真打 単語

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シンウチ

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真打とは、落語のひとつ。
真打ちとも表記される。

概要

真打は江戸落語(東京)にのみ存在する制度で、上方落語(大阪)には存在しない。

一般的には「真打制度」のことをす。
江戸落語では、前座→二ツ→真打の3ステップで昇進していく。

真打のは、蝋燭の芯を打つ「芯打ち」。昔の明かりは蝋燭の火。落語の高座で、トリ(その日の最後の出演者)を務めるのが実のある者であり、トリを務める者が終演後に蝋燭の火を消す。火を消すことを「蝋燭の芯を打つ」と言われていた。そこから真打のが生まれた。

更に、そのの転用として、「一番最後に登場する最高傑作」の事をとして使われるようになった。

まず、落語界入りした子は、入門許可された師匠の付き人となり、身の回りの世話や落語のしきたりを学ぶ。要は下働き、見習い、雑用係。
落語団体から承認を得られると、前座の称号を得られる。
その期間中は収入はいが、逆に師匠に住み込みで働くという特性上、食事や住まいに困ることはまずい。しかし近年では、住み込みをせず自宅から仕事に出る「通い子」も存在する。
前座期間中は、芸の肥やして踊りや太鼓、などの様々な日本古典芸能を学ぶ。

前座として働き続けて4~5年ほどで修行を終えると、ステップ2となる「二ツ」に昇進する。
これでようやく雑用係から解放されると共に、噺として人前で紋付の羽織を着て落語をすることを許される。
その一方で師匠からの銭的支援等を得られなくなることから、経済的には一番苦しい時期がこの二ツ期間中である。
そこで落語の腕を磨けるかどうかが真打への分かれ人気・実が高く落語団体や師匠から高い評価を得られた者であれば5年程で真打昇進を果たせるが、大抵の場合は10年程この地位に留まる。

そして晴れて真打昇進を果たすと師匠として活動することが可。それと同時に、真打は落語家としての本当のスタートと言える。

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最終更新:2024/04/19(金) 23:00

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