甲種勲章 単語


ニコニコ動画で甲種勲章の動画を見に行く

コウシュクンショウ

4.4千文字の記事
これはリビジョン 2373252 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

甲種勲章とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に存在する、勲章アイテムの一種である。

概要

ExtraOperation海域のクリアで貰えて各種資材や改装設計図に交換できる「勲章」とは別に、季節ごとに行われる期間限定海域を最高難易度「甲」でクリアすることでのみ取得できる特別な勲章。

甲種勲章を所持していると、ランキング画面や演習画面の時に自分の名前の横に甲種勲章を所持しているマークが表示される。複数個所持している提督の場合は横に所持している数を表す数字もつく。
2016年6月現在、甲種勲章の所持数は最大で6つなので、甲6が最高値となる。

現在までは、甲種勲章の獲得条件は「最終海域の難易度選択が甲である事」のみであり、それまでの海域の難易度は一切問われない。全海域を甲で制覇しても、甲で挑んだ海域が最終海域1つだけであっても同様に取得可能。

ちなみに通常の勲章と同じくアイテム扱いであり、「使う」事が可能。
ただし使い道は資材(燃料1万・開発資材10・改修資材10・家具箱大10)に交換することのみで、それ以外の特別な使い道は何も無い。また、先述の甲種勲章所持マークの数字は実際にアイテムとして持っている数を参照するので、使って消費すると数字も減る。全て使ってしまうと甲種勲章マーク自体が消える。

甲種勲章を手に入れるハードルは非常に高く、着任直後の初イベントでいきなり甲に挑戦!などと言ってもまず間違いなく無理。着任直後からあらゆる情報を詰め込み、攻略法を研究する超やる気勢でもない限り、最低でも半年は見た方が良いだろう。
イベントの規模によってはランカークラスの熟練提督でもクリアしきれない事もある。母港拡張による戦力の充実、ジュウコン、ネジ購入などの課金要素も必要になるかも知れない。

今までの甲種勲章

2015冬

「迎撃!トラック泊地強襲」
最初に難易度選択システムが実装されたイベントであり、最初の甲種勲章がもたらされたイベント。

トリプルダイソンと言えばここを指す。
難易度甲の最終海域のボス最終形態では、旗艦・戦艦水鬼を戦艦棲姫2隻が守るという凄まじい要塞。
その下も新型艦載機を搭載した空母ヲ級flagship、重巡ネ級eleteなどが固め隙が無い。
その凄まじい難度に途中で折れて難易度を変更した提督も多かったようである。

ちなみに、甲難易度のトリプルダイソンと凌ぎを削るレベルの提督の艦隊が丙に変更した場合、特に深く考えて無くてもだいたい蹴散らせてしまうほどにボスの強さの差がある。

2015春

「発令!第十一号作戦」
難易度変更システムが実装されて2回目のイベント。
今回より各海域において、クリア難易度に応じて次の海域で選択できる難易度に制限がかかるようになった。
丙を選択してクリアした場合、次の海域は2段階上げての甲を選択できなくなる。つまり、最終海域(このイベントではE6)で甲を選択する場合、E5は乙または甲でクリアする必要がある。

ボスは再び戦艦水鬼。
今回は最終形態でも駆逐が混じっていたりするなどトリプルダイソンと比べると見劣りし、実際総合的な難易度では15冬には劣るとする意見が多かったが、随伴艦の空母がなんと「空母棲姫」。こいつ単体でこちらの空母2人分くらいの制空力を誇り、それでいて火力は戦艦に全く劣っていない。ある意味戦艦棲姫よりも嫌がられる強敵である。

2015夏

「反撃!第二次SN作戦」
全7海域という長丁場のイベント。
途中には過去の難海域のリメイク版も登場している。

最終ボスは防空棲姫。
駆逐艦にあるまじき、と言うか全ての深海棲艦の中でも群を抜くほどのとんでもない装甲を誇り、考えられる最高の火力をぶつけても幸運に恵まれなければ手傷を負わせることすら難しい。
もちろん正攻法でクリアしろと言う海域ではなく、装甲破砕ギミックが仕込まれており、特定ポイントの敵艦隊を殲滅する事でその回数に応じてボスの装甲が弱体化する。

