王女ご乱心シリーズの登場人物とは、KOI2氏の制作するふたりはプリキュアSplash☆Starを題材としたMAD動画シリーズ「フィーリア王女とふたりはプリキュアSplash☆Star」に出てくる登場人物の一覧である。
概要
タイトルから類推される通りプリキュアシリーズのほぼ全キャラクターが対象となる。ただし、ここへ記述されているのは公式の設定からMAD動画のために脚色がなされている者のみ抜粋して記述する。SS組を除き、プリキュア史順、本編内登場順とする。
SS組
SSのみアニメ版と漫画版の咲、舞、フィーリア王女が出てくるため(王女ご乱心シリーズの物語の項を参照のこと)、区別して記述する。満と薫はアニメ版のみ。
特に区別を付けない場合はアニメ版を指している。
アニメ版
- 日向咲
夕凪中ソフトボール部在籍の中学2年。フィーリア王女に憑依をされたり舞の芸術対象として目をつけられたりと苦労が絶えない。動画内では案外まともな扱い。
何かにつけ絵を描く事に関して異様にアクティブである。咲が起こす騒動の原因はほぼ100%これである。アニメ本編ではキントレスキーの助言で画力はそれなりに向上していた。しかしそれから長い間(曰く放映終了後から一度も筆を執っていない、らしい)絵を描いていなかった事でその画力は想像を超えた物になってしまった。その破壊力はプリキュアを一撃で倒せる程である。スケブテロ。
なお、漫画版の舞にはピンク系プリキュアと浮気をすると思われていたりする。
- 美翔舞
夕凪中美術部在籍の中学2年。咲と同様まともな扱いを受けていると思いきや、咲が絡むと暴走しやすい。特に咲の一糸まとわぬ芸術的な絵を描くことへ執念を燃やしている。それ以外では常識人。
身体的コンプレックス、特に胸の大きさに対するコンプレックスが強く「まな板」「洗濯板」といった言葉に反応しやすい。また「ガンバランスdeダンス」における「胸を張って」の歌詞の所でちょっとはにかんでいるシーンにも思うところがあるらしく、これらを思い起こさせる言動には過剰なまでの反応を示して相手に反撃をすることもしばしば。
無意識に相手を言葉責めにする癖があり、被害が拡大している。咲の描く絵に対してただ一人耐性があり、全て美麗なアニメ画に見える。
- 霧生満
夕凪中の2年(帰宅部)。本編終了後ということもあり善側の思考の持ち主で、他の面々がボケに走るときの突っ込み役になっている。
作詞作曲をしたり何かを発案すると必ず何かしらの作品と被らせるので(というより無自覚なパクリ)、周囲から恐れられている。
生活のため薫と一緒にフリーエージェントとして仕事を請け負っており、クライアントは主にバンダイカーン様や水無月家、ブンビーカンパニーである。臨時パッション。
- 霧生薫
夕凪中美術部在籍の中学2年。本編終了後ということもあり善側の思考の持ち主である。
ただし、他の二次創作物の例に漏れずこの作品でもロリコン扱いであり、みのりの貞操を虎視眈々と狙っている。もちろん小学生プリキュアであるところのキュアミューズにも目を付けており、美術部にある石膏でみのり像とミューズ像を二晩で造ってしまったり、ミューズフィギュアを30体買い込みあまつさえ下からパンツを覗き込もうとしていたり、ミューズのキャラリートを自分で着てにやけていたり、とかなりの重症患者である。臨時ビート。
- フィーリア王女
タイトル通りこのMAD動画の主人公。ドジでいつもよからぬ事を思いついては特にSS組を困らせている。生来のドジっ子性格が災いし、基本的にやることなすこと失敗ばかりしている。
泉の郷の守護精霊であるにもかかわらず管理はかなり杜撰で、あまり泉の郷にはおらず夕凪に顔を出す頻度が高い。どのくらい杜撰かというと世界樹の周りにチラ裏書きかけの小説のプロットや読んだ本を投げ出していたりの体たらく。木がいっぱいあるんだから本棚ぐらい作ればいいのに。
