昔の中国の「楚」という国に、盾と矛を売るものが居た。
その人は自分の盾をこうほめた。
「この盾は、どんな矛も突き通さず跳ね返すことができる。」と。
その人は、今度は自分の矛をこうほめた。
「この矛は、どんな盾も突き通すことができる。」と。
そこで、ある見物人は言った。
「それなら、あなたの矛で、あなたの盾を突いたらどうなりますか?」と。
その人は、見物人の質問に答えることができなかった。
これが元で、前後のつじつまが合わないことを「矛盾」という。
ちなみに逆転裁判シリーズは、相手の証言と証拠品の「矛盾」をついていくゲームである。
出典は韓非子。この言葉は儒家にたいする批判として使われたものである。
要約するとだいたいこんな感じ(法家:韓非子の法治主義を統治理念とすべきという考えの学者)
儒家「当たり前だろ」
法家「あんたらは舜が大臣になると争い事は無くなったというが、その前に統治していたのは聖人の堯のはずだ。聖人の統治では起きないはずの争いが舜の大臣就任でおさまるというのはどういう事だい?」
儒家「・・・・」
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最終更新:2024/04/25(木) 10:00
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