生徒会役員共

生徒会役員共とは、氏家ト全による4コマ漫画、及びそれを原作にしたテレビアニメである。

概要

『マガジンSPECIAL』（講談社）で2007年6月号～2008年7月号まで連載されたのち、『週刊少年マガジン』（講談社）に移籍し同年34号より連載中。同誌2010年22・23合併号にて、テレビアニメ化が発表された。

少子化の影響で、女子高から共学となった私立桜才学園高等部が舞台で、ひょんなことから生徒会副会長に任命された津田タカトシを中心に起こる学園生活を描く。作者の過去作同様、下・エロネタがメインの4コマギャグ漫画である。

主な登場人物

生徒会役員

津田 タカトシ （声 - 浅沼晋太郎）

桜才学園生徒会副会長。1年→2年。ツッコミ担当。ひょんなことから、半ば強制的に生徒会に入会させられ、次期生徒会長として奮闘中。

「交通の便がいいから」という理由で桜才学園に入学した。周囲の変人達に振り回される日々を送っており、次々繰り出されるエロネタをツッコミ続けている。そのため、時にツッコミ疲れで体調を崩したり、ツッコミを放棄することもある。

ライトなM体質で、コトミ曰く「左より右の乳首の方が感度がいい」。成績は平凡だが、意外にも文才があり、執筆したエッセイを読んだ生徒が一人残らず感涙にむせんだほど。爪を噛む癖がある。

天草 シノ （声 - 日笠陽子）

桜才学園生徒会会長。2年→3年。才色兼備で運動神経もよく、礼儀作法も完璧、家事もこなせるという完璧人間。加えて面倒見も良いため、生徒からの人望は厚く、支持率は98%を誇る（ただし、主な理由は「自分じゃなきゃ誰でもいい」）。特に女子からの人気が高く、ファンクラブも存在する。

一方、高所恐怖症であるほか、PC関係に非常に疎い。また、イベント前夜は興奮のあまり寝付けなかったり、プール開き前日にてるてる坊主を吊るすなど、子供らしい一面もある。

スレンダーな体型だが、反面貧乳であることにコンプレックスを抱いており、無人の生徒会室で密かに胸を揉んでいたりする。髪型は常にストレートで、左右で髪が跳ねている。ストレートだと裸のとき髪が乳首に擦れて気持ちいいらしい。

演壇の裏でスカートを捲る背徳露出プレイを企てようしたり、演説中に生徒からの視線を浴びて興奮するなど、M気質が強い。耳が性感帯で、生理用品はナプキン派。

七条 アリア （声 - 佐藤聡美）

桜才学園生徒会書記。2年→3年。おっとりした温和な性格で、やや天然の気があり、自宅にいる感覚で行動することがある。茶道、華道、書道など多数の稽古をこなし、考査でもシノに次ぐ点数を取る秀才。シノが妬む巨乳の持ち主だが、その分肩こりなどに悩まされることも多い。

実家は裕福で、門をくぐってから迷うほど敷地が広く、敷地内で花火大会が催せるほど。また、屋敷には自動ドアやエスカレーターが完備され、専属のメイドもいる。一方、食べ物は庶民的な物を好み、中でもカップ麺は「めったに食べられないごちそう」である。

「便器に『肉』と落書きした」「アナルセックスしたらお尻から子供が生まれると思ってた」など、末恐ろしい子供時代を経ており、シノ以上に過激なエロネタ発言をかます。貞操帯を着用しているが、度々ノーパンの姿も目撃されている。アナルフェチで、生理用品はタンポン派。

萩村 スズ （声 - 矢作紗友里）

桜才学園生徒会会計。1年→2年。IQ180の帰国子女で、10桁の暗算は朝飯前、英語、イタリア語、スペイン語など5ヶ国語を話せる頭脳の持ち主。身長は140cm未満で、タカトシの腰ほどの背丈しかないため、コマから見切れることもしばしば（その際、「この辺にスズ」「スズヘッド」などとコマ外に注釈される）。

夜9時に眠くなったり、昼寝をしないと体がもたないなど、小学生のような体質の持ち主。低身長がコンプレックスで、子供扱いされることを嫌って尊大な態度を取っている。反面、身長が伸びたり、後輩から「萩村先輩」と呼ばれると非常に喜ぶ。その身長へのこだわりから、物の誤差をmm単位で判別できる。

