「百鬼夜行シリーズ」とは、京極夏彦の小説シリーズである。俗に「京極堂シリーズ」ともいうが、作者は好まない。
古本屋『京極堂』を営むが、実は武蔵晴明神社の宮司で副業として「拝み屋」を行っている中禅寺秋彦が、「憑き物落とし」として様々な事件を解決する推理小説。
ノベルス→文庫版→分冊文庫版→四六版という流れで発刊される。ノベルスには毎回次作のタイトルが記載されているのが特徴。
このシリーズでは、事件にそのまま対応するように解決が与えられる訳ではない。登場人物たちの、事実の認識のすれ違いから起きる不可思議や妄想を、探偵役の中禅寺秋彦が妖怪という形に落とし込みそれを『憑物落とし』という形でそれぞれの登場人物に解答を与えるという独特のスタンスを取っている。
実際に妖怪が登場するわけではない。
俗称である『京極堂シリーズ』から京極堂=中禅寺が主人公だと思われがちだが、このシリーズには明確な主人公はいない。(それに近しい存在という意味では関口巽が一番当て嵌っている)
また今後は版元を講談社から角川書店へと変更することが決定しており、文庫版は刷った分が無くなり次第絶版という形になる。
ファンの方は今のうちに本屋に急ぎましょう。
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最終更新:2025/12/07(日) 23:00
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