「相手にとって、不足なしです!」
浜風(はまかぜ)とは、ゲーム『艦隊これくしょん~艦これ~』の登場キャラクター(艦娘)である。
モデルは日本海軍、陽炎型駆逐艦13番艦〈浜風〉。 担当声優は小松真奈、イラストレーターはパセリ。
能力的には他の姉妹とさほど変わらないが、その戦歴(後述)故か対空対潜にやや強みを見せ、初期装備は爆雷、改造後の初期装備は対空機銃と電探と、他の駆逐艦とやや一線を画したものとなっている。
「浜風」以前に実装された(「雪風」「秋雲」を除く)通常の陽炎型と違い、セーラー服を着用。この特徴的なセーラー服は恐らく「雪風」同様のもので、ミッドウェー以降その最期まで「雪風」と同じ駆逐艦の僚艦だったことを示しているのかもしれない。下半身は通常の陽炎型と同じグレーのプリーツスカートだが、彼女のスカートは「浜風」以降に追加された「谷風」「浦風」と共通な1本ライン。
艤装デザインはこれまでに実装された陽炎型とはいずれも異なるものだが、太ももに兵装をバンドで巻き付けるスタイルは雪風以外の陽炎型においては一貫しており、彼女もその例に漏れない。
銀色のショートヘアーで、前髪には“コ”の字状の髪留めを付けている。あとおっぱい。 π/。
髪で右目が隠れた、いわゆる片目の「メカクレ」さんでもある。あとおっぱい。π/ 。
艦娘としては生真面目かつ凛々しいタイプの性格。
水雷戦駆逐艦として建造されたにも関わらず戦術の変化で空母護衛任務ばかりだった史実からか、 夜戦の際は「対空戦だけじゃ、つまらないしね」と意欲を見せる。あと、それだけでもつまらなくないおっぱい。π/。
図鑑でも説明してくれているように、太平洋戦争開戦以来数々の海戦に参加し、シブヤン海海戦で沈みゆく「武蔵」の傍にあったのを皮切りに、レイテ沖海戦で被弾した「金剛」を護衛中に敵潜水艦の雷撃によって喪失、呉に回航される「信濃」を護衛した際も雷撃で失うなど、多くの大型艦の最期を見届けた。そのゆえか、それらの喪失艦の傍にいつつも守りきれなかった悔しさを台詞の端に滲ませることも。九四式爆雷を初期で持ち合わせているのは、上記のように潜水艦の攻撃に幾度も苦汁を嘗めたためか。
「那智」に続きMVP獲得時には「勝って兜のなんとやら」と言ってくれるが、祝杯を上げようとする「那智」と違って浮かれることは全く無く、整備を意識する等、むしろ淡々としている。[1]
2015年2月にはバレンタイン企画として時雨らとともに特殊グラフィックが実装され、クッキーの生地を手にエプロン姿を披露。かわいい。中破しても出来上がったプレゼントの箱は守り抜く姿も実に健気である。
追加実装された陽炎型駆逐艦の宿命とも言える仕様か、入手はボス撃破時のドロップに限られていた。
ただし、ドロップする範囲は2-2に始まり3-3、4-4、5-1~5-4までと広く、比較的難易度の低い海域や、任務達成のためにボスを撃破する必要のある海域でのドロップが確認されている。第5海域でよくドロップしているものの、2-2ボスでもドロップすることから、これまで追加実装された陽炎型駆逐艦の中でもっとも早く出会える可能性がある。 また、2014年春イベント「索敵機、発艦はじめ!」でも多くのドロップが報告されていた。
その後、2014年5月に追加された2-5で道中でもドロップするようになり、入手難度はやや下がった。なかなかに手強い海域ではあるが、勲章と同時に卯月や浦風、大鯨目当てでの周回中に出会えた提督も多いだろう。
しかし、散見される検証結果をみる限りドロップ率は非常に低い模様である。
特に2-2では、空母ヲ級2隻が出現するボス編成にS勝利しないとドロップしないという声がある。
ボス艦隊の編成は全部で3種類あり、そのうちヲ級が出現するのは1パターンのみ。そのためヲ級編成と遭遇する確率は最高でも3分の1、さらにそこからS勝利した上でようやくドロップ抽選があるので、最終的なドロップ率はかなり低いと思われる[2]。
ただ、2-2の敵艦隊構成は複数のデイリー任務(補給艦撃沈関連)消化に都合がよく、マップ構成からも損耗を抑えつつ周回しやすい海域なので、連日無心で出撃し続けている最中に彼女がひょっこり姿を現すなんてことも起こりうる。なかなか邂逅を果たせない提督諸氏も気長に彼女の登場を待ってみよう。
太平洋戦争開戦を半年後に控えた1941年6月に竣工し、呉鎮守府に配備された陽炎型駆逐艦の一隻。
開戦後は同型艦<浦風>、<谷風>、<磯風>とともに第17駆逐隊を編成。南雲機動部隊として知られる第一航空艦隊の下で空母護衛に従事し、真珠湾攻撃からラバウル攻略、ミッドウェー海戦に至るまで随行した。ミッドウェー海戦の最中には撃沈され漂流する<蒼龍>の乗組員たちを救助している。
ミッドウェーの後は第16駆逐隊に転出し<雪風>、<初風>らと僚艦となるも、変わらず南雲機動部隊の護衛を担当。1942年8月から始まった南洋ソロモン諸島を巡る緒戦に身を投じる事となる。一木支隊の輸送やガダルカナル島輸送作戦、南太平洋海戦に参加。11月には一時佐世保へ帰投し修理を行い、同月27日には戦線に復帰した。
1943年2月には逆にガダルカナル島からの撤退作戦に加わり、自らが輸送した一木支隊を収容、撤退し、3月に呉へ帰投。内地で修理と訓練を終えた<浜風>は6月、ラバウルを経由して再びソロモン諸島沖へ出撃し、7月5日のクラ湾夜戦、15日のコロンバンガラ島沖海戦に参加した。8月17日に行われた第一次ベララベラ沖海戦では損傷を受け、呉軍港に戻ってその傷を癒した後、転戦してトラック方面での護衛作戦に従事する事となる。
1944年以降、統合されるような形で第17駆逐隊に戻ってからも第一線に立って活躍を続け、3月にはサイパン・タラカン方面へ向かう船団を護衛、6月にはマリアナ沖海戦、10月にはレイテ沖海戦と激戦に身を置く。レイテ沖海戦ではいままでと一転し、<大和>、<武蔵>を中核とするいわゆる栗田艦隊の第二部隊に随伴した。日米戦の天王山、レイテ沖海戦は日本海軍の完敗に終わり、部隊は<金剛>他を護衛し本土まで撤退。
その後は戦況のさらなる悪化とともに、本土周辺で空母や船団の護衛任務に当たった。
そして1945年、生き残った数少ない駆逐艦の一隻として<雪風>らとともに第二艦隊を編成し「天一号作戦」に参加。4月7日12時45分、坊ノ岬沖海戦にて敵空襲により直撃弾を受け、同48分沈没した。死者100名。
陽炎型駆逐艦(陽炎型姉妹) |
陽炎 - 不知火 - 黒潮 - 親潮 - 早潮 - 夏潮 - 初風 - 雪風 - 天津風 - 時津風 浦風 - 磯風 - 浜風 - 谷風 - 野分 - 嵐 - 萩風 - 舞風 - 秋雲 |
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最終更新:2024/04/19(金) 16:00
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