生徒会の中では数少ない常識人であり、シノやアリアのようにエロネタに走ることはない。愛犬のボア（♂）を幼い頃から飼っており、家族の一員として溺愛している。

その他

津田 コトミ （声 - 下田麻美）

タカトシの妹。中学3年→高校1年。当初は中学生だったが、タカトシらの進級に合わせて桜才学園に入学した。受験した理由はタカトシと同じく「家から近いから」。

幼少の頃からエロネタの知識が豊富で、タカトシのツッコミは彼女によって鍛えられている。自堕落な性格で、勉強嫌い。胸は割と大きく、生理用品はタンポン派。

横島 ナルコ （声 - 小林ゆう）

桜才学園生徒会顧問。25歳。桜才学園のOGであり、学園ドラマの影響と、エロ妄想が得意という適性から教師になった。責任感や人望がまるで無く、生徒会の顧問を務めているのも、「役員が優秀なため、誰でもいい」から。

年下好きで、タカトシを密かに狙っているほか、NTRにも興味がある。妹は既婚で、エロネタに過敏に反応する小1の甥がいる。体調を崩すと常識人になる。酒癖が悪い。

三葉 ムツミ （声 - 小見川千明）

桜才学園柔道部部長。1年→2年。将来の夢は「お嫁さん」という極めてピュアな性格。ピュア過ぎるが故に、シノ達のエロボケを理解できなかったり、真に受けてしまうことも多い。

大の格闘技好きで、柔道2段の実力者。柔道部を創設した張本人で、1年時から部長を務めている。体重は48kg以下で痩せ型だが、昼食は5人前をたいらげるほどの大食漢である。

畑 ランコ （声 - 新井里美）

桜才学園新聞部部長。2年→3年。常に無表情で、シノやアリアのエロボケにも平気で乗っかってくる。脚色やコラージュを得意とし、「記事にするまで情報は洩らさない」が信条。

常にカメラを持ち歩いており、本人曰く「カメラは身体の一部、具体的には性器」。時には張り込みもするなど、並々ならぬスクープへの執念を持つ。シノとタカトシの相合傘を隠し撮りするなど、腕は確かである。

五十嵐 カエデ （声 - 加藤英美里）

桜才学園風紀委員長。2年→3年。生真面目な性格で、成績優秀。校内の見回りを日課としている。

小学生時代、「男」という字を練習していた際に「欲求不満？」と言われたことから、極度の男性恐怖症である。そのため、男子に渡し物をする際には釣竿を使用し、横断歩道の対岸ほどの距離がないとまともに会話もできない。校内の見回りも男子がいるフロアは無視している。男性恐怖症とは無関係だが、キノコが嫌い。

出島 サヤカ （声 - 田村睦心）

七条家専属のメイド。アリアに性的な好意を寄せている。メイドの以前は肛門の開発をしたり、M男の尻をハイヒールで蹴飛ばす仕事をしていた。

家事全般をこなし、特に掃除は陰毛一つ残さない腕前。一方、洗うのが勿体無いという理由で洗濯は苦手である。ゴールド免許の所持者でもあり、運転手として活躍することもある。ただし、生身と勝手が違うため、バックは苦手。

テレビアニメ

2010年7月より、チバテレビ他独立UHF局にて放送予定。全13話。

スタッフ

• 原作 - 氏家ト全
• 監督 - 金澤洪充
• シリーズ構成 - 中村誠
• キャラクターデザイン・総作画監督 - 古田誠
• 美術監督 - 野村正信
• 色彩設定 - 小松さくら
• 音響監督 - 髙橋秀雄
• 音響制作 - ドリームフォース
• 音楽 - 森悠也
• 音楽制作 - スターチャイルドレコード
• アニメーション制作 - GoHands
• 製作 - 桜才学園生徒会室

主題歌

• オープニングテーマ
  • 「大和撫子エデュケイション」 / 歌 - トリプルブッキング
• エンディングテーマ
  • 「蒼い春」 / 歌 - angela

放送局

放送局	放送期間	放送日時
tvk	2010/07/03 ～	土曜 24:30～25:00
チバテレビ	2010/07/04 ～	日曜 23:30～24:00
テレ玉	2010/07/04 ～	日曜 25:00～25:30
サンテレビ	2010/07/05 ～	月曜 24:00～24:30
KBS京都	2010/07/05 ～	月曜 25:00～25:30
TOKYO MX	2010/07/05 ～	月曜 25:30～26:00
テレビ愛知	2010/07/06 ～	火曜 25:28～25:58

関連動画

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関連項目

• 漫画作品一覧
• 週刊少年マガジン
• 4コママンガ
• 妹は思春期
• 下ネタ

関連リンク

• 週刊少年マガジン｜生徒会役員共｜作品紹介 - 第1話の試し読みが可能。
• StarChild:生徒会役員共 - テレビアニメ公式サイト。