毎月11日はハンマーの日とはハンマーの人が毎月11日に特に力入れる日である。
当初は「壮大な釣りを行う日」であったが、現在ではハンマー用のID・マイリストとユーザーページが公開されており、もはや釣りではなく月一の恒例行事になっていた。
ナイト・オブ・ナイツMAD投稿全盛期だった当時、任天堂の人気タイトル「大乱闘スマッシュブラザーズ」のアイテム「ハンマー」使用時の音源(元はFCソフト『ドンキーコング』だが、音源はスマブラのもの)を使用したMADという奇抜なネタから視聴者が増加。
説明文から視聴者たちは、製作者が「特に力を入れた」という最後のほうを心待ちにしていたが、2:30から開始されたそれは、期待に胸を膨らませていた視聴者たちを阿鼻叫喚の地獄へと叩き落し、なんとなく結末を予想していた視聴者たちを諦めと悟りの境地に導いた。
しかし、MADとしての質は決して悪い物ではなく、視聴者達も最後には清々しい気持ちになって帰っていった。
こうして見事に投稿者の3分に渡る壮大な釣りは大成功を収めた。
ハンマー動画は一発ネタ。そう思っていた時期が、みんなにありました。しかし・・・
最初の動画投稿からちょうど一ヵ月後の2月11日に第二の刺客が放たれた。
前回と同様のサムネイル、「~力入れた」という説明文に、作者が同一人物である事は誰しも承知していた。「またお前か・・・」「どうせ前と同じだろwww」と前作同様の一本調子であることを覚悟・もしくは期待して視聴を開始した。
が、今作では同じハンマー音源を使って一音一音がハッキリと作りこまれていた。更に、所謂「テクニック」部分では動画も動かしており説明文どおり「力入れた」跡が見受けられた。作者の本気を目の当たりにし、「またおm・・・誰だお前は!?」との反応が続出。しかし、本気はこれで終わりではなかった。
1:05から流れたハンマー音は、まさかのナイト・オブ・ナイツ。前作を視聴していた視聴者から、うp主の二重三重の見事な釣りに対する「前作でやれ」という罵声にも似た賞賛のコメントで該当部は埋め尽くされた。
こうしてうp主の1ヵ月の長きに渡る壮大な釣りは大成功を収め、
また、「釣り動画」としての見事な鮮やかさから、前作⇔新作の無限ループにはまる視聴者が後を絶たなかった。
しかし、まだまだ完結しない。
最初の動画投稿からちょうど二ヵ月、前作からちょうど一ヶ月後の3月11日に第三の刺客が放たれた。
前回、前々回と同様のサムネイルとそのタイトルから、作者が同一人物である事は誰しも承知していた。
同じエサを前にして「またお前だろうな」「今回はどうなっているんだ」と、みな期待をして動画を開いた。
なんと動画全編に渡って動画が動いた。今作では動画部分で協力者が居り、説明文にも「特に力入れてもらった」と記載されている。
見せ場は再び奏でられた「ナイト・オブ・ナイツ」(スーパー前々作でやれタイム)から続くレスリングシリーズへの昇華。動画という新たな武器を手に、特に力入れる方向性も大きく広がるようになった。
まさかの展開の連続に、結局今回も視聴者はホイホイ釣られてしまった。
ここにきて3作は全て各月の11日に投稿されているという共通点が見出され、「毎月11日はハンマーの日」というタグが定着。この記事がニコニコ大百科に投稿され、最早「次回作に期待する」状態にまで昇華される。
そして・・・。
4月11日、誰もが予想していた通りにハンマー動画第四作目が投稿された。
2009年4月11日00時00分40秒と、投稿時間にも特に力入れるようになった。
前年2008年の4月11日に『ニコニコ動画流星群』が投稿されていた為、どうせ『ハンマー動画流星群』で来るのだろうという予想が多くあったが、投稿時点でMADは決して多くなかった(16件しかタグにない)『SnowGoose』を使用。
今までのハンマー動画はネタが豊富で笑いをとる方向の動画が多かったが、今作では方向性が少し違っていた。
しかしここでは純粋な出来の良さに『うめぇw』、『もはや、ハンマーじゃねえw』とコメントされており、その方向性の変化から『偽物か』、『またおm・・・誰だおm・・・マジで誰?』とコメントされている。
前回、前々回、前々々回とは違うスタイルでの投稿となり、4作品すべてが違うスタイルでの投稿となった。
これまでの3作ではナイト・オブ・ナイツが必ず使われていたが、今回の動画では16秒からのわずか1秒という驚きの短さ。短く気づかない可能性も高く、予想されていた『前々々作でやれ』のコメントはほとんどつかなかった。むしろ『来月もやれ』、『毎月やれ』、『全作でやれ』というコメントがつけられている。
