窓とトイレと暖炉の人とは (マドトトイレトダンロノヒトとは) [単語記事]

窓とトイレと暖炉の人（ビオ）とは、実況プレイ動画のプレイヤーであった。アカウント名は「ビオ」。この「ビオ」とは彼によるニコニコ生放送により正式に彼の名前となった。

概要

衝撃のデビュー

PS2ソフト「マイホームをつくろう」の実況プレイでデビュー。

「窓とトイレと暖炉の人」とは実況主本人が名乗ったわけではなく、デビュー作「欠陥住宅をつくろう！【実況プレイ】」の視聴者がタグとしてつけた呼び名である。

タイトルの時点ですでに視聴者は不安になっていたのだが、動画内にて作成した家の間取りは大規模、かつ開放感を重視したもので、まだまだ常識の範囲内であった。

しかし、彼の建築技術はここから真価を発揮することとなる。

その、とにかくスケールの大きい間取りに彼が入れたものは…

リビングよりも広い玄関はあるのに出入りは窓から。
一軒に4台もあるトイレのどれもがプライバシー皆無。
さらに浴室などのデリケートな空間に限って窓の面積がひときわ広く、部屋の壁は不自然にぶち抜かれてドアがまるで意味を成さない。
なぜか暖炉が家の随所に置かれている。
屋根が無い。
極めつけは親の寝室と子供部屋の境界線はＳＧ（×ックス×ード）と呼ばれる薄い隔たり一枚のみ

という斬新で画期的な家が完成。鬼畜ともいえる欠陥住宅は視聴者の腹筋を崩壊させた。

この衝撃的なデビューから、それ以降の動画には必ず「窓とトイレと暖炉の人」のタグがつけられるようになった。

以降の窓と暖炉とトイレの人

その後の動画内にて作成された建築物もすべて常軌を逸しており、窓のない家、工場の生産ラインのような家、全面ガラス張り（天窓付）の家、ラブホテルさながらの家など、そのどれもが衣食住の要素を無視している。

主のすさまじいデザイニングセンスに見かねた、ある視聴者から「つまらなくていいから真面目に建ててくれ」というコメントが寄せられたが、それに対してのうｐ主の反応は

「真面目にやっています、ふざけてなんかいません、私は真面目にふざけているんです」

というものであった。

2013年に数回Minecraft実況プレイ動画を投稿するなど、近年も不定期ながら活動が確認できたが、平成26年2月16日昼前に、コミュニティ、投稿するすべての動画を自ら削除し、合わせてツイッターのアカウントも削除した。削除に当たり、本人からのコメントを確認できなかったため、真意は不明。どうしてこうなった・・・。