片桐大介とは (カタギリダイスケとは) [単語記事]

片桐大介とは、アニメ「遊戯王ZEXALⅡ」の登場人物である。CVは宮野真守。

さあ、ン熱血概要のはじまりだァ！

遊戯王ZEXAL・第76話で登場。
遊馬たちの学園へ特別授業のためにやってきたプロデュエリストで、「エンジョイデュエル」を信条・口癖としている好青年である。顔立ちも整っており、女子からもかなり人気が高い。
またプロだけにデュエルの腕前もかなり高く、鉄男を含むデュエリスト5人と同時にデュエルを展開、攻撃力7800のベンケイを召喚して1ターンファイブキルゥ…を実現してみせたほど。

しかしバリアンの刺客・ギラグに目を付けられ、『RUM－バリアンズ・フォース』のカードで洗脳された結果普段の好青年な彼からは想像もつかないような攻撃的な性格へと変貌、言葉遣いもエンジョイから『ン熱血指導ゥ』『ン熱血指導だァ！』と連呼するようになるなど、中の人の熱演ぶりもあって多くの視聴者に衝撃を与えた。
（この片桐プロの台詞は、「熱血指導（nekketsusidou）」の言葉を発音する際に最初を溜めるように聞こえるため、「ン熱血指導（nnnneketsusidou）」と聞こえる。そのためこのフレーズが定着するのに一役買っている。）
そして意識がバリアン色に染まった片桐プロは、遊馬を探し出すために真月を痛めつける暴挙に出るが（デュエルで）、真月が倒されたところへちょうど遊馬が駆けつけ、遊馬とデュエルとなる。

デュエルでは洗脳された影響か、当初鉄男たちとのデュエルで使用していたデッキとは異なり高レベルの獣戦士族モンスターが中心のデッキに変化している。エースカードは『熱血指導王ジャイアントレーナー』、及び同カードに『RUM－バリアンズ・フォース』を用いたカオスエクシーズ形態『CX熱血指導神アルティメットレーナー』。熱血指導のフレーズに違わず、主力モンスターは体育会系のノリである。
ちなみに効果を発動する際も「ン熱血効果発動ゥ！」と高らかに叫ぶ徹底振り。
しかし遊馬のライフを残り100まで追い詰めるも、『CNo.39 希望皇ホープレイ』でアルティメットレーナーを破壊され、敗北。同時にバリアンの洗脳から解放された。

見ての通り、後に登場するバリアンの手先にされるデュエリスト達と同じで1話限りのゲストキャラクターだったのだが、

遊馬が海老を食っていた事実
ン熱血指導ゥを繰り返した結果、ヘタな台詞以上に視聴者達の記憶や耳に残るフレーズとなった
ほか、同放送回で新登場した新レギュラーキャラである真月零の存在が霞むほどの絶大なインパクト
（視聴者「真月が空気すぎる」「片桐プロのことしか覚えてない」「もうこっちが新キャラでいいじゃん」）
デュエルでテラバイトが久々に登場、しかも小鳥たちから謎の信頼感を寄せられている
真月の発言「もうやめてください！何でもしますから！」

などなど、全編を見渡してもそうそう見当たらないような濃厚な内容の放送回となった。

同じくプロデュエリストだからということなのか、トーマスⅣとは「特定のフレーズを好む」「デュエルになると性格が凶悪に変貌（ただしこちらは洗脳による影響だが）」「中の人ネタにも事欠かない」「顔芸に定評がある」など奇妙な共通項が存在する。

ちなみにCVを担当した宮野真守は、「遊戯王GX」でもアビドス3世の役で登場していたことがある。