これでもかと言うぐらい性格は腹黒く、騒動の殆どはこの腹黒さとドジで成り立っていると言っても過言ではない。その言動の数々は列挙すると執筆者が死ぬゆえ各自その目で確かめていただきたい。
ただし、時折王女たる所以を感じさせるような善行も行うから侮れない。通り一遍の性悪女ではないところが、みんなから呆れられたり周囲に迷惑をまき散らしたりしててもどこか憎めない人物である理由なのかもしれない。だからこそ、口では不平を言いつつ誰れも王女の周りから去らず、常に人が絶えないのであろう。
他の生物に憑依する能力を持つ。見た目がかなり小さく(引きの画で見ると咲舞の膝丈ぐらいしかない)プリキュア関係者以外の一般人が見たら不審物として通報されることぐらいは自覚しているらしく、大空の樹よりも遠方へ出かける際は誰かに乗り移って行動している。本編では日向家の飼い猫コロネオンリーだったが、このMADでは主に咲舞が被害に遭う。満薫は王女除けのお守りを身につけているので難を逃れている。剥がすと死ぬため満薫への憑依は諦めたようだ。一応それなりの分別は持ち合わせていたらしい。
見た目ちみっこいのはかなり気にしているようで、人から指摘されてもされなくても暴言を吐く。また、足許が見えないロングスカートを履いているかのような風貌のため、地面から生えているようにも見える。その形状から「ダンシングフラワー!」となじられたり、門松と間違われることもあり本人は非常に厭がっている。どういう画になるかは関連静画参照。
なお、本編での出番が結構少なかったことから他の女王、王女系キャラより知名度が低いこともコンプレックスにしている。マイナー呼ばわりするともれなく要らんことをされるので禁句である。「マイナーで役立たずのドジっ子糸目王女」などと思っていても決して口に出してはいけない。そんなことをしたら明日はきっと来ない。
- キャラフェちゃん
登場人物の一人を除く誰からも一目置かれる万能玩具。機能を増やし続けているのは一番酷使しているフィーリア王女である。増やされている機能の一部は物語の項を参考にされたし。
この物語におけて一番常識的かつ良識的な物の考え方が出来る人物であり、全員が暴走するときの歯止め役でもある。ただし、自分のCV話が噛むと企みに乗ってしまう弱い一面も持ち合わせている。
電話として機能する際、喩えそれが初めての相手であっても聞いただけでどの関係者か一発で分かる着信音が鳴る。 万能すぎる。
- ミズシタターレ、キントレスキー
本編で消滅させられる今際の際にお互い愛の告白を行っていたことからも自明で、あっちの世界にてめでたく夫婦になっている。NS2のラスボスオーディンションに召喚されたものの参加せず、あまり見ることの出来なかった緑の郷の観光に勤しんでいた。
この際フィーリア王女に頼み込んで緑の郷に留まろうとする。王女は「続編の制作にトレーナーとして協力する」事を条件にして二人を復活させた。
その後は夫婦で弁当屋「水金弁当」を営んでおり非常に評判がいいらしい。ミズシタターレ曰く「スタミナ弁当がオススメ」とのこと。多分一発で筋骨隆々になって24時間戦えるぐらいの精がつくと思われる。
- 日向みのり
夕凪小学校の2年生。自分の姉がプリキュアであることを何故か知っている。ついでに放映後のプリキュア達が特に何もせず暮らしていることを痛烈に批判したりもする。
小学生プリキュアのキュアミューズが現れたためにSS第二期における追加戦士のターゲットとしてフィーリア王女から狙われていたり、ロリコンの薫からも貞操を狙われていたりと案外不憫な子。「このご時世、(私がプリキュアになるための)余っている妖精なんかいるんですか」と辛辣な言葉を吐いたりもするので 、アコ同様おませさんなのかもしれない。
- 篠原先生
