秋月律子とは (アキヅキリツコとは) [単語記事]

秋月律子(あきづきりつこ)とは、ゲーム『アイドルマスター』に登場する765プロダクション所属アイドル候補生の一人である。

プロフィール



	年齢：18歳(アイドルマスター) 　　　　19歳(アイドルマスター2)
	誕生日：6月23日（蟹座）
	身長：156cm
	体重：43kg
	3サイズ：85-57-85
	血液型：A型
	趣味：資格取得、分析すること
	イメージカラー：グリーン
	出身地：東京都
	CV：若林直美

アイドルマスター本編におけるキャラクター

元々はマネジメント（経営者）志望であり、押しかけ事務アルバイトであったが、人手不足のためにアイドルデビューする。^[1]

知略と情報力を武器にプロデューサーとともに二人三脚でトップアイドルを目指す。
アイドルと事務員と学生(高校三年生)の三足のわらじを履きこなし、将来設計も怠っていない「才女」である。

父親は商店を経営しており、一代で地域では有数の大きさとなるまで育て上げた。
その背中を見て育ったため、律子自らも実業家を目指して努力している(765プロに入ったのもその一環である)。
恐ろしいことに、趣味の資格取得も高じてか、少なくとも彼女は『アイドルマスター2』の時点で簿記の能力も有しているようであり、経営者としてのスキルもしっかりと磨いているようだ。プロデューサーとなった彼女がいつ休んでいるのか、いつ資格試験の勉強をしているのか、765プロ七不思議の一つとなっている。全く正規の事務員がアレだから・・・。^[2]

『アイドルマスターディアリースターズ』では、いとこ・秋月涼の相談相手として876プロを紹介する。
また、『アイドルマスター2』では窮地に立たされた765プロを救うべく水瀬伊織・三浦あずさ・双海亜美のトリオユニット「竜宮小町」の担当プロデューサーに就任する。

近視であり、フルリムのオーバル（楕円）型メタルフレーム眼鏡を愛用し、原作ゲーム中では眼鏡を外す描写は無い。
ぴょこんと左右に跳ねたエビフライにも例えられる三つ編みお下げ&前髪ぱっつんの髪型に玩具のフリップフラップや双葉の芽を思わせる様なアホ毛が頭頂部に生えている。^[3]

DLC衣装名カジュアルの私服はコンビニチェーンローソンの店員の制服っぽい青と白の縦縞（ストライプ）柄のブラウスと鶯色の膝上丈スカートと言う天海春香・水瀬伊織・三浦あずさ同様に保守的ないでたちである。
この服装がファンの間で長いことネタにされ、後に2009年のアイドルマスター4周年ライブin 名古屋で配布された広告で公式にローソン名誉店長に採用、ローソンにおける公式キャンペーンを担う事となり、2011年には、アイドルマスター2発売を前に「ローソンクルーあきこちゃん」との対話も実現した。

『アイドルマスターSP』のネクサスカジュアル、新デザインの私服はトップスは高校生らしくニットのベストと半袖ブラウスの重ね着、ボトムスは如月千早同様のより活動的なパンツ（スラックス）に私服が変更された。

『アイドルマスター2』ではアホ毛は生えたまま、髪型が剣山のようなツンツン直毛の盛り髪（アップヘアスタイル）に変更された。^[4]こちらもパイナップルだの伊勢海老だのと何かとネタにされる。

同僚プロデューサー故、仕事着となるのは『アイドルマスターSP』同様、働く女の定番パンツスーツであるが、スーツジャケットの下はセクシーに胸元が開いているグッドスリープパジャマを思わせるブラウスである。

スタイルはそれが自慢の星井美希すらもうろたえる、隠れグラマーである。
しかし本人は「自分は寸胴だ」と卑下し、如月千早のことを「スタイルがいい」と発言するなど、いまいち自信がない様子。^[5]

表面上は気が強くしっかりした子ではあるが、その反面アイドルとしての自分に自信を持てない、芯の弱い部分も持つ。

秋月電子を応援していたり、調子のおかしなノートPCをその場で直したりと、PC関係には造詣が深い。
765プロ公式サイト（旧バージョン）で閲覧出来た、事務員である音無小鳥（が記した作成者隠しコメント）にて、小鳥が律子の知識・技能をいかに頼りにしているかが伺える。
CD収録のドラマパートでは自作の妙な発明品を持ち出したこともある。
MASTER ARTIST 10登場の自作CD販売数予測プログラムは自作した本人さえ気付かない性能を有していた。
担当した声優の影響か、ゲームについても詳しく、いわゆるヲタク趣味がある子。
L4Uアイドラ08などにおいて、その趣味の方向性を垣間見ることが出来る。

ディープな趣味だけではなく、少女小説が好きなど恋に夢見るお年頃のようだ。~~田辺死ね~~。

泳ぐのは苦手らしい。

最後の最後まで脆い自分を見せようとしない、非常にツンの割合の大きいツンデレ。
それゆえ、（特にゲーム未プレイ者の多いニコニコ動画上では）誤解されやすいキャラといえる。^[6]

