真人とは、漫画『呪術廻戦』の登場人物である。
CV:島﨑信長
人が人を恐れ憎む感情から生まれた特級呪霊。つぎはぎだらけの顔と、黒いローブが特徴。
生まれたばかりの呪霊だからか、子どものように無邪気で好奇心旺盛な性格をしており、同じ呪霊相手には親しく接している。しかし、その根底は他の呪霊と同様ドス黒く、冷酷で人間のことを見下している。どんな悪行も躊躇いなく行うその姿は、まさに「悪そのもの」。呪霊のための新たな世界を作るべく、夏油たちと共に行動している。虎杖悠仁とはお互いに宿敵であり、何度でも殺したいと話すほど殺意を向けている。
軸や一貫性に囚われず、気の向くまま自由に人間を欺き、誑かし、殺すことこそが呪いの本能だと考えており、合理性よりもその場の感情を重視する。理性を得たとしても「人を殺したい」という本能に逆らう理由にはならず、「呪いは呪いらしくあるべき」と考えており、合理的に動く漏瑚や花御に対しては、もっと自由に生きるよう話している。
この世界で唯一魂の構造を理解しており、それに触れることで生物の形を変える術式を持つ。喜怒哀楽は全て魂の新陳代謝であり、心と呼ぶにはあまりにも機械的であることから、人に「心」はなく、命にもさほど価値はないと考えている。
魂に触れ、形状を自由自在に変えられる真人の術式。対象に直接手で触れなければならないが、防御するには「自身の魂の形を知覚した上で魂を呪力で保護する」しかなく、それができなければ呪術師であろうと変形させられ、あっという間に死んでしまう。
さらに、自分自身に対してはノーリスクで使うことができ、体を武器にしたり攻撃から身を守ったりと様々な応用が可能。
無為転変によって人間を改造し、怪物化して操る。大きくすれば10mを超えるものまで作れるが、普段は可能な限り小さくし、自身の体内にストックしている。無理やり形を変えられるので、戦わせると短時間でショック死する。改造した後も人間の頃の自我が僅かに残っている胸糞仕様。
真人の領域展開。本来なら直接対象に触れければならない「無為転変」を必中化する。領域展開を習得していない術師が引き込まれたら死ぬのは確実で、五条と同様「入れてしまえば勝ち」の領域である。無為転変の応用で、領域展開に必要な印を口内で結び、他人に阻止されるのを防いでいる。
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最終更新:2025/12/08(月) 02:00
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