深淵の者(クル) 単語

クル

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深淵の者クルとは、漫画『ダンダダン』に登場する宇宙人である。

概要

銀河系にある666種ほどの人種のどれにも属さない、銀河系外すなわち外宇宙からやって来た侵略者集団であり、高度な知能を持ち、数多くの星を侵略してきている。ちなみに、「深淵の者」という名称はセルポ星人によって命名されたものであって、彼ら自身が名乗っているわけではない。

見た目はタコのような生物であり、本体は弱々しい軟体生物である。重力耐性も低く、生身の体では長時間まともに活動できず3分の活動が限界である。そのため彼らはビッグママによって作られたスーツ(高度な兵器)を装備している。このスーツは彼らが他の星を侵略するために重要な要素であり、その力は他の宇宙人を圧倒できる物理的な力のみならず、宇宙の法則さえも操ることができるとされている。彼らの技術力は未知のもので、地球の人間にとっては理解を超えたものであり、セルポ星人ですら恐れるほどである。

先行部隊と本隊が組織されており、先行部隊は本隊を送り込むためのエネルギー源を探しに派遣されている。本隊は大規模な宇宙艦隊によって構成されており、そのデザインはSTARWARSのXウィングなど、有名なSF映画作品がモデルになっている。

非常に好戦的かつ残虐な集団であり、様々な惑星を食い尽くしながら移動しており、かつてバモラたちシュメール人の惑星を侵略しようとしていたのもこいつらである。彼らは「転送装置」からワープによって遠い惑星から移動している。
ちなみに、セルポ星人いわく、ピラミッドや古墳などの地球にある巨大な「墓」とされる建築物は転送装置であり、地球外の高度な医療技術をもつ惑星へ転送させるためにミイラを安置しているとのこと。

バモラが転送装置で地球に逃げてきたことがきっかけで地球侵略を開始。セルポ星人から技術と情報をすべて盗むことで日本語も話すことができ、ワープのために必要なエネルギーを手に入れるため、セルポ星人が目をつけていたモモやオカルンたち能力者を狙うようになる。こうしてモモたちと外宇宙の侵略者による地球の命運をかけたダンダダン史上最大級といっていい壮大な戦いが幕を開けるのだった。

元ネタは、ラヴクラフトのクトゥルフ神話に登場する異次元の存在や神々とされている。彼らは人間の理解を超えた存在が数多く描かれており、これらの存在はしばしば異次元から来た、あるいは宇宙の別の領域に存在する超常的な力を持つ神々や生物として登場している。

構成員

先遣隊

ハスター
先遣隊のリーダー格っぽい人型の爬虫類のようなパワードスーツを着用した個体。手で周囲の空間を削り取ることができ、削り取った空間を自身の背中の異次元空間に収納、放出できるうえに削った空間を体の周りに纏うことで防御手段にもなる。
傲慢な性格をしており、座右の銘は「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」。
ちなみに元ネタでは、ハスターは「クトゥルフ」と敵対関係である
タコノカ・ル・パッチョ
防御力に優れた遮光器土偶のようなパワードスーツを着用。ミサイルやビームを駆使し、遠距離攻撃を得意とするが、機動力も高い。電気シールドも展開可能で、接近戦も強い。
座右の銘は「騙される方が悪い」。
タ・コメシ
仮面の女神という土偶のようなパワードスーツを着用。攻撃力が高く、6本のアームヘソに反重力ビーム砲を搭載。1m四方に衝撃波を起こすことも可能。
座右の銘は「謹厳実直」。
スダ・コ
埴輪のようなパワードスーツを着用。飛行能力を有し小型ゆえ機動力が非常に高い。電磁兵器のスナイパーライフルで強力なレーザーを放っていく。
座右の銘は「一日一善」。
タ・コシン・ジョー
メタルギアを思わせる巨大パワードスーツを着用。攻撃力・防御力ともに高く、搭載された様々な重火器で攻撃をする。
座右の銘は「力こそパワー」。
イモータコ
四本足のタコのようなスーツを着用。異次元からの戦闘が可能で、相手の攻撃をすべて無効化しながらの攻撃が可能。
座右の銘は「壁に耳あり障子に目あり」。
タ・コワサ
カメレオンのような見た目のパワードスーツを着用。背中から生やした6本のロボットアームを自在に操り物理攻撃に使える他、捕えた相手のエネルギーを吸い取ることもできる。
座右の銘は「定時退社」。
巨大カマキリのような構成員
カマキリのような外見のパワードスーツを着用。水中ではタガメ型に変形し、戦闘力が100倍に上昇する。
????
映画「ALIEN」に登場するゼノモーフのようなシンプルな外見のパワードスーツを着用。宇宙八極拳の使い手で、ジェットパックを使った高速移動からの接近戦を得意とする。
ここからは重大なネタバレのため閲覧注意

八極拳使いのスーツの中身は全身が傷だらけで左目が義眼の人間の姿をした美女。彼女が生まれた星も深淵の者によって滅ぼされたらしく、“皇帝”を殺すため100年もかけてハスターの右腕にまで登り詰めたとのこと。

 

本隊

ビッグママ
深淵の者たちの特殊スーツや兵器を作っている巨大なナメクジのような姿をした宇宙人。人間を捕食し養分として深淵の者たちのスーツや兵器を生み出している。
スーツの外見は養分になった者の影響を受けるらしく、バモラが来ている怪獣スーツも彼女の同族のシュメール人が崇めていた神様の姿を模したもの。彼らの怨念が篭っている怪獣スーツは非常に性能が高く、希少価値のあるものらしく地球に侵攻してきた深淵の者はこのスーツを盗んで逃げたバモラを捕らえて処刑しようとした。

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最終更新:2025/12/07(日) 12:00

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最終更新:2025/12/07(日) 11:00

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