と勇者 | 五武冬史 | 谷田部勝義 | 谷田部勝義 | 貴志夫美子 吉田徹 塩山紀生 |
12 | 1984/12/22 | マーダルの正体 | 吉川惣司 | 池田成 | 池田成 | 中村旭良 塩山紀生 |
13 | 1984/12/29 | ジョジョの悩み | 吉川惣司 | 知吹愛弓 | 知吹愛弓 | 谷口守泰 塩山紀生 |
14 | 1985/1/11 | ああ、ものいわぬ母 | 鳥海尽三 | 津田義三 | 津田義三 | 八幡正 塩山紀生 |
15 | 1985/1/18 | 鉄の城脱出 | 鳥海尽三 | 加瀬充子 | 加瀬充子 | 貴志夫美子 吉田徹 塩山紀生 |
16 | 1985/1/25 | マーダル出陣 | 五武冬史 | 谷田部勝義 | 谷田部勝義 | 中村旭良 塩山紀生 |
17 | 1985/2/1 | 運命の対決 | 五武冬史 | 池田成 | 池田成 | 二宮常雄 塩山紀生 |
18 | 1985/2/8 | アズベスの最期 | 五武冬史 | 知吹愛弓 | 知吹愛弓 | 八幡正 塩山紀生 |
19 | 1985/2/15 | 白い谷崩壊 | 吉川惣司 | 加瀬充子 | 加瀬充子 | 谷口守泰 塩山紀生 |
20 | 1985/2/22 | そびえたつ野望 | 吉川惣司 | 谷田部勝義 | 谷田部勝義 | 中村旭良 塩山紀生 |
21 | 1985/3/1 | 動乱の都 | 鳥海尽三 | 池田成 | 池田成 | 八幡正 塩山紀生 |
22 | 1985/3/8 | フェリア再生 | 鳥海尽三 | 知吹愛弓 | 知吹愛弓 | 谷口守泰 塩山紀生 |
23 | 1985/3/15 | 惑星ランプレート | 五武冬史 | 加瀬充子 | 加瀬充子 | 中村旭良 塩山紀生 |
24 | 1985/3/22 | 幻想の崩壊 | 吉川惣司 | 谷田部勝義 | 谷田部勝義 | 八幡正 塩山紀生 |
25 | 1985/3/29 | 伝説の光芒 | 五武冬史 | 池田成 | 池田成 | 谷口守泰 吉田徹 塩山紀生 |
機甲界ガリアンのOVAは、
の3巻が制作・発売された。
「機甲界ガリアン」のOVA3作目にあたる「鉄の紋章」は、舞台こそ惑星アーストだが、TVシリーズに対するパラレルワールド的な世界観であり、発掘した機甲兵で統一を果たさんとするマーダルと、それに対抗するヒルムカ率いる鳥一族の戦いを軸にしたオリジナルストーリーである。
TVシリーズの設定から
といった変更が行われており、TVシリーズよりもさらにマーダルがジョジョの父親的存在であることが強化され、逆にハイ・シャルタットはTVシリーズではありえなかったマーダルに反逆する存在となっている。
ガリアンに至っては「鉄巨人」とのみ呼ばれ、本作オリジナルの機甲兵「邪神兵」の復活に呼応して竜巻と共に現れた伝説の鉄巨神と言う扱いになっている。また、出渕裕が本作用にデザインした「邪神兵」は、下半身が蛇状のロボットの代名詞的存在ともいえる程高い人気を得た。
▼主題歌
▼MAD
声優 | スタッフ | |
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 22:00
最終更新:2024/04/25(木) 22:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。