アイドルマスターシンデレラガールズでは、765プロアイドルの13人の中で最後の最後までSR版が登場しなかったが、ようやく2012年6月26日にSRが登場。名前は「[プロデューサーアイドル]秋月律子」。ゲーム内での性能は圧倒的な性能を誇る超守備型。その数値は圧巻の「15424」と、全アイドル中トップクラスである。SRはプロデューサーとしての律子を描いており、髪型がパイナップルである一方、SR+はアイドルとしての律子を描いており、髪型はエビフライである。そこのファン、サイリウムと一緒に婚姻届を振らない！

ニコニコ動画における秋月律子

眼鏡と三つ編お下げみ、強気な性格というイメージがあった為、当初は動画も少なく、アイドルとして扱われない動画も多かった。

しかし、adobePの動画で誕生した名言『リッチャンハ、カワイイデスヨ』の登場や誕生祭の頃から一般的な評価が少しずつ変わり、プレイ画面で性格や行動が知れ渡ると潜在的なファンの数が大きくなっていく。
他アイドルと比べて動画の数こそ多くはないが、熱烈なファンも多い。

何故か技術力の高いPがMADを製作していることが多く、その為「新技術は常に律子から始まる」と言われている。

一般受けしにくい原因とされる眼鏡や三つ編みを編集するPも多い（この状態の律子は通称『覚醒律子』と呼ばれる）。普段とは印象の違うその姿は一般受けも良く、『眼鏡と三つ編みはリミッターだった』と言われるようになった。
また、DLC「グッドスリープパジャマ」着用時には三つ編みが解除されるなど、公式でも覚醒律子が見られるようになった。
しかし、これらの要素は律子のキャラを語る上での必須要素である。^[7]

更にiM＠S架空戦記等においては『主役ではないが、要所を締める役』としての存在を確立。
得意の情報分析や行動力を生かした軍師、秘書、相談役など、出番には事欠かない。
世界史系の動画では、イタリアと縁が深い。ドゥーチェ(ムッソリーニ)・アメーとの組み合わせは「律トリオ(リットリオ)」と呼ばれる。

アイドルマスターのキャラクターの中で唯一、2ちゃんねるyoutube板にキャラ専門スレがある（現在4スレ目）。
過去には天海春香スレ・三浦あずさスレなども存在したが、あまり伸びずにdatの海に沈んでしまった。
これは扱いが極端に悪かった時期に、ニコマス律子ファンの避難所として他キャラよりも専用スレの需要が高かったためである。^[8]
しかしキャラ認知が増えていくことで視聴者の意識が変わり、またyoutube板へのID強制導入・ニコニコ動画のNGシステム導入などで荒らしが減った今はその存在意義は薄れてきている。
が、今でも昔から律子を応援していた人たちが定住し、またーりと続いている。

ニコニコミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

アイドルマスター（登場人物）
765プロ（961プロ出身含）	天海春香	如月千早	萩原雪歩
高槻やよい	秋月律子	三浦あずさ
水瀬伊織	菊地真	双海亜美・真美
星井美希	我那覇響	四条貴音
876プロ	日高愛	水谷絵理	秋月涼
その他	音無小鳥	登場人物の一覧

脚注

*曲者で知られる高木順一朗765プロ社長が単なるアルバイト事務員として秋月律子を採用したとは考え難い。アルバイトとしての採用時に律子の可能性・素質・才能を見抜き、アイドル候補生の一人にする腹積もりでの採用と推測出来るが、その真偽が語られる事は今後も無いであろう…。
*月刊アイグラ!!VOL.6内、各アイドルへの「最近驚きの出来事は？」に対する回答より。しかしヴァンパイアセットでかわいく犬歯を出しながら言うことが「事務所の貸借対照表を見たときですね」な辺りシュールである。なお、貸借対照表は事前知識なしで理解できる内容ではない。
*原作ゲームではポリゴン処理の都合で時折眼鏡のリム形状がフルリムのオクタゴン（八角形）タイプに似た形状となる。律子ファンはオーバル眼鏡と一緒に揃えて、オーバル眼鏡律子とオクタゴン眼鏡律子との「お揃いの眼鏡の着こなしファッション」を楽しむのも一興であろう。
*パレスオブドラゴン等、竜宮小町専用衣裳を着るときは三つ編みに戻る。
*秋月律子紹介公式四コマ漫画。ぷろとん作
*実際、秋月律子を演じた「中の人」の俳優若林直美が、「なおひろP」としてプレイした際、その扱い辛さに当初は閉口した程の「上級者向け」プレイアブルキャラクターである。ゲームの紹介・攻略記事でも「初心者の鬼門」キャラの代表例として律子が紹介される。
THE IDOLM@STER WEB スタッフの楽屋裏　アーカイヴ
http://www.idolmaster.jp/imas/archive/staff/log_01.htm
*誕生日CD「Sound of raindrops」やアイマスレディオ64回のミニドラマなどで少しだけ語られている。
*ゲームキャラ板の律子スレでは『律子いじめ』の存在するニコニコ動画自体に嫌悪感を持つ住民が多かったため、別スレを立てる必要があった。ニコマスに対する感情は各キャラスレごとにだいぶ異なるため、話題に出す際は個別に注意が必要である。