夕凪中ソフトボール部顧問で、咲舞満薫の担任。咲舞がプリキュアであることを何となく知っており、これを利用してソフトボールの試合で勝とうとしたりする。
何気にキュアケットの存在をSS組に教えたのはこの人。毎回コスプレで参加しているとのこと。
漫画版
- 日向咲
所属、年齢は一緒。ただし扱いが若干異なる。
アニメ版では舞への態度はややどっちつかずの友達以上恋人未満だったのに対し、漫画版はかなりガチ百合に近い。そのため、アニメ版咲が頑なに拒んでいる芸術絵画のモデルの要求に対しても即時に快諾する。しかも「どういう状態の自分が描かれるか」を知ってての返事である。咲舞恐るべし。
絵の腕前はドングリの背比べのようだが、相手に対する攻撃性が違う。アニメ版は即効性で爆発的なのに対し、漫画版は遅効性で脱力的である。
- 美翔舞
所属、年齢は一緒。
アニメ版との一番の差違はガチを隠しているか隠していないかである。
アニメ版舞は比較的心の奥に隠しているのに対し、漫画版は隠す努力すらしない。そのため非常にストレートに咲への想いをぶつけている。当然の如く漫画版咲はそれを自然に受け入れているが、アニメ版咲は常識人のため受け入れることが出来ない。この見解の相違が騒動を巻き起こす根源となっている。
よって漫画版舞が引き起こす騒動は咲絡み、特にオールスターズで仲良くなった他プリキュアとの関係を問い質すものが多い。
ガチの人物を嗅ぎ分ける能力がある。自身は1億8000万ガチパワー(ガチ百合度を表す単位、六花による計測値)。
- フィーリア王女
アニメ版と違い品格と威厳に溢れる人物。伝説の戦士プリキュアだけに秩序の維持を委ねようとせず、常に己を磨き決戦に向けて日々努力をしている。鍛錬に力を入れすぎた結果、気合いだけでゴーヤーンが裸足で逃げ出すぐらいになった。漫画版咲舞に対して門限午後3時、就寝午後8時厳守を厳命するほど厳格な思考の持ち主。今時絶滅危惧種である。
- ゴーヤーン
続刊が未刊行であるため、こちらのゴーヤーンは最終決戦前の形態である。従って太陽の泉の在処を知らないし、泉の郷と絶賛交戦中である。よってこのことが原因で騒動を引き起こす。アニメと漫画の世界を行き来できることから、どちらのフィーリア王女からも太陽の泉の在処を聞き出そうとしたり、その目的のためにアニメ版王女らが画策する続編制作の目論見を潰そうとかかる。そして返り討ちに遭う。
本編でもここでも酷い目に遭わされているアニメ版SS組からはまともに名前すら呼んでもらえず「ゴ」呼ばわりされている。本人には全く心当たりがないらしい。今度アニメ版の世界へ行った時にキャラフェちゃんでラスボス4と会話すれば理解できると思う。
夕凪浜の綺麗さに惚れ込んでおり、太陽の泉を滅ぼし全ての郷を静寂にした暁には別荘を建てようと思っているそうな。そのため日々ゴミ拾いをして綺麗に保っている。多分その夢は一生叶わない。
その意味のない努力は実ってるのかどうか何とも言えないが、空き缶拾いの報酬を貯金してアニメのDVD-BOXを手に入れたらしい。何をどう突っ込んで良いのかよく分からない悪役である。
初代組
始祖にして原点のはずであるが、意外と出番は少ない。少ないものの印象は強烈であり、咲舞はパワーアップのためのかわいがり猛特訓が大変苛酷だったためかなぎほのに微妙なトラウマを覚えているようである。
5組
フレッシュ組
ハートキャッチ組
スイート組
NS(?)組
- 坂上あゆみ
声の魔術師。言霊を放つ音撃兵器。
ASNSに登場したヒロイン。本編では「少し内気などこにでもいる少女だったけれども、プリキュアもみんなも友達なんだという強いメッセージと共に、一回り成長した」という設定であった。
