真紅眼の黒竜(レッドアイズ・ブラックドラゴン)
OCG第一期のVol.3で登場した最上級モンスターカード。
生け贄召喚が必要なかった頃は「青眼の白龍」などと並ぶ人気カードであったが、
生け贄召喚ルールが適用されてからは同じ最上級で攻撃力で勝るブルーアイズはもちろん、
生け贄1体で召喚できる「デーモンの召喚」らの存在により一気に弱体化した。
しかし現在ではブルーアイズ以上に多くのサポートカードも発売されているので、
カードを愛する気持ちがあればきっとエースとして使用することも可能なはず…。
アニメ・原作ともに初登場は王国編の「城之内VSダイナソー龍崎」で、竜崎の切り札だった。しかし、その勝負において城之内の「時の魔術師」とのアンティに賭けられ、竜崎の敗北により城之内の手に渡っている。以降、城之内は思わず「家宝」と言ってしまうほどこのカードを大切にしている。
しかし、バトルシティ編開始時にグールズのレアハンターに奪われてしまい、遊戯が取り返すまで暫く城之内の手を離れていた。また、取り返された後も暫く遊戯に預けられている。
GXにおいては10JOINこと天上院吹雪のフェイバリットカードとして、各サポートカード共々使用されている(自重している際のみだが)。
東映版「遊☆戯☆王」の劇場版において、「『真紅眼の黒竜』は勝利ではなく可能性をもたらす」
と言われるだけあり、レッドアイズの派生種はブルーアイズのそれよりかなり数が多い。
それらをこの項目で紹介していく。
星1/闇属性/ドラゴン族/攻800/守500の効果モンスター。
自分フィールド上に存在するこのカードを墓地に送ることで、
自分の手札から「真紅眼の黒竜」を特殊召喚することができる。
「真紅眼の黒竜」の召喚を手助けしてくれるカード。
攻守が低いためデッキからサーチしやすく、手札にこのカードとレッドアイズがあれば一気に召喚できる。
また、見た目が産まれたてのレッドアイズといった感じでたいへん可愛らしい。
類似した効果を持つ「正義の味方 カイバーマン」とは発動コストに微妙な違いがある。
読みは「レッドアイズ・ワイバーン」。
星4/風属性/ドラゴン族/攻1800/守1600の効果モンスター。
通常召喚を行っていないターンのエンドフェイズ時に、
自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
自分の墓地に存在する「レッドアイズ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する効果を持つ。
「真紅眼の黒竜」どころか、「レッドアイズ」の名を冠するモンスターをすべて蘇生できる。
後述の、非常に強力な効果を持つ「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」も蘇生可能。
ただし、他のレッドアイズ関連カードと違い風属性であるため、闇属性サポートを受けにくい。
星8/闇属性/機械族/攻2800/守2400の効果モンスター。
「真紅眼の黒竜」が「メタル化・魔法反射装甲」により強化された姿である。
OCGでは「メタル化・魔法反射装甲」を装備した真紅眼の黒竜をリリースし、
デッキから特殊召喚する。この効果はデッキの中で発動する珍しい効果である。
だがこのカードを召喚した場合、「メタル化・魔法反射装甲」の
戦闘を行う相手モンスターの攻守の半分を奪う効果が失われてしまうため、実用性は薄い。
読みは「レッドアイズ・ダークネスドラゴン」。
星9/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000の効果モンスター。
通常召喚できず、自分の場の「真紅眼の黒竜」をリリースすることでのみ特殊召喚できる。
自分の墓地のドラゴン族1体につき、攻撃力を300ポイントアップする効果を持つ。
「真紅眼の黒竜」の強化版にあたるが、墓地などからの特殊召喚ができない上に
破壊効果やバウンスに対する耐性を持たないので、迂闊に出すとディスアドバンテージを負いかねない。
両腕が翼となり、ワイバーンのような姿になっている。
星10/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2400の効果モンスター。
自分フィールド上のドラゴン族モンスター1体を除外することで手札から特殊召喚できる効果と、
1ターンに1度、自分の手札または墓地から「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」以外の
ドラゴン族モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する事ができる効果を持つ。
前述の「真紅眼の闇竜」がメタル化した姿。
アニメでは「魔法反射装甲・メタルプラス」を装備した「真紅眼の闇竜」をリリースして特殊召喚という
「レッドアイズ・ブラックメタルドラゴン」と似たシークエンスで召喚されていたが、
OCGではメタル化どころか、「真紅眼の黒竜」とも関連しない効果でOCG化された。
自分フィールド上のドラゴン族1体を除外することで容易く特殊召喚でき、
さらに1ターンに1体、墓地のドラゴン族を特殊召喚できる非常に強力なモンスター。
ドラゴン族デッキでは必須クラスのカードとされている。
長らく絶版状態でレートも非常に高いが、2010年1月稼動開始のデュエルターミナル第8弾で再録される。
星7/闇属性/アンデット族/攻2400/守2000の効果モンスター。
最上級モンスターだが、アンデット族モンスターをリリースする場合、生け贄が1体で良い。
また、戦闘でアンデット族モンスターを破壊し墓地へ送った時、
そのモンスターを自分フィールド上に特殊召喚することが出来る効果を持つ。
フィールドと墓地のモンスターをアンデット化させるフィールド魔法「アンデットワールド」により、
「真紅眼の闇竜」がアンデット化した姿。
戦闘破壊したアンデット族モンスターを奪う効果を持つが、単体では機能しづらく
「アンデットワールド」の発動下でその真価を発揮する。
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000の効果モンスター。
通常召喚できず、自分のデッキから「真紅眼の黒竜」を1枚除外して特殊召喚できるが、
「Sinは1体しか存在できない」「他のモンスターは攻撃できない」「フィールド魔法がないと自壊する」
という3つのデメリットを抱えている。
2010年1月公開の映画「遊☆戯☆王 ~超融合! 時空を超えた絆~」の入場者配布カード。
同映画の敵キャラであるパラドックスが用いる「Sin」と名のつくモンスターの1つである。
召喚こそ容易だが、攻撃力3000の「Sin 青眼の白龍」と比べると攻撃力でかなり劣ってしまうのは辛いところ。
「真紅眼の飛竜」のサポートが受けられる点を活用したい。
「デーモンの召喚」との融合で「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」、
「メテオ・ドラゴン」との融合で「メテオ・ブラック・ドラゴン」となる。
「黒炎弾」という、真紅眼の黒竜のもともとの攻撃力分のダメージを与える魔法カードもある。
また、アニメでは「ヘルモスの爪」の効果により剣になったり、
儀式魔法「レッドアイズ・トランスマイグレーション」によって鎧になり、城之内に着られたりした事もある。
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最終更新:2025/12/09(火) 11:00
最終更新:2025/12/09(火) 10:00
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