「死の神ザールギアス」とは、テーブルトークRPG『ソード・ワールド2.0』に登場する古代神(エンシェント・ゴッド)であり、死を司る神である。
「死こそが解放であり、安らぎである」
「より多くの者に、死を。そのためにのみ、生きる価値はある」
「殺害せよ! 抹殺せよ! 速やかなる死を!」
一言で言えば、ラクシア版のカーディス。ただし、女性から男性に性転換している。
戦神ダルクレムから第二の剣イグニスを奪い、二番目に神格を得た古代神。“死”を司る事からダルクレムからも一目置かれ、かつ警戒されるほどの荒ぶる神とされている。
生けるもの全てに死を与えて魂を解放する事を教義としており、神の為と説いている。また、ザールギアス信者にとっては死は魂の解放であり、望むべき結末となっている。ただし、安易な自殺は禁じられており、可能な限り多くの命を抹殺した者が神に祝福されるとしている。
このように危険極まりない教義なので、人族は元より蛮族の間でも信者はダルクレム信者に比べて小数に留まる。しかし、相手に死を与える事を教義としている為に上位の神官は強力な戦士である場合も多く、蛮族社会では一目置かれる存在となっている。
神像は黒いフード付きのローブを身に纏い、髑髏の仮面と大鎌を持つ死神そのものの姿をしており、聖印は2本の鎌が交差した姿をしている。
教義が似ている為か腐敗の女神ブラグザバスとは夫婦とされており、両者の信者が共同戦線を張って大量殺戮の計画を立てる事も多い。
死を司る神だが、直接的な攻撃魔法は無く、補助系のものが主流となっている。補助動作で使える魔法も無く、マルチアクションを持つキャラクターでなければ使いづらいだろう。
また、自分のHPと引き換えに対象のHPを回復させるという本末転倒な魔法まで存在する。安易に神に頼らず、自力で死を振りまけという事なのだろうか?
| Lv | 魔法 | 概要 |
| 2 | カウント・オブ・デス | 対象のHPを1分後に「0」にする。効果を発揮するまでに6ターンも掛かる、毎ターン精神抵抗可能で効果発動までに一回でも抵抗すれば消滅と癖が強い。 しかし、発動自体は「抵抗:必中」かつ呪い属性であり、術者が死亡しても解除されない為、《魔法拡大/確実化》などで6ゾロでかかれば『戦闘には勝利したが、戦闘終了後に死亡した』等の状況も起こりえる。 ただし、結局は「0」までなのであまり怖くは無い。 |
| 4 | クリッピング・ウェポン | 弱っている敵を更に痛めつける時に使用するドSな魔法。 具体的に言うと、対象が弱っている場合にだけ有効な近接&射撃攻撃の命中&物理ダメージ増強魔法。 |
| 7 | ライフサーチ | 読んで字の如く、生きているものを探し出す探索魔法。物陰に隠れてもすぐに見つかる。それどころか、相手が完全に透明でも、魔法で隠れていても感知される。 効果時間も長く、魔物知識判定に失敗していても相手のHPの最大値と現在値がわかるなど、この神の特殊神聖魔法の中では特に有用な部類に入る。 |
| 10 | トランスファー・ヒットポイント | 自分のHPを消費して、対象のHPを消費したHPの2倍の量回復させると言う異色の回復魔法。対象を魔法拡大で増やした場合に一人ずつの回復量が減るという妙な特徴があるが、自分一人にだけ行使した場合、最大で30点を固定で回復できるという長所もある。 アンデットや魔法生物のHPを回復させる事も可能。また、射程も50mもあり、「抵抗:消滅」であるため、回復を拒否する相手を無理やり回復させる事も可能。……本当に死の神様の魔法か、コレ? |
| 13 | アヴォイド・ヒーリング | これをかけられると、対象はHPやの回復を行う事ができなくなる。「抵抗:短縮」の呪い属性魔法であり、たとえ抵抗したとしてもグラスランナーでもない限り使用されたターンは回復効果を受けられなくなるので注意が必要。 ダメージが無い為単体ではそこまでの脅威では無いが、仲間がいる場合は最上位警戒対象と言える。回復役を集中攻撃&回復不可で倒されたり、範囲攻撃とコレの魔法拡大/数でジリジリと削られていったりなど使い方次第では極悪。 また、【アウェイクン】の効果も無効になるので、気絶した後にかけられるとほぼ確実に戦線離脱する事になる。 |
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古代神(エンシェント・ゴッド)
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大神(メジャー・ゴッド)
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小神(マイナー・ゴッド)
???
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最終更新:2025/12/07(日) 10:00
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