ところが、このMADでは成長が行きすぎた彼女を見ることが出来る。元々彼女の変身した姿「キュアエコー」は他のプリキュアと違い徒手空拳を使うのではなく、言葉の力で相手を鎮めるというのがファイティングスタイルである。この事からも分かるように、あゆみの言葉には言霊が宿っている。本人は無自覚であったが、何の因果かSS組がこの力を再び開花させてしまった。残念なことに最初の被害者も自分たちだったが。
この日から彼女の孤独な戦いが始まった。プリキュア達と「永遠のともだち」を誓い合っただけでは何か物足りなさを感じていたのか、友達以上の「強敵(とも)」となるべく各地を転々としプリキュア一人一人へお礼参り対話を申し込む。対話を通じてあゆみと強敵(とも)になったプリキュアは、他の仲間にも同じ目に遭わせる強敵(とも)だちになれるよう積極的に協力をしてくれた。長期間にわたる対話の末、あゆみにはドキドキ組を除く28人のプリキュアが強敵(とも)となった。
彼女の対話にはビームライフルのような効果音がつけられている。音からして一点収束に射貫くようなイメージがあるものの、そもそも音であるからして無指向性なので当人が狙いを定めた対話の相手以外にも牙を剥くことがある。そのことで返り討ちに遭うこともたまにある。
さらに、強敵(とも)との闘いの中で「自らの言葉には力が宿っている」と本当に認識してしまった。知って後の彼女はこの能力を最大限に活かした闘いを繰り広げていき、相手に応じて対話の言葉すら選ぶようになっていく。より強力に、より破壊力が増した彼女の対話の前では最終決戦越えした伝説の戦士プリキュアですら敵うことはままならなかった。強敵(とも)の助けを借りながらも対プリキュア28戦無敗という戦績がこれを物語っている。
だが、この闘いは彼女の精神を知らず知らずのうちに蝕んでいた。ドキドキ組を除くプリキュア28人と強敵(とも)となって充足した彼女が、その対話の力を使う必要はもうないはずだった。しかし、何かしらと言葉を交えなくては生きていけない身体になっていた。初めのうちは空虚に向かって言葉を叫び気を静めていたが、ため込んでいた対話エネルギーはついに暴発。誰彼構わず見境なしに攻撃してしまう音撃の戦士となる。ここに目を付けない者があろうはずもなく、最近その存在を知られるようになった四葉財閥やNS2での扱いから危機感を持ったプリキュアたちが次作(がきっとあるであろう)オールスターズNS3に向けて彼女を利用しようと近づきつつある。彼女に安息の日々はいつか訪れるのであろうか。
ふと何となく、あゆみは二次創作でもかなり人気もあるわけだから、是非モブではない姿で本編に再登場して欲しいと執筆者は思う。実は見逃していたのだが、NS2にてパンパカパンの前を談笑しながら歩くあゆみの姿があったそうである。ひょっとして本部にもこの動画のファンがいたりするのだろうか。
スマイル組
プリキュアの面々はさして登場しないのだが、SS組が何かをやらかすと被害に遭いやすいためか露骨に疎んでいる。過去にBD1巻の最後がSS二期の予告に差し替えられたり、ウルフルンとの戦闘中にダークレットが乱入してハッピーがノックダウンさせられるなど碌な目に遭っていない。当然の態度と言える。
ドキドキ組
シリーズ内ユニット
いくつかの登場人物はシリーズ内でユニットを組んでいる。この項目ではそれらについて解説する。
No!ラスボス4 GOGO
肉体責めも言葉責めも好物にしている、どこにどう出しても変態としか呼べない集団。しかしながら友情に篤く仲間思いであり、全員の結束は非常に固い。例えば、NS2ラスボスオーディションの際に諸般の事情からジャアクキングはオーディションを途中で辞退してしまう。合格の暁には永久復活権も得られると分かっていながら「ラスボス3は語呂が悪い」「やはり4でないと」と敢えて全員で辞退して足並みを揃えた。
やはり腐っても鯛、一度は組織の長を張っていただけあってそれなりに人格はよく出来ているらしい。
