没データとは (ボツデータとは) [単語記事]

没データとは、ゲーム等で没になってしまったデータである。

概要

製作段階ではゲームの一要素として組み込まれる予定だったが、何らかの理由で没、お蔵入りになってしまったのが没データである。
本来、製品版にする際にそういったデータは削除されるのだが、ソフト内に残される場合がある。

このような没データにはそのゲームをより一層楽しめるような要素の場合もあるのだが、通常プレイでは決してお目にかかれないようになっており、日の目を見る事は無い。
しかし、バグによって稀に出現、または改造、チートで無理矢理引っ張り出す事が可能である。

没データの種別は大きく二種類に分けられる。
没データと開発データである。

製作段階上でテスト用に使われるデータの事である。
バグの判別や、表示テストなど色々な事に使われる。

上記以外の物が該当する。
ストーリーが途中で変更になったり、開発が間に合わない、CEROに引っ掛かるなどの理由で実装されないものを指す。

代表的な物でmother3の没イベントやスパロボシリーズの没武器などがあげられる。

中にはポケモンDPtのアルセウス出現イベントのように実装はされているのだが、キーとなるアイテムが配信されず、そのまま没になる事もある。^[1]

また、初代ポケモンのミュウはとあるデバッガーがデバッグを終えた製品版に無理やり入れた没データであったが、発売後のバグの発覚で表に出てきて話題になった為、公式でミュウのプレゼントを行った。

ニコニコ動画には前述した通りバグ、または改造、チートで無理矢理没データを出現させる動画が多数存在する。