神威がくぽ 単語


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カムイガクポ

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神威がくぽ とは

神威がくぽとは、VOCALOID2技術を使った2008年7月31日に発売の歌声合成ソフト「がくっぽいど/GACKPOID」のイメージキャラクターである。

2008年6月24日現在、愛称は「がくぽ」が浸透してきているようである。

概要

キャラクターデザインは、『ベルセルク』などで知られる漫画家:三浦建太郎によって描かれており、「がくっぽいど/GACKPOID」の製品パッケージに描かれるキャラクターである。
苗字の、「神威」はGacktのフルネームである「Camui Gackt」の漢字名「神威楽斗」から取ったものである。
イラストは無償で提供されたものだが、製品ページのがくぽの右下には「神威がくぽ(C)三浦健太郎」と記述がある為、(C)つまり、コピーライト(著作権)は放棄してない。利用については、キャラクター使用ガイドラインを参照のこと。

神威がくぽ HPイラスト(※画像をクリックで製品サイトに)

以上のイラストはパッケージイラストではなく、パッケージイラストには別なイラストが描きおろされている。

がくぽが完成するまでのスケッチ画

■各アイテムとファッションと容姿

  • : 和と近未来を連想させる衣装を着用。インナースーツは筋肉を意識させるもので、胸に謎の光る円?が見え、そこから伸びる緑のラインが光っているように見える。
  • 靴: 靴の配色はミク達を連想させる。靴の緑のライン部分はぼんやりとした光を発しているように見える。
  • 刀(設定有り): 三浦氏いわく、刀の名称は「楽刀・美振(がくとう・みぶり)」。楽器の力を秘めている。刀にある紋様は音を発し、持ち主である「神威がくぽ」が美しく相手に振り下ろすことにより、相手の体にあるビート感を刺激し、相手を感化したり、仲間と共に音楽を楽しんだりする事ができる。名前の由来は、YAMAHAが販売していた「Miburi」と思われ、三浦氏が敬愛する作曲家:平沢進が一時期ライブで使っていたとの情報がある。(製品サイトへ⇒ Miburi)パッケージイラストを拡大してよく見ると、鞘に「美振」と描いてあることが判る。
  • 扇子: キャラクターイラストでは「楽」と名の入った扇子をかざしている。
  • 肩あて: 戦国武将が着る甲冑(かっちゅう)の肩についていそうな和風の肩あてがついているが、ミクの袖のような音楽に関する表示端末だと思われる。このアイテムはGacktがNHK大河ドラマ、風林火山に上杉謙信役として出演したイメージから連想されたものの名残だと思われ、決定イラスト以前のラフスケッチでは全身を甲冑風の衣装に包んだがくぽが見られる。ちなみに、この肩あて部分は甲冑の専門用語で、「袖(そで)」といい、古くは肩鎧(かたよろい)と呼ばれ、左肩にあるものを「射向の袖(いむけのそで)」又は「弓手の袖(ゆんでのそで)」と呼ばれている。がくぽには無いが、右肩にあるものを「馬手の袖(めてのそで)」と呼ばれる。
  • 爪: 全ての爪に青紫色のマニキュアを塗っているようである。
  • 髪: 腰下まで達しそうに見える青紫色の長髪を紐(リボン?)で結っている。
  • アホ毛: サイトのキャラクターイラストでは髪がなびいているように見えるが、パッケージイラストの立ち絵でも毛が立っているのが見られる事から、俗に言う「アホ毛」だと思われる。
  • もみ上げ: 長い。腰下まで確実に達しているように見える。それを紐(リボン?)で結っている。
  • マイク: 両耳にあるヘッドホン?の右耳からマイクが出ている。
  • 目: 瞳の色は青色。声の主であるGacktからは、三浦氏の世界観で描いて欲しいと言われたようだが、「目だけは僕にして欲しい」という唯一の要望があり、目だけはGacktの目となっている。(関連リンク⇒ CNET Japan)
  • 唇: パッケージイラストを見るとピンク系で、ハイライトでテカりが表現されている程につややかな唇である。。リップ、もしくは口紅を塗っているのかもしれない。

■キャラクターの二次創作について

がくっぽいどのサイトで見れる、キャラクター使用ガイドラインには二次創作について以下の事が明言されている。(※製品紹介サイト内のキャラクター使用ガイドライン参照)

第2条(使用許諾)
当社は、非商用に限り個人、または同人サークル等が本キャラクター、並びに本キャラクターの二次創作物を公開、配布することを許諾します。

ただし、有固体、立体物、衣装は除きます。

また、著しくイメージを損なうような使用、公序良俗に反するような使用、第三者の権利を侵害する使用に関しては、公開・配布など一切の使用を禁止します。

また、別途使用許諾が必要な場合については、第3条で「(1)商用での使用(2)有固体、立体物、衣装での使用」として書かれている。利用を考えている人は必読されたい。

ニコニコ動画での 神威がくぽ

■キャラクターデザインと視聴者の反応
まず何よりも、キャラクターデザインに驚かされた人が多いようである。ニコニコ動画内で時報による呼び出しをされた漫画家:三浦建太郎によるデザインに驚かされた上、Gacktのままキャラクター化されるものだと思っていた人も多いようで、「斜め上をいったw」「予想外」などのコメントが、ニコニコ動画内やニコニコ大百科内のがくっぽいど項の掲示板で見られた。(※ただし、ファンクラブ限定版がくっぽいど のパッケージはGacktの写真になっている)

初音ミク等と製作・販売元は違えども、VOCALOID2技術を使用した兄弟ソフトと言えるからか、それとも人気歌手で俳優、タレントであるGacktが声を当てるからなのか、はたまた、三浦氏によるキャラクターデザインを含むすべてに置いて、期待を上回っているからか、ニコニコ動画内では目立った荒れも無く、受け入れられる態勢が整っているようである。また、鏡音リン・レンのレンが女性声優の下田麻美の声をサンプリングしたものを男声に変換した形で活躍しているが、低音を得意としないレンの少年声に対して、KAITO以来である成人男性声をサンプリングした事に関する低音部分やVOCALOID2技術との組み合わせに期待の声も高い。
更には、2008年07月中旬に鏡音リン・レンの改良版であるACT2が登場する予定であり、こちらも期待が高く、現在の楽曲の修正版アップや、がくっぽいどとのコラボなどによる" 祭り "が巻き起こりそうである。

■アイテム
髪の色と形がナスを連想させるからか、「ナス」を持たせる動画が増えて来ているが、鏡音リン・レンのように、「みかんや鏡餅」がアイテムとして出される中、突然「ロードローラー」のようなインパクトのある"何か"が登場し、イメージが変わる可能性は否定できないといえる。

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