ただし結束の固さは別のところで活かされてしまう例もある。
先だって本部から発せられたSS組ゲリラ第二期制裁の命を受け、これを逆手に取った行動に出る。そう、「僕たちが制裁をしに来たので迎撃のためしばき回して下さい」というものであった。わざわざ「激闘の末負けました」と言い訳まで準備済み。こちらも成功報酬として永久復活権がつけられていたのだが、それを失ってでもプリキュア達からフルボッコされたかったようである。こちらの世界で復活を遂げたいはずなのに誰れも異を唱えずこの案で行動しているわけだから、やはり結束は固いと言えよう。
大変残念なことに、この変態と直接物理的に対峙するのは相当厭だったようで、咲舞は最後まで闘いを拒み変身すらしなかった。よって誰れからもしばき回されることなく、ミッションも成功せずあっちの世界へ帰るだけになってしまった。
クイーンズスクエア
クイーンズ会議と称したマージャン大会をするために集まった面子。世界の平和を愛する心優しき人たち。
きっかけさえあればプリキュア達に起こる出来事で賭け事を行っている。マージャンの掛け金も「次回オールスターズにおける各組の出演時間の長さ」だったりと酷い有様。
クイーンズスクエアを名乗りだしたのはNS2ラスボスオーディションの時。本部から強制参加を言い渡され不承不承で出場し落選を企む。が、「復活するする詐欺のロイヤルクイーンこそがラスボスに相応しい」などと突拍子も無い論拠で自分たちがラスボスにどれだけ似つかわしくないかを説こうとしたり、「もしラスボスだったらどんな悪事を働くか」の問いに対して、どう考えても小さいお友達が失禁するどころかR-18指定さえ受けかねない悪行の数々を並べ立てる始末。結果「プリキュアじゃ勝てない」という理由で落選はした。
以降、真のラスボスはこちらなのではないか、と密かに囁かれているとかいないとか。
臨時プリキュア
咲舞しかいない場面で花鳥風月砲を放ちたいがために、人事権を持つフィーリア王女が勝手に増やしたプリキュア。過去にかれんが「臨時ブライト」増子が「臨時ウィンディ」に任命された。つい最近かなえも臨時ブライトに任命される。よって現在の構成は花鳥風月風月月というカオスな状況にある。かれんはそもそもキュアアクアなのだが、「面白いから」の一言で臨時プリキュア職を解く気はフィーリア王女にない。
それと、寝返り美人局(びじんきょく)の項にある臨時キュアパッションと臨時キュアビートは満薫の自称であるのと、SSには出てこないため含めない。
臨時であろうとれっきとしたプリキュアであるから、もちろんあゆみの対話の対象である。山下公園にてきっちり対話を受けていたが、「DXでライトを振ってプリキュアを応援するべきなのに、撮影に夢中になっていた」「ブロッサムがおしりパンチを封印せざるを得ない理由を作った張本人である」ことからかなり厳しい対話だったらしく、画がなかった。
ちなみに、かれんブライトと増子ウィンディは予想図をpixivで描いた人物がいる。「フィーリア王女」でタグ検索をすると出てくる。
キュアブ
名前の一部に「ブ」が含まれるプリキュアチーム。ブラック家族とかそういうものの類い。
元々はフィーリア王女以下、心の大樹、フローラらがオールスターズDX3で自陣のプリキュアたちのうち、より目立った活躍をさせたくて勝手に分類したものである。構成は以下の通り。
5組には一人もいないはずなのだが、フローラが「貴女たちはプリキュア5(ファイブ)だから全員該当です」と宣ったことをフィーリア王女は聞きつけ、自分で最初に言い出しておきながら心の大樹と共に計画を潰してしまう。それと、ラブがアリならブッキーも入っていて当然な気はするがハブられている。
以降「ブ」のつくプリキュアは登場していないが、事と次第によっては増えるかもしれない。
寝返り美人局(びじんきょく)