また今回はハンマーの人に便乗してハンマー動画や釣り動画を投稿する人も発生した。
こうして見事に投稿者の3か月の長きに渡る壮大な釣りは大成功を収め、今作、前作、前々作、前々々作ともに再生されている。最早釣りと呼べるのかすら分からない。
5作品目、今回はどうするのか。それは全く予想をすることができなかった。
ただみんなが思っていたことは毎月やってくれるだろう。いつも通りやってくれるだろう。
そう確信していた。
だがそんな時間も長くは続かない。
今回の動画もいつものように進化をしていた。
5ヶ月という長期に渡って繰り広げられたハンマーの人による動画はまるで今までの5ヶ月を振り返るような出来であり、実現される事のなかった正真正銘のナイト・オブ・ナイツ×ハンマーという原点回帰。そして大量のハンマー弾幕。全てがハンマーで埋まっていた。『最初にやれ』そう言いたくなる動画であった。
しかし、
『最後だから特に力入れた』
お別れである。
俺らは感謝を告げる。『素晴らしい進化を見せてくれてありがとう。』
この動画が多くの人々に謎の感動を与えたのは紛れもない事実であろう。視聴者達は決してこの動画を忘れる事はないだろう。
ありがとうハンマー。そしてありがとうハンマーの人。
それでも俺らは来月も来て欲しいと願っている。
最後ってのは別の意味での最後で来月もやるんだよね!?
これも来月のネタのための長き釣りだろ?嘘だと言ってよ!
しかし、別れだけではない、伝説はまだ終わらない。
↑2代目 ↑3代目
↑4代目 ↑5代目
『またおm・・・次はお前たちか!?』
そう、二代目たちの登場である。本人が二代目を名乗ったわけではないが既に大百科記事まで作られているので確定したということでいいのだろう。ひとり11日じゃない気もするけどまぁ、いいと思うよ!
以下引用 記事名:ハンマーの人(二代目)
本人の意思がどうであれ、襲名しちゃったもんは仕方ない、あきらめろ。
望みを失ったハンマー信者たちの期待を一身に受け、
毎月11日はハンマーの日であるということを守り通していく姿に、あふれんばかりの敬意と期待を送りたい。
どうでもいいけど、釣り人がまんまと先代のエサにされたって・・・
追い討ちをかけるように初代ハンマーの人メンバーの一人、BRICK氏からTwitter上にて
「二代目ハンマーの人頑張れよー!」 と、襲名が無事ハンマーの人によって承認された。
がんばれ二代目、まけるな二代目。そんでもってあきらめろ。
こうして、受け継がれし鋼の槌は完成したらしい。
2代目たちと呼ばれる者それぞれの人に頑張って欲しいものだ。
また、初代の投稿がないとは言い切れない。是非今後も投稿してほしい。そう願っている。
なお、ハンマーの人が去った後でもその意志は受け継がれており、多くのハンマー動画が投稿されている。
またHAMMER GOOSE投稿時には16件しかタグになかったsnowgooseが一ヶ月で51件と数を伸ばした。
これも伝説といえるだろう。
これからもハンマーはニコニコに君臨し続け、多くのニコ厨を魅了し続けると切実に願いたい。
ちなみに編集者自身もハンマーの人にとても影響されており、1月と5月のハンマー・オブ・ナイツを合わせた動画を投稿したところ、スポーツタグ最高11位という11日に関連した順位をとるという事件がひそかに発生し、自分も何か影響を受けているのかもと驚いた。ハンマーの人が好きすぐる人というタグもついていて嬉しかった。一応紹介をしておく。
ついにきた6月!7時現在初代の投稿はまだない。
初代を継ごうとたくさんのハンマー動画が投稿されている。
詳しいことは ハンマー王座決定戦、今月11日開催 という記事に書いてあるのでそれもチェックしよう。
まずは二代目の投稿を紹介。
初代のようにナイト・オブ・ナイツを上手く使いこなしており、
なんといっても動画のクオリティの高さが尋常ではない。
あっさりと毎時ランキング1位をとったこの動画にはなんと嫁が誕生していた。
まさかのネタかぶり、こいつらわざとか! ↑結婚式場
そして3代目、前回の投稿があれだったのでさほど期待していなかった結果がこれだよ!!!
すごく、いいです・・・しかし、なんといきなり引退宣言!なん・・・だと・・・・?
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最終更新:2025/12/08(月) 03:00
最終更新:2025/12/08(月) 02:00
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