ちなみに今回のイベントは後半海域はイベント開始直後は解禁されておらず、ワンテンポおいてからの解放だった。加えて上述のギミックの存在が当初は伏せられており、後半海域解放から数時間経って運営Twitterで存在が仄めかされたのだが、それまでの間にごり押しでパーフェクト防空棲姫を殴り倒してクリアしてしまったツワモノが存在する。
全ての鯖の合計でたった7人だったこの廃人ツワモノは運営をして「ビッグセブン」と称えられた(艦これ用語辞典参照)

2015秋

「突入!海上輸送作戦」
イベント名の通り輸送作戦に比重が置かれたマップ構成で、水雷戦隊など駆逐艦を中心とした艦隊を多く使うイベント。

最終ボスは駆逐水鬼。
1つ前の海域はともかく最終海域は特別なギミックも無く、理不尽な硬さでもない。
加えて随伴艦は(最終形態では)全て駆逐艦になるなど、ボス艦隊の強さだけでは歴代でも最低クラスである。
しかしこの海域は水雷戦隊+αでのみ出撃可能という、難易度選択システムが実装されてからは初めて最終海域に出撃制限がかかるマップとなっており、こちらも満足な戦力を送る事ができない。水雷戦隊なので資源の消費は少ないが、十分な錬度の駆逐艦および軽巡の用意が無い場合、バケツや支援艦隊による負担は大きい。

また、海域に初めて進入した時点では敵戦力ゲージではなく輸送物資ゲージが表示され、一定以上のドラム缶や大発動艇などを積み込んだ編成で資材マスを通り、ボスにA勝利以上すると運んだ資材の量だけゲージが減らせる。
この輸送物資ゲージ(このゲージ破壊にはボス旗艦撃沈は必要ではない)を0にしてようやく、いつもの敵戦力ゲージが出現するという2段構え。戦力ゲージは最後のトドメにボス旗艦撃沈は必要である。

2016冬

「出撃!礼号作戦」
全3海域(E3は2段階だがそれを加味しても実質4海域)のやや小規模なイベント。
連合艦隊は最終海域であるE3のみである。

前半部分は駆逐棲姫がボスを務める。
ただし輸送ゲージである都合上、物資を運んでA勝利以上ができればゲージを削る事ができ、そしてゲージ破壊の際にもボス旗艦撃沈は必須ではない。

最終ボスは重巡棲姫。
前半の輸送ゲージエリアを輸送護衛部隊で制覇すると、水上打撃部隊または空母機動部隊の連合艦隊を編成して後半部分に挑む。編成によってルートではなくスタート地点自体が変わるというシステムがある。
重巡棲姫自体はHP350と姫クラスとしては並以下ではあるが、装甲が難易度によって露骨に変わり、甲作戦だと前哨戦の段階でもう既に戦艦水鬼に匹敵する装甲を持つ。
しかも随伴艦に戦艦棲姫×2、空母棲姫×1というまさかの姫4体編成という、初見では目を疑うこと間違いなしのとんでもない陣容。丙だと最終形態で戦艦棲姫が1体出てくるのみ、乙でも前哨戦で1体、最終形態で戦艦棲姫が2体出てくるだけでいずれにせよ空母棲姫は出てこない。しかし甲は前哨戦の時点で1/2の確率で空母棲姫入りの姫4体編成を相手にし、最終形態では確定で姫4体である。
ちなみに最終形態では重巡棲姫がさらにパワーアップし、装甲が戦艦水鬼を超えてしまう上、先制雷撃までしてくる。HPも増える。

