矢島舞美とは (ヤジママイミとは) [単語記事]

矢島舞美（やじままいみ）とは、雨を司りし妖怪アメフラシ龍神様の化身であり、女性アイドル歌手。℃-uteのリーダーであり、ハロー!プロジェクト・キッズの一員。ハロー!プロジェクトの現リーダーでもある。

■概要

プロフィール
矢島舞美やじままいみ
ニックネーム	まいみぃ～、やじチェリーちゃん
所属事務所	アップフロントプロモーション
出身地	埼玉県さいたま市岩槻区
生年月日	1992年2月7日
血液型	O型
身長	166.4cm
メンバーカラー	■赤
コール	まいみぃ

1992年2月7日、千葉県生まれ、埼玉県岩槻市（現さいたま市岩槻区）出身。身長166.4cm、血液型O型。アップフロントプロモーション所属。ニックネームはやじ、やじさん、まいみぃ～、やじまん（安倍なつみ限定）。

力強い眼差しが印象的な、鼻筋の通った凛々しい顔立ちの美人。
キッズ入り当初は色黒でいかにもスポーツ少女っぽい雰囲気だったが、程なく見違えるような美少女へと成長した。素晴らしい美形で、成長とともに美しくなるばかり。

幼いころからスポーツ万能で、男子に混じって野球のリトルリーグに所属していた経験がある。一家揃って巨人ファン。スイミングに通っていたこともある。
好きな食べ物はさくらんぼとしゃぶしゃぶ。自身のサインの図柄にもさくらんぼを取り入れている。

℃-uteのメンバーに選ばれる以前に歌手ユニット・ZYXのメンバーに選ばれ、本格的な歌手活動を開始している。℃-uteでは結成当初から鈴木愛理、村上愛と共に、多くの曲でメインボーカルを務めている。やや低めの声だがデビュー当初から安定した歌唱力を発揮している。
長身を生かした迫力あるダンスにも定評があり、ミニアルバム「②mini〜生きるという力〜」に収録されている彼女のソロ曲「夏DOKI リップスティック」はコンサートでも披露され、間奏のダンスが話題になっている。

ハロー!プロジェクトメンバー内では運動能力・身体能力が非常に高く、毎年行われていた「ハロー!プロジェクトスポーツフェスティバル」では短距離走で常に上位を勝ち取っていた。
筋肉質で、体力にも恵まれている。コンサートツアー中や写真集撮影時の仕上がっている状態の腹筋は、アイドルというよりもはや陸上競技選手のよう。また非常に汗っかきで、コンサート中メンバーに汗がしょっちゅうかかる。

ルックス・歌唱力・ダンス技術・運動神経を兼ね備え、大らかで性格も良く、7LDKの豪邸に住むお嬢様でもあり、「完全無欠のリーダー」とまで評する声もある・・・が、実は意外と穴もあったりする。
怪力でよく身の回りの物を壊し、クラッシャー矢島と呼ばれたり、安倍なつみのコンサートにゲスト出演した際のMCで「後藤真希さんのコンサートにお越しの皆さん！」と言ってしまった、おしぼりと間違えて大根おろしを握る・・・などの天然ボケエピソード多数。ハロプロを代表する強烈な雨女としてもファンの間では有名で、数々の雨女伝説を作り続けている（後述）。
あと、公式プロフィールで「特技：早口言葉」となっているが、実はキッズ入り当時、特技が思いつかなかったためテキトーに言い出した結果公式プロフィールに書かれた、というだけで特技とまで言うほどのものではない。むしろコンサート中のMCやラジオで時折何もないところで噛んだりすることから勘案すると人並み程度かそれ以下と見た方が妥当か。

ハロー!プロジェクト内ユニットでは安倍なつみ&矢島舞美（℃-ute）、High-Kingに参加。単発シャッフルユニットではH.P.オールスターズ、ハロー!プロジェクトモベキマスに参加している。フットサルチーム・Gatas Brilhantes H.P.には岡井千聖と共に活動終了まで参加していた（活動末期は岡井共々ほぼ幽霊部員のような感じだったが・・・）。SATOYAMA MOVEMENT関連ユニット・DIY♡、メロウクアッドのメンバーとしても活動している。
音楽活動以外では、単独で「アフラック」のテレビCMに出演した経験があるほか、Vシネマ版「ブラック・エンジェルズ」では麗羅を演じ、見事な格闘シーンを披露している。
舞台女優としては事務所主催舞台（ゲキハロ）以外に、脚本家・演出家の秦建日子氏が主宰する演劇プロジェクト・秦組の公演「らん」（2010年・2011年）、「タクラマカン」（2013年）に主演している。

2014年11月26日の道重さゆみ卒業をもって、ハロプロの現役最年長メンバーが慣例的に就任していたハロー!プロジェクトリーダーに就任した。なお実際に最年長だったのは清水佐紀なのだが、恐らく2015年3月のBerryz工房活動停止と共にハロプロを卒業するため辞退したものと思われる。これはモーニング娘。リーダー経験者以外では初の人事となる（初代ハロプロリーダーの中澤裕子がハロプロを卒業した後は一貫して当時のモーニング娘。リーダー=ハロプロ最年長者という状態が続いていたため）。

