燃えよ美鈴は、あさとしによるMMDドラマシリーズの一つである。
タイトルの元ネタはブルース・リーの傑作『燃えよドラゴン』からであるが、原作に強い関連性はなく知らなくても楽しめる。
中国拳法の達人という設定の紅美鈴を主役に、様々な相手との格闘シーンを織り込みながらストーリーが展開していくMMDドラマシリーズである。実在のカンフー映画レベルのド派手な格闘シーンに加え、細かい所作にまでこだわりぬかれたMMDキャラクターや、カメラカット割りなどの映像演出も含め、高いクオリティの作品群となっており、第4話は76万回再生を記録する(2018年3月現在)など人気のシリーズとなっている。
幻想郷に存在する洋館・紅魔館。館の門番を務める紅美鈴のもとに、藤原妹紅が突然訪ねてくる。妹紅の用件は、「私と勝負してほしい」というものだった。
話を聞くと妹紅は、喧嘩相手の蓬莱山輝夜との殴り合い勝負にボロ負け。3週間の特訓を経て上白沢慧音に紹介してもらい、腕試しとして美鈴に勝負を挑みに来たのであった。一方美鈴は、自分への試合の申し込みが久々だったということもあって申し出を快く受け入れるのであった。
紅魔館の中庭。美鈴は、複数の男と対峙する。攻撃を仕掛けられた美鈴だったが、難なく男たちを返り討ちにする。
妹紅が来てからというもの、何故か幾度となく武術家が訪れ、試合を申し込みに来るという。それを不思議に思った美鈴が館のメイド長の十六夜咲夜に聞くと、館の主であるレミリア・スカーレットが、『文々。新聞』に「紅魔館の門番・紅美鈴に体術勝負で勝利した方には純金製のテレビをプレゼント」という広告を載せていたのであった。
紅魔館のメンバーが博麗神社に行くことになったため、フランドール・スカーレットとともに留守番をすることになった美鈴。フランとかくれんぼで遊ぼうと思った矢先、蓬莱山輝夜と鈴仙・優曇華院・イナバが訪ねてくる。目的は美鈴に体術勝負で挑み、純金製のテレビを手に入れることだった。
純金製テレビの実物を確認し気に入った輝夜は、美鈴に試合を申し込む。イナバから「輝夜と妹紅の実力は五分五分くらい」と聞いていた美鈴は、気楽に勝負を承諾するのだが......。
咲夜に仕事中の居眠りをたしなめられながらも、いつも通り門番を務める美鈴。そんな中、魂魄妖夢が紅魔館を訪れる。どうやら妖夢は早急にお金が必要なようで、純金製のテレビを求めて美鈴に体術試合を申し込む。剣を携えていた妖夢に対してレミリアは体術勝負の心配をするも、妖夢は「この日のために徒手格闘も訓練して来ました!」との気合の入れよう。しかし、パチュリーの「ねえ美鈴、そういえばあなたって武器使えなかったっけ?」という何気ない一言で、武器術勝負が行われることに。
純金製テレビが受け渡された後も、紅魔館には試合を申し込む武術家が後を絶たない。どうやら終了の告知していないのが原因のようだ。しかしながら、「試合に負けなければバレない」ということで、そのままにしているようである。
そんな中、紅魔館に訪れたのは星熊勇儀。体術最強ともいえる鬼の勇儀に対して美鈴が正直に「純金製テレビはもう無い」ということを伝えると、勇儀は「用事の途中に記事を思い出して、ちょっと遊んでやろうと思って紅魔館に寄り道した」とのこと。
勇儀に完膚なきまでに倒され、紅魔館に帰らず自分を鍛え直す旅に出た美鈴。しかし、行くあてもないまま飛び出した結果、空腹で行き倒れてしまう。
美鈴が目を覚ますと、見慣れぬ場所に見慣れぬ人たち。どうやら命蓮寺の人たちに助けてもらったようだ。命蓮寺の主・聖白蓮の申し出により、この場所を修業の場として貸してもらえることに。命蓮寺の村紗水蜜、雲居一輪、寅丸星らとの手合せにより、美鈴は自らを鍛えていく。
鬼との戦闘を想定した白蓮との手合せに、手も足も出なかった美鈴。そんな中、美鈴の修行の指導役としてナズーリンが加わる。
ナズーリンは、鬼との戦闘で大切なのは『ディフェンス』と語る。鬼には一撃で相手を戦闘不能にするほどのパワーがあるため、鬼からの一撃を食らわず相手に打撃を重ねてダメージを与える戦闘スタイルを提案。美鈴は打撃力アップの修業に加え、攻撃回避の修業を重ねていく。
ここでは、燃えよ美鈴の物語中での登場人物設定(二次設定)を扱う。各個人の詳細な一次設定についてはキャラ名のリンク元を参照のこと。
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最終更新:2024/04/20(土) 05:00
最終更新:2024/04/20(土) 05:00
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