エスティマ!おのれニコ帝!
漢拏のこだま(朝鮮語:한나의 메아리)とは、北朝鮮の朝鮮中央テレビで2003年1月13日から24日まで放送されたテレビドラマである。タイトルの漢拏は済州島の漢拏山(ハルラサン)から由来する。
功勲芸術家であるシン・チョンナムさんが演出、功勲俳優であるムン・ソンチョルさんがナレーションを取り、歌はキム・スンヨン(김승연)さんが担当した。メインテーマ曲は「涙なき国」(눈물없는 나라)。
原作は朝鮮文学創作社のヤン・イソンさんが書いた同名の小説で、2000年に北朝鮮で出版された。
ドラマの作り方あるいは反米政策の一環として何度も再放送されたと思われる。韓国の統一省によると、2015年6月10日から6月23日まで放送された事が確認できる。北朝鮮ドラマの特徴として、すべてのアメリカ人や日本人は北朝鮮の人々が扮したものである。
2017年9月15日からニコニコ生放送で配信されたことをきっかけに、エスティマや菊正宗、修造、渡辺久信、おのれニコ帝など様々な空耳と流行語が生まれることになった。
このドラマは北朝鮮の視点(英語で言えばNKPOV)で済州島4・3事件を扱っているので、一部の描写(米軍が島民を殺害・金日成を讃える表現など)が実際の歴史(最初は南朝鮮労働党が南朝鮮だけの政府創設に抗って蜂起したが、西北青年会などの右翼団体が乱入して島民を殺害したこと)と違うことに注意されたい。
1943年、日本人が経営している会社でストライキを起こした疑いで拘束されていたカン・キュチャンという男が、やっと済州港へ戻ってきた。彼は海が見える島の片隅で寝ようとしたら、崖から身投げしようとしていた女を目撃、彼女の命を救う。彼女の名はコ・チンヒといい、慰安婦として連れて行かれたくないがために彼と偽装結婚をすることになった。おのれ日帝!
1945年、日本が敗戦を迎え、キュチャンは左翼の団体で活動することになり、二人の間に娘も生まれた。一方、キュチャンの隠し子・チンソンも自分の父に出会うことになるが、組織を守るために連れてこないことでひどく恨みを抱いてしまう。おのれニコ帝!
時は流れ1948年、南朝鮮傀儡政府は、南朝鮮だけの単独政府を立てるための5・10選挙を準備するため、済州島で4・3事件を起こし、その鎮圧を口実に米軍が済州島に上陸する。おのれ米帝!果たして彼らの運命はどうなるだろうか……
ロケは主に北朝鮮の黄海南道(ファンヘナムド)安岳郡(アナクン)貝葉里(ペヨムニ)で行われた。
ほかのロケ地は次のとおり。
関連動画のロケ地巡りシリーズを参照すること。
2017年現在、1話から12話までアップされている。
漢拏のこだまに関するニコニコミュニティを紹介してください。
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最終更新:2025/12/07(日) 10:00
最終更新:2025/12/07(日) 10:00
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