神風(艦これ)とは (カミカゼとは) [単語記事]

「旧型ですって？馬鹿ね。駆逐艦の実力は、スペックじゃないのよ？」

神風(艦これ)とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場する艦娘の一人である。

概要のことも、覚えていてね。

2016年 5月3日未明より開始された春イベント「開設！基地航空隊」のE-3の報酬艦娘として追加された。過去最難関とも謳われる本イベント海域で、最も早く入手することができる新艦娘である。攻略に自信がない提督方は、まずは彼女の獲得を目指すといいかもしれない。

睦月型の前級である神風型駆逐艦の1番艦である。同時実装された春風同様、和服を身に着けている。なお、駆逐艦で和服を着ている艦娘は、限定グラなどを除いて初である。中破絵では、和服がはだけて肩が露わになっており、膨よかなお胸を持っているようにも見える。

放置ボイスから分かる通り、「第一駆逐艦」と呼ばれていたことを根に持っているようだ。ネームシップなんだからしっかり覚えてあげよう。

八八艦隊計画の一環で建造され、1922年9月25日に三菱重工業長崎造船所で進水、1922年12月28日に就役。その翌年には、第一駆逐隊に所属。
なお、八八艦隊計画では名前が足りなくなる恐れがあったため、1928年 8月1日に改名するまでは「第一号駆逐艦」という艦名であった。
太平洋戦争開戦後も、千島・厚岸方面の哨戒から、アリューシャン方面の戦い・アッツ島攻略などに参加。その後も千島方面の船団護衛を行った。

1945年 1月10日、南方進出を命じられ、僚艦の野風と共に大湊を出港。南方へ向かう輸送船団の護衛にあたる。その後北号作戦の支援を行い、シンガポールへ向かう。2月20日未明に、アメリカの潜水艦『グレイバック』の雷撃により野風が沈没。数少ない生存者の救助を行い、単身でシンガポールへと向かった。

1945年 5月、重巡洋艦　羽黒と共に、アダンマン諸島への輸送任務に出撃。しかし、イギリスの駆逐艦に発見され夜戦となる。(ペナン沖海戦)
煙幕や照明弾を出しつつ応戦するが、羽黒に乗艦の第五艦隊司令官　橋本中将の指示で戦場を離脱。その後ペナンで陸揚と燃料補給のを行ったうえで戻り、撃沈された羽黒の生存者を救助した。

1945年 6月、重巡洋艦　足柄と共に陸軍兵の輸送の為にジャカルタへと出発。シンガポールへの帰還中、夜間襲撃を考慮してバンカ海峡の出口で落ち合おうとした最中に、英国潜水艦に足柄が撃沈される。神風は足柄の乗員と陸軍編を合わせて1200人余りを救助し、シンガポールへと帰還した。

1945年 7月、輸送船団を護衛しマレー半島　テンゴール岬沖に差し掛かったところ、アメリカ海軍の潜水艦　ホークビルを発見。ホークビルの放つ魚雷を回避し、爆雷投下。ホークビルが浮上したところで機銃を発射。その後、損傷したホークビルは海底に沈み、その上を爆雷投下しつつ探査したが、ホークビルを撃沈させるところには至らず、船団を追ってその場を去った。