従妹はハロプロエッグ→スマイレージの竹内朱莉。（正式加入後に公表した。矢島の父と竹内の母が兄妹）

■矢島舞美雨女伝説

さて、℃-uteのライブに足を運ばれた人なら何度"も"経験していることがあるだろう。ライブ中に雨が降り出すということを。特に初参戦で何の知識もない人から見たら「今日は晴れてるのに何で℃-uteファンは傘とか合羽を用意してるの？」と思う人もいるだろう。その原因がこの矢島なのだ。彼女はハロプロ最強レベルの雨女であり、これまでに幾度も雨を呼び込んできた実績がある。とある番組の企画で霊媒師に鑑定してもらったところ、どうやら守護霊として龍神が憑いているようで、霊のテンションが上がったせいで雨が降ってしまうという。一応、鎮めてはもらったが効果は長続きせず、現在も雨を降らせている。以下、その雨女っぷりを如実に表すエピソードを記載する。

「江戸の手毬唄II」イベントのサンストリート亀戸で℃-uteの登場とともに大雨。
DIFFER有明では1回目で「今日は降雨確率0％」と発言するも3回目入場待ち時に激しい雷を伴う降雨。
- その様子などを撮影したコンテンツ「超雨女」をDVDに収録
2007年に発売された「B.L.T.U-17 Vol.2」の箱根ロケでも、雨（＋霧）で撮影が中止になりかける。
2008年夏、℃-uteのコンサートツアーの浜松公演では新幹線が止まるほどの記録的大雨。このニュースを聞いたメンバーとスタッフは一斉に矢島を見た。公演後、メンバーとスタッフは4時間かけてバスで帰宅。
ほかの公演も仙台以外は見事に雨が降った。
自身のソロイベントでも雷雨。当時のセットリストの一曲には…よりによって森高千里の「雨」が入っていた（後に℃-uteが「この街」をカバーした際、正式に矢島のソロ曲としてカバー版が作られた）。
同じく雨女でもある真野恵里菜のお披露目イベントにサポートメンバーとして参加。案の定、大雨。なお、真野も矢島ほどではないがかなりの雨女（ハロプロ卒業後は雨女っぷりは薄らいでいる模様）。
『Hello!Project 野音プレミアムLIVE ～外フェス～ supported by Hellosmile』では℃-uteの出番だけ雨が降る。それを強調するかのように前のスマイレージの時は降らず、後のBerryz工房（晴れ女集団と言われている）が現れると晴れた。アンコールで出現したら小雨発生するという奇跡も披露。
雑誌のグラビア撮影の日。朝は晴れだったので『もぅ矢島、雨女返上しましたからっ!!』とドヤ顔アピールするも、撮影前に雨が振り、止んだ隙に撮影を始めたら、また雨が降り出すというコントのような出来事に見舞われる。撮影が終わったと同時に雨が止んだのは言うまでもない。
あまりに雨が降りまくるのでつんく♂の中では「℃-ute＝雨」というイメージが出来上がってしまい、「悲しき雨降り」という曲を作ってしまった。しかも、曲にちなんで公式グッズとしてロゴ入りビニール傘を販売。
2014年3月30日にパシフィコ横浜で行われた『ひなフェス2014』。昼公演は℃-uteメインの公演。偶然にもAKBグループの一大イベント『春コンin国立競技場～思い出は全部ここに捨てていけ！～』もこの日に開催予定だった。が、昼頃に関東地方に強風が吹き荒れ、大雨。屋内会場のひなフェスは予定通り行われたが、大島優子の卒業セレモニーが行われる予定だった国立は中止に。とうとうライバルまで巻き込む偶然に℃-uteファンにちょっとだけ気まずい空気が流れた。なおBerryz工房メインの夜公演の頃には雨は止んでいた。
2014年9月10日、℃-uteの日というグループにとって大事な日に行われる武道館公演で九段下武道館方面だけ器用に集中豪雨が発生（しかも開場2時間ほど前に激しく降り始め、収まったのは終演時間とほぼ一致）。あまりの事態にTwitterでは「舞美ちゃん」がトレンドに入るほど℃-uteクラスタは騒然。
そして2015年。9月10日の℃-uteの日を前に東西から17号・18号の二個の台風が日本列島に吸い寄せられるように接近する。この時点では℃-uteファンも「またまた舞美ちゃん張り切ってるなぁ」程度で済んでいたのだが・・・。
二つの台風によって発達した積乱雲により、9日から11日にかけて日本列島の広い範囲（特に北関東～東北地方南部）に大雨被害が発生し・・・（以下シャレにならなさすぎる被害が発生したので省略）後日気象庁により「平成27年9月関東・東北豪雨」と名付けられる大災害となった。この事態には℃-uteメンバーもさすがに沈黙、℃-uteの日のステージでもブログでも「雨女」どころか「雨」という単語すら発することはなかった。もはや今後、雨女ネタは聞けなくなるかも知れない・・・。