オールスターズNS2ラスボスオーディションの時に結成されたユニット。満薫せつなエレンの、敵側から改心してプリキュアの協力者もしくはプリキュアそのものになった人物で構成されている。
「また悪の心に染まったせつなとエレンを再改心させる」というシナリオでオーディションに挑むも、ラブと響の猛烈な反対に遭う。しかし「改心させるのに、 ラブとせつながまた濃厚なタイマンを今度は5分ぐらいやってみたらどうかしら」と満に唆され、「響ちゃんもそれをやればいいと思うわ」と薫にも唆される。フィーリア王女の「じゃあ満と薫の出番はどこに?」という至極当然な疑問に対して「パッションとビートに空きが出るから私たちは臨時プリキュアです」と言い切り、既に衣装まで用意していた。この二人は違う意味で寝返ることにしたらしい。
が、当たり前というか何というかバンダイカーン様からは却下された。
とはいえ、せつなとエレンはNS2の主題を伝えるためのキーパーソンとして重要な役割をもらえたわけだから、ある意味勝ち組である。
ちなみに、この臨時キュアパッションと臨時キュアビートの予想図も実際にpixivで描いた人がいる。(臨時ブライトとウィンディを描いたのとは別の絵師)
メルヘンプリキュア
本編最終回後に結成されたメルヘンランドを護る新たな戦士たち。本部非公認プリキュア。ウルルンがキュアウルフィ、オニニンがキュアオーガ、マジョリンがキュアウィッチにそれぞれ変身する。
発端は、ジョーカーの口車に乗せられていたとはいえ、メルヘンランドや人間界で数々の悪行を繰り返してきたことを悔いていたため。意気消沈していた三人をみゆきが何とかしようとフィーリア王女へ相談し、クイーンズスクエア以下全シリーズの首長クラスから推挙を受けて誕生した。変身アイテムはスマイルパクト、掛け声は「プリキュア!メルヘンチャージ!」。どこかで聞いたことあるかもしれないが目を瞑ろう。それと新規の画はないので、見た目がウルフルンとアカオーニとマジョリーナに似ていることも気にしてはいけない。
さすがというか何というか、おとぎ話の国の住人なので設定にやたらとこだわる。どうも、三人揃わないと変身できないという設定にしたらしく、この縛りのせいで逆に変身できなかったりするという何だか本末転倒の微笑ましい事態も引き起こしている。
何気に「何かのために戦う心があれば、それはもうプリキュアなのです」というフィーリア王女の言葉は、プリキュアシリーズを端的に表した命題の一つとも言える至言であろう。もしかして:きれいな王女
DXボス
特筆して個別のキャラ付けはあまりなされていないが、復活してプリキュアと戯れたい(というよりしばかれたい)というのはラスボス4と同じであり、やはりこちらも変態である。しかもラスボス4は自分たちが対峙した単体のプリキュアとしか相手できなかったのに対し、オールスターズではその時点における最大数のプリキュアから攻撃が受けられたというところを自慢していて、ラスボス4を歯噛みさせている。
反対にDXボスは、ラスボス4がキャラフェちゃんを通じてこちらの世界と繋がりがあること、特にプリキュアと仲良くしているのがとても気に食わない。追い打ちを掛けるようにラスボス4は、過去に「フルCGの美麗プリキュアオールスターズ絵が表紙」「こまち・著、舞・挿絵の短編小説」「えりか制作の服を着ているmktnピンナップ」「かれんと響の演奏で歌う、うららの『ツインテールの魔法』シングルCD」も含んだ超豪華プリキュア・ラスボス4・メビウス合同という、こちらの世界で売ってもプレミアがどのくらい乗るか査定不能なドリームタッグ本をプリケットで頒布したことがある。前述の通りラスボス4の本はキュアケットのSS組スペースで委託販売もされているため、DXボスとしては悔しくて仕方ないようだ。
関連動画
王女ご乱心シリーズをタグ検索されたし。
関連項目