「全身腐ってるんだよ、櫻井戒は」
櫻井戒とは、lightより2009年12月25日に発売されたPCゲーム『Dies irae ~Acta est Fabula~』に登場する架空の人物。CV:装甲悪鬼石川ゆうすけ。
なお、専門用語に関してはwikipediaに詳しくのっているのでそちらを参照のこと。
この項目は、大量の厨二成分とネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任でごらんください。 |
元聖槍十三騎士団・黒円卓第二位。司るルーンはおそらく「力」。魔名は「死を喰らう者(トバルカイン)」。劇中の11年前に死亡した螢の実兄。
先代のトバルカインが崩壊したために偽槍を継いだ櫻井家の青年。螢とは実の兄弟であり、彼女のことを何よりも大切に思っている。性格も温和で争いを好まない優しい人物だったようで、螢にとっては兄である以上に憧れの存在でもあったようである。体格がいいのでわかりにくいが、実は11年前の時点ではまだ学生である。
櫻井一族の呪いを自分の代で終わらせることを第一理念としており、自らの死期が近いことを知りつつも奮闘していたが及ばずに11年前に死去。トバルカイン化した。自身の監視役であり剣の師でもあるベアトリスとは懇意な関係が続いており、彼女をたびたび気にかけていたようである。
ちなみに、CGや立ち絵では素顔を隠しているため本編中で素顔を明かされることはなかったが、恵梨依曰く「ものすごいイケメン」と評されるほどのイケメンであったらしい。なお、ドラマCDで彼の素顔が公表され、優男風のイケメンということが判明した。
(以下、ネタバレ反転)口には出してはいなかったがベアトリスに対しては深い愛情を抱いており、自らがカイン化した後は彼女に螢を託すつもりであった。しかし、自らの想いに反してベアトリスが独自に行動を開始、反旗を翻すという事件が起こる。並々ならぬ実力を持つ彼女に対するため、ベアトリスの助命と螢への手出しをしないことを条件にヴァレリアの命令を受けベアトリスを抑える任についたのが11年前の事件の真相である。しかし、お互いに一歩も譲らない戦いの末にベアトリスは死亡、戒自身もカイン化するという最悪の結末になった。(ネタバレここまで)
余談だが、2007年版では名前しか登場せず、完全版において設定が追加されたキャラクターの一人。性格や人柄以上に先代、先々代のトバルカインたちが碌な人間でないことも相まってファンからはかなり好印象を持たれており、古きよきエロゲ主人公の共通点でもあった「素顔が見えない」という点もあってか、螢ルートの主人公と揶揄されることも少なくない。もっとも、ファンからの愛称は「屑」。これは公式ページのキャラクター紹介での彼のセリフによるものだが、シナリオライターの正田氏もさすがにこのセリフをチョイスしたのを後悔しているらしい。
そんな彼を主人公にしたドラマCD「Dies irae ~Verfaulen segen~」が2010年4月23日に発売された。劇中で語られることの無かった11年前の事件の顛末が明かされるだけでなく、東方正教会の新キャラクターたちと聖槍十三騎士団との戦いが描かれている。また、玲愛ルートのその後を描いたSSやドラマCD(新装版に付属)にも登場しており、元気なお年寄りになってしまったベアトリスとイチャイチャ(?)しているあたりさすが戒兄さんと言わざるを得ない。
『黒円卓の聖槍(ヴェヴェルスブルグ・ロンギヌス)』。櫻井一族を蝕む呪いの偽槍。使い手によって形状を変えるが、現トバルカイン同様に戒が使用する際は巨大な大剣へと形を変える。位階は創造。形態は武装具現型。詳細はトバルカインの項を参照。
作中で詳細は明らかにされていないものの、戒にも創造が存在する。「大切な人(ベアトリスと螢)の分までの穢れを引き受ける者になりたい」という渇望のルールを具現化した求道型の創造。能力は『自身を腐食毒そのものへと変化させる』こと。腐食させる点では初代、二代目と同じだが、戒自身が毒そのものと化すために敵にとっては攻撃も防御もし辛くなるという攻防一体の創造である。戒のセリフから発動中は禍々しい姿へと変貌しているものと推測される。
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 06:00
最終更新:2024/04/25(木) 06:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。