無自覚な荒らしとは、動画を荒らしている自覚はないがやっていることは荒らしと変わらない人のことである。
基本的に動画の空気が読めていない、あるいは根本的な認識や常識が間違っていたり、動画の説明文を読んでいないなどが特徴。「面白いから」「周りの為になると思って」「これがネットでの自由」等と思い込み・決め付けて行動するが、実際には迷惑でしかない。
その行動から、「無自覚な荒らし」はいくつかのパターンに分けられる。
自分が思ったこと言いたいことを言うのに頭がいっぱい、そのコメントで周りがどう思うか本当に必要か分からない若年層ユーザーに見られる準荒らし行為。もっぱら「ネットはなんでもあり」「文句言われる筋合いはない」と正当化しがち。
付和雷同とは要するに周りの意見に流されることである。「みんな(面白がって、楽しんで)やっているから」と、集団心理としてそれを良しとする空気の中で発生するためコメント数や人数が増えやすい。
特定の要素において上記の型に則って好きなように発言する者をその要素を冠して「○○厨」と呼ぶ。
特に「○○厨」と蔑称的に呼ばれた場合、その要素そのものやファン全員が「荒らし」などと否定されかねない重大な問題となる。それ故多くのジャンルでは「他の動画に話題を持ち込まない」など了解や住み分けなどの自治を行っている。
要素全体が批判されるのは風評被害であるが、動画が荒れているのは実害であることを間違ってはならない。
中には暴れ回りたいが為にこれらの住み分けをわざと無視して出張荒らしを行う悪質な「厨」も存在する。こうなってしまえば単なる「荒らし」でしかない為、視聴者、運営共に適切な対応が望まれる。
「荒らしはスルー」、「荒らしに反応するのも荒らし」という大正義を冒して相手に構ってしまう者。問題なのは相手が荒らしているつもりのない「無自覚な荒らし」の場合が多く、自身は荒らしという絶対悪を粛清する正義のつもりでやっている「無自覚な荒らし」であって、それを見て反応した誰かが「無自覚な荒らし」をするというループを起こすことだ。
「悪いのはすべて相手、自分は正しい」という誤った考えの為、通常の荒らしよりもたちが悪い。当然口論などを始めれば被害は広がり続け本来のコメントは流れてしまう、もっとも悪質な「無自覚な荒らし」でもある。
「自分の欲求(注意をしたい)さえ満たされればそれでいい」という点では、自己主張型と実は何も変わらない。
上記のほか、「ニコニコ動画」のコメントで発生する頻度は少ないが、ニコニコ大百科などの利用者が自由に編集できるWeb百科事典や、ブログなどにおいてしばしば見られるタイプの「無自覚な荒らし」の類型として「妄想型」が存在するので、参考としてここに記しておく。
妄想型とは、その名の通り、妄想による書き込みを繰り返すタイプの者である。非合理的な確信を軸にした持論を展開するため、他者の反感を買いやすい。
掲示板の書き込みに参加する時点で自己主張が強く、かつその場の空気という概念を持たない者であるケースが多い。他の参加者はスルーするのが最善策とわかっていても、本人が飽きない限り延々と妄想書き込みを続けるため、結局他の者が堪えられずに噛み付いてしまうケースが多く見られる。その際に上述の正義感型を巻き込むことが多いため、一度荒れると場が非常に殺伐としたものとなってしまいがちである。
「/倍速」など統一性や決まりきったコメントにはNGワード登録がオススメである。「/」をNGに登録すれば「/逆再生」など関係するコメントは全て非表示にできる。その他にもよく見るコメントで見たくないものは登録しておくといい。
詳しくは⇒NG推奨ワードの一覧
コメント装飾が目障りならNGコマンドでキャンセルすることもできる。
自己主張型でコメントに統一性が無いものについてはNGユーザー登録を使用しよう。しかしながら一度きりの鉢合わせと考えたときNG登録する労力を考えれば、スルースキルを磨いておくのも悪くはないだろう。
付和雷同型の大量のコメントをすべてNGにするのは困難である。「○○から」といったコメントは動画冒頭に発生するなど予測してその間コメントの表示を消すのも一つの手段である。
間違っても粛清を試みたり、コメントを否定することがないようにしたい。
|
|
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/10(水) 04:00
最終更新:2025/12/10(水) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。