福田秀平とは、福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手(外野手)。右投左打、背番号『37』。
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多摩大聖ヶ丘高校出身。同校は進学校で、同校初のプロ野球選手である。
俊足強肩・スイッチヒッターの大型遊撃手として、2006年の高校生ドラフトで、相思相愛の大嶺祐太をロッテに横取りされた抽選で外した福岡ソフトバンクホークスから1巡目で指名され入団。ちなみにドラフト前にはロッテが指名を検討しているという報道があったため、大嶺を横取りされた報復指名という噂もある。この年は初めて平成生まれの選手がドラフト指名された年であり、福田はその中で最初に仮契約を済ませたため平成生まれのプロ野球選手第1号となった。
プロ入り後は二軍でポスト川崎宗則候補のひとりとして遊撃手で育成されるが、守備がイマイチだったため3年目まで一軍に呼ばれることはなかった。4年目の2010年、二軍が今宮健太をポスト川崎として育成する方針に回ったため外野に挑戦。4月に初の一軍昇格を果たし、代走でプロ初出場。5月22日の広島戦でセンターとして初のスタメン出場を果たすが、守備で転んでしまい交代させられた。その後は主に指名打者の松中信彦やロベルト・ペタジーニの代走として一軍に定着、3盗塁をマーク。
2011年からはスイッチを止めて左打席に専念、登録を外野手に変更し、開幕一軍を掴む。開幕直後は代走と一塁の守備固めの出番が主だったが、主力外野手の故障や不調でチャンスを掴み、外野の準レギュラーの地位を掴む。が、7月半ばにダイビングキャッチを試みて左肩を負傷、多村と入れ替わりで登録抹消になってしまう。
8月に復帰してからは代走での出場が中心だったが、9月6日の日本ハム戦で久々にスタメン出場すると、ダルビッシュ有から決勝タイムリーとなる二塁打に加えて三塁打も放つ活躍を見せた。その後は不振の多村を押しのけてライトのレギュラーの地位を掴み、9月30日の西武戦でプロ初本塁打と決勝タイムリー。そしてマジック1で迎えた翌日の試合でも決勝点となる先制タイムリー、さらに優勝を決める最後のアウトをファインプレーで捕り、一気にヒーローとなった。
2012年は打撃でこれといったアピールができず、また代走・守備固めでの起用が中心となる。13盗塁をマークし、地味に前年から30回連続盗塁成功で広瀬叔功の持つ日本記録(31回)に王手をかけていたが、7月に左大腿骨骨挫傷の怪我で戦線離脱。そのままシーズンを終えた。
外野の深くまで飛ばせば悠々と三塁打にする俊足が最大の魅力。ドラフト当時は「1位で獲るほどの選手じゃない」などと言われることもあったが、着実に成長し続けている期待の若手である。
| 福田秀平 応援歌 |
(2012年終了時点)
| 通算:3年 | 試合 | 打席 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 打率 | 出塁率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NPB | 201 | 328 | 294 | 71 | 1 | 30 | 38 | 21 | 1 | 7 | 5 | 74 | .241 | .270 |
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最終更新:2025/12/10(水) 05:00
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