知能指数

知能指数とは、人間の計算処理能力を表す目安の数値である。IQとも言う。

概要

計算式は以下のとおり

ＩＱ　＝　精神年齢　÷　生活年齢　×　１００

ここでいう精神年齢とはいわゆる子供っぽさとかそういうことではなく、勉強を積み重ねて何年くらいかという目安である。生活年齢は要するに実年齢のことだが、成人を対象に検査する場合は生活年齢を18歳に固定することもある。
この式から逆に、IQが分かればその人物の精神年齢が分かる。たとえば、小学一年生である６歳の人がIQ200であれば、精神年齢＝6*200/100＝12歳ということになり、一年生でありながら勉強については六年生並の能力がある、という感じである。
なお、18歳でIQ500といえば精神年齢は90歳だが、これは勉強を積み重ねて90年という意味であり決してボケ始めているという意味ではない。

注意すべきなのは、IQは人間の能力の一片を数値化したに過ぎず、生活態度など総合的に頭がいいかという目安にはならないということ。また、算出テスト自体も結果にゆれが生じるため、ぶっちゃけ当てにならないことも多い。ちなみに、Webで検索すると個人経営サイトでIQテストが遊べたりするが、これも信用に足りるようなものは少数である。
なお、ここまでの例でIQ200だのIQ500だのという例を示したが、一般的なIQは160程度が限界であり、現在記録されている最大数値は228である。

まぁいろいろあるが、詳しくはWikipediaを参照。

 

架空の人物たちのIQ

上に書いたとおり、IQは実際に利用しようとするとかなり役に立たせづらい。
しかし、単純に頭のよさを数値で表せることから、キャラ設定としては非常に使いやすい。
殊に70年代くらいまで掘り下げると、極端なIQを設定された人物が少なくない（最近は上のとおり200を上限として極端な数値が設定されたキャラは少なくなったが、いないわけでもない）。
以下に、ニコニコ大百科でIQについて言及されている人物を示す（他に知っているキャラがあったら追記お願いします）。

• IQ152 パンナコッタ・フーゴ（「ジョジョの奇妙な冒険　第五部　黄金の風」）
• IQ160 ドルフ・ラングレン（実在？のアクション映画俳優）
• IQ170 キバヤシ（「MMR マガジンミステリー調査班」）
• IQ180 金田一一（「金田一少年の事件簿」）
• IQ180 芳乃さくら（「D.C. ～ダ・カーポ～」）
• IQ180 萩村スズ（「生徒会役員共」）
• IQ180 キツネ（「兎-野性の闘牌-」）
• IQ200 黄山純（「電子戦隊デンジマン」）
• IQ200 金色小春（「テニスの王子様」）
• IQ200 コタロー（「サイボーグクロちゃん」）
• IQ250 諸井霧江（「吸血殲鬼ヴェドゴニア」）
• IQ300 水野亜美（「セーラームーン」シリーズ）
• IQ300 吹雪・ペーター・シュライヒャー（「シュピーゲル・シリーズ」）
• IQ300 エッグマン（「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」シリーズ）
• IQ300 神隼人（「ゲッターロボ・サーガ」）
• IQ340 サコン・ゲン（「大空魔竜ガイキング」）
• IQ600 本郷猛（「仮面ライダー」）
• IQ1300 ブルコギドン（「ワイルドアームズ 2ndIGNITION」）
• IQ1300 トカとゲー（「ワイルドアームズ 2ndIGNITION」）
• IQ5000以上 フーディン（「ポケットモンスター」シリーズ」）

 人間じゃないキャラにまで知能指数の設定をして意味があるのか、という疑問は残るが･･･。
あと、常人ならIQ100程度で平均的、IQ120で天才並とされるため、もしもIQテストをして彼らよりずっと低い指数が出ても気にすることはない。

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関連項目

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