病ミさん 単語


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ヤミサン

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ネタバレ注意 この項目は、『まどか☆マギカ』第10話のネタバレ成分を含んでいます。
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巴マミ「ソウルジェムが魔女を生むなら、みんな死ぬしかないじゃない!あなたも…わたしも!」

巴マミ

概要

病ミさんとは、魔法少女まどか☆マギカ第10話「もう誰にも頼らない」の劇中で起こった悲劇によって、狂乱した巴マミのことである。

事の起こりは暁美ほむらが三週目の世界で、美樹さやかが魔女Oktavia von Seckendorffに変貌し、やむなく仲間だった魔法少女たちの手にかかって滅ぼされたことから始まる。皆がさやかを救えなかったことを悔やむ中、突如佐倉杏子がソウルジェムを砕かれて絶命。マミが杏子を殺したのだ。目の前の事態に呆然とする暁美ほむらに向かってマミは、絶叫に近い形で上記の台詞を口にする。が、その直後にマミもまた鹿目まどかによってソウルジェムを射貫かれて絶命。尊敬する先輩をこの手で殺めてしまったまどかは、「嫌だぁ・・・もう嫌だよこんなの・・・」と中の人が本当に泣いているのではないかと思わんばかりに慟哭するが、それはテレビ放送やニコニコ動画でこの悲劇を目の当たりにした視聴者の嘆きを代弁するかのようでもあった。

マミさんは本当に豆腐メンタルなのか?

第3話で凄惨な最期を遂げて以来、第10話で久々の再登場となったマミさんだったが、一週目の世界で早々に死亡してしまい(どうあがいてもマミさんを参照)、この三週目では、涙で顔を歪めながら仲間を殺して自分も死のうと無理心中を図ろうとするその姿は、これまでの優しくて頼りになる先輩魔法少女とはあまりにかけ離れた衝撃的なものであった。一時は人気の低下も危ぶまれたが、既に第3話で「無理して頑張っているけど、本当の自分は泣き虫で心が弱い」ことを告白しており、状況が状況なだけに同情の声が多く寄せられ、かえってマミさんの人気は今まで以上に上がったのだった。
しかし同時に、いざと言う時に打たれ弱いことから、この事件以降マミさんはすっかり豆腐メンタルというイメージが定着してしまった。豆腐メンタルをググると、元ネタである闇遊戯を差し置いて、マミさんが真っ先に挙げられる始末である(次に多いのはさやかだが)。だが、果たして皆から言われるほど、マミさんは精神的に脆い人間なのだろうか?これに関して既に多くの有志が検証しており、これらをまとめて述べたい。

まず、マミさんが無理心中しようとした時の動向だが、最初にほむらをリボンで拘束してから、杏子を射殺している。当時のほむらは個人の戦闘能力こそ低いが、時間静止という極めてやっかいな特殊能力を持っているため、その動きを封じ込めて、最も関わりの少なかった杏子を真っ先に狙ったものと考えられる。その後、動けなくしたほむらに銃口を向けていることから、杏子→ほむら→まどかの順番に殺害し、最後に自害する予定だったとも推察できる。まどかを後回しにしたのは、自分を慕う大人しいまどかならある程度わかってくれるし、まさか自分に反撃しないと思ったのだろう。そのため、まどかが自分を射殺するというのは予測だにしなかった大誤算だったに違いない。しかしこうした予想外のアクシデントが起きたとは言え、やみくもに乱射して皆殺しを起こしたのでは無く、かなり計画的に事を進めたところを見ると、実は意外と冷静に判断できていたのかもしれない。
そして何より、このときのマミさんはソウルジェムがまだ濁っておらず、魔女化の兆候すらなかったという点も注目すべきである。もし魔法少女の末路を知って絶望に打ちのめされたら、マミさんはさやかのように魔女化するところだったがそれが無かった。さらに言えば、魔女化する世界の存在するまどかとさやか、そして強靱な精神を持つほむらでさえも第11話終盤ではワルプルギスの夜に敗れ、まどかをいつまでも救えないことに絶望してソウルジェムが濁る事態が起きた(もしあの時、まどかが駆けつけていなければ、ほむらは魔女化した可能性が高い)。これに対し、マミと杏子の身には一度もこのような現象が起こっていない。こうして見ると、実はマミさんは世間で言われるほど精神面が弱いわけではない可能性もあり、十分再考する必要も出てくるだろう。

ではなぜ、マミさんがあのような凶行を行ったのだろうか?考えられるのは、台詞の通り自分を含めた魔法少女が魔女となる前に死ぬことによって、魔女のもたらす災厄を防ごうとした苦渋の決断があったからとも言える。これはまどかが最悪の魔女・Kriemhild Gretchenになるのを防ぐために、まどかを殺した魔法少女おりこ☆マギカの美国織莉子の考えとよく似ている。ましてやマミさんは、まどか達が魔法少女になるきっかけを作り、先輩魔法少女として彼女たちをずっと指導し続けてきた。責任感の強いマミさんのことだから、自分がキュゥべえと共に魔法少女を勧誘しておきながら、彼女たちの破滅を手助けしてしまった罪悪感にさいなまれたに違いない。
そして普段は絶対見せない、正気を失ったのではないかとも思われるあの表情は、我を忘れて発狂したのでは無く、信じていたキュゥべえに裏切られて自分の全人生を否定された衝撃、魔女にならずに済むためには仲間を殺さなければいけない苦痛といった、マミさんの我が身を切り裂かれるような嘆きや怒り、それを踏まえた上で断腸の思いで決断を下した彼女の想像を絶する思いが生み出したものでは無いだろうか?

とは言え、この決断が必ずしも正しかったとは言えないのもまた事実である。真っ先に殺されるとんだとばっちりを受けた杏子も不憫だが、それ以上にこの事件が尾を引いたのはほむらである。それまでのほむらはまどかと同様に、マミさんを先輩魔法少女として尊敬していたが、一度殺されかけたことがトラウマになったのか、それ以降両者の関係は急速に悪化していくこととなる。もし両者の仲が良好のままだったら、マミさんはほむらの忠告を聞き入れ、第3話でCharlotteに食い殺される惨劇を回避できていたかもしれない(もっとも、これは仲間ができた故の油断も大きな原因だが)。
また、魔法少女おりこ☆マギカでもマミさんは魔法少女を待ち受ける運命を知り、本編と同様の悲劇が繰り返されそうになったが、この時は千歳ゆまの説得によって我を取り戻し、ほむらとも和解して織莉子や呉キリカを倒した。このように、仲間諸共死ぬ悲劇を回避して、己の心に打ち勝つ展開も十分あり得るのである。

関連動画

関連静画

pixivでは上の2画像のように、マミさんが銃口を向けるシーンを再現にしたイメージレスポンス用素材が作られて流行した(上記のニコニコ動画にもある通り、顔の表情を変えたパロディも多数登校されている)。いかにこの場面のインパクトが強かったかがわかるだろう。

関連商品

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関連コミュニティ

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関連項目

  • 魔法少女まどか☆マギカ
  • 巴マミ
  • 水橋かおり
  • どうあがいても絶望
  • どうあがいてもマミさん
  • 豆腐メンタル
  • 精神崩壊
  • 顔芸
  • 魔法少女まどか☆マギカの関連項目一覧

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