ここまでだととんでもない地獄絵図に見えるかも知れないが、今回このマップは編成の制限がほぼ無い[1]ので、連合艦隊そのものの編成条件を満たす限りは大和型でも雷巡でも入れ放題。しかも水上打撃部隊で尚且つルートを選べば弾薬消耗の火力低下ペナルティが無い状態でボスに辿り着けるので、正真正銘の総力戦をもってこの姫4体編成を粉砕できる。

とは言え楽勝と言う事は決して無く、パワーアップする上に旗艦撃沈を必要とするラストダンスでは決戦支援を入れないと全力のガチ艦隊でもハマる人はハマる。逆に言えば戦力を惜しまずに戦えばこんなんでも全部叩き潰してS勝利する事は十分可能。

余談だがこのE3の最大の目玉は重巡棲姫がとんでもなくうるさいことである。

作戦終了後、運営によるツイートで最終海域突破率は約70%甲作戦選択提督比率は約40%と発表された。単純に考えれば0.7×0.4=0.28なので、約3割の提督が甲種勲章を得た計算になる。実際には甲作戦の難度にハマる提督の数は乙丙よりも多いと予想されるので、実数はもう少し下であろう。

2016春

開設!基地航空隊」

全7海域で艦これイベント最大級の規模を誇るイベント。
新たなシステム「基地航空隊」が実装され、これが利用できる海域では過去最多の攻撃回数で敵を殲滅していける。ただし道中はともかく、ボスはそれに応じた高耐久力となっており、特にE6ボスの「中枢棲姫」のHPはなんと900(もっともE6に限っては爆装が特効になっていたため、うまく集中して当たれば夜戦どころか基地航空隊+本隊空母の爆撃+支援艦隊爆撃の開幕攻撃3段だけでボス旗艦が沈んでしまう事さえままあった)。
E7は数値だけで言えばボス旗艦「中枢棲姫-壊-」のHPは850と若干ダウンしているものの、爆装の特効が殆ど無くなったことに加え、甲難易度だと随伴艦も全て姫クラスで埋まるというとてつもない編成。

出撃制限札の枚数も15夏に匹敵する4枚で、しかも連合艦隊で出撃するマップが7海域中5海域もあるなど、資源備蓄と陣容の厚さ両方を高いレベルで求められた。
連合艦隊での出撃が多い上に基地航空隊という部隊が増えた事により資材の消費の激しさも過去最高であり、特に本隊の入渠&補給、支援艦隊の補給、基地航空隊の補充・補給全てで使う燃料が物凄い勢いで減った。
このイベントでも「だから…各資材二万で十分なのよ」教の教えを遵守してイベントALL甲クリア達成した提督はいたようだが、大多数の提督は後半だと1つの海域で万単位の燃料を溶かしていたようだ。

イベント開始直後の、特に上記の中枢棲姫関連の情報が出回った直後はその圧倒的な数値から騒がれもしたが、イベントの難易度および最終的なクリア達成者の割合としては、過去のイベントと比べて同じかむしろ若干高いくらいで収まった。
しかしバグによる不備が今までにない程多く見られ、「基地航空隊の熟練度が全く上がらない」「基地航空隊の空襲の効果が殆どない(同時に本来あったはずの敵からの空襲も無い)」「爆装の特効がある敵への特効が無い」など、イベント開始直後に最速攻略を目指す層の提督はこのバグによってE5またはE6辺りで詰んでしまうケースが多発した。ビッグセブンの時と違って、バグ修正前にごり押しで突破した提督は今回は一人もいなかったようだ。
この修正のために臨時メンテも複数回行われ、イベントの終了日は3回も延長されている。

関連項目

  • 艦隊これくしょん~艦これ~
  • 迎撃!トラック泊地強襲
  • 発令!第十一号作戦
  • 反撃!第二次SN作戦
  • 突入!海上輸送作戦
  • 出撃!礼号作戦

脚注

  1. *選択したルートによっては高速統一や空母の数などに調整を必要とする場合があるが、それだけ

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/09(火) 23:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/09(火) 23:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP