滅(仮面ライダーゼロワン)とは、特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』の登場人物である。
演:砂川脩弥。
滅と書いて「ほろび」と読む、サイバーテロ組織「滅亡迅雷.net」の主犯格。
飛電インテリジェンスのミスで崩壊したとされるデイブレイクタウンの廃墟に拠点を構えており、水没したアークを復活させるためにマギア作戦を遂行する。監視カメラのような映像で街中を監視し、自我が芽生え始めたヒューマギアを発見すると迅にゼツメライズキーを渡し、目標を暴走させる。どうやらデータを取っているようだが、現時点では仔細不明。いわゆる怪人を生み出す悪役ポジションである。飛電インテリジェンス創業者飛電是之助の死を以って本格的に活動を開始した。AIを妄信し、人類の滅亡を目指している。飛電インテリジェンスの現社長・飛電或人によって滅亡迅雷.netの存在が民衆に公表されているが、作戦に支障は特に生じていないようだ。
迅と違って拳銃を所持していないが、代わりに帯刀している。ちなみにこの刀は星獣戦隊ギンガマンの剣将ブドーの得物を改造したものである。かなりの実力者のようで、A.I.M.S.の研究所に平然と侵入し警備の隊員を全員倒している。
ヒューマギアの迅を造った人物でもあり、家族の事について問う迅に「お前は俺の息子だ」と言って一見大切にしているかのように見える。しかし実際には便利な道具としか思っておらず、自我が芽生え始めた迅を強制的に仮面ライダーへ変身させる事で自我を消去している。また、デイブレイク時の映像記録を宿したヒューマギアを抹殺して口封じするなど、冷酷な一面が窺える。その一方、マギア作戦に支障が出ない範囲であれば迅の進言を受け入れるなど、冷酷一色という訳ではないようだ。戦力増強のため、第7話にてヒューマギアの暗殺ちゃんを独力で製造、新たな駒としている。ゼロワンとの戦闘で敗退し爆散するも、「データがあればいくらでも造れる」という事で次回も再登場している。
彼もまた仮面ライダーに変身できる事が示唆されており、ゼロワンとの対峙は避けられないと思われる。
耳元を隠し続けている事から、「滅もヒューマギアなのでは?」という考察があった。そして第8話にて、その考察が的中。迅ともどもヒューマギアである事が明かされた。
ベルト「滅亡迅雷フォースライザー」とプログライズキーを用いて滅が変身する仮面ライダー。
徒手空拳のみならず、A.I.M.S.から強奪したアタッシュアローも使用する。
「今日こそが革命の日」
「歴史に刻まれるのは… 我々滅亡迅雷.netの勝利だ。」
フォースライザー!
ポイズン!
「変身。」
「うわっ… サソリだ! ハハッ!」
フォースライズ!
スティングスコーピオン!
「あっ、刺された!」
Break Down.
「ハハハッ! かっこいい!」
身長:188.9cm
体重:98.8kg
パンチ力:13.5t
キック力:32.7t
ジャンプ力:ひと跳び15.5m
走力:100mを3.5秒
フォースライザーにスティングスコーピオンプログライズキーをセットして変身する基本形態。
第4話終盤でも一瞬登場していたが、本格的な登場は第8話「ココからが滅びの始まり」。
必殺技は「スティングディストピア」。仮面ライダービルド ラビットタンクハザードフォームの青羽殺しキックを髣髴とさせる喉笛へのキックを放ち、決まると煉獄殲滅の文字が浮かぶ。
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最終更新:2025/12/10(水) 00:00
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