第3次スーパーロボット大戦とは、1993年に発売されたスーパーファミコンソフトである。
前作「第2次スーパーロボット大戦」の大不振を受け、「スパロボ」というシリーズの行く末を担って発売された。
プラットフォームはスーパーファミコンとなり、グラフィックやシステムはさらにブラッシュアップされた。
前作と比べると以下の点で大きく進化している。
一方で、以下のような注意点もある。
また、バンプレストオリジナルとして有名な「ヴァルシオーネ」の初登場作品であり、その姿は当時のプレイヤーの度肝を抜いた。
さらには「ネオ・グランゾン」も本作で初登場。ヴァルシオーネとは別の意味でプレイヤーの度肝を抜いた。
容量が三倍に増えたこともあり、参戦作品が大幅に増加。また、シリーズ初のルート分岐が採用され、さらには規定ターン数以内にクリアすることで隠しシナリオが発生するなど、やりこみ要素も増した。
BGMも定評があり、「VIOLENT BATTLE」や「ARMAGEDDON」もこの作品が初登場となる。作曲者の田中伸一氏による原曲もニコニコ動画内で本人のアカウントで上がっているので、まだ原曲を聞いたことがない人は是非聞いてみよう(関連動画を参照)。
本作は当初売上が不振だったが、様々な媒体での宣伝が功を奏し徐々に売り上げが伸びていき、最終的には売り場から消えてしまうほどの人気となった。これを受けて「EX」「第4次」の製作が決定され、スパロボシリーズは命をつないだのである。
DC戦争終結から半年。国連に代わり新たに組織された「地球連邦政府」は、治安維持の為に戦争の英雄「ホワイトベース隊」を新たに「ロンド・ベル隊」へと再編成、任務にあたらせた。しかし、彼らの力は危険視され、大幅に戦力を弱体化させられていた。
ある時、連邦軍の部隊が突如失踪する事件が多発。調査を命じられたロンド・ベル隊は、DC残党との戦闘のさなか、謎の武装勢力と遭遇する。
彼らこそ「インスペクター」。ビアン・ゾルダーク博士が生前警鐘していた「異星人」であった。インスペクターは地球圏の調査をすべく、様々な地域に奪取した戦力を派遣していた。
地上では悪魔帝国などの新たな勢力も登場、再び地球圏に戦乱が巻き起こる。
ザビ家の元、体制を立て直したDCと、インスペクター。そしてロンド・ベル。三つ巴の戦いが今ここに始まる。
後に「インスペクター事件」と呼ばれる戦いの幕開けであった。
赤字が新規参戦作品。
1999年にプレイステーション用として「第2次スーパーロボット大戦」と「スーパーロボット大戦EX」と同時に収録された「スーパーロボット大戦 コンプリートボックス」として発売された。同年には単品版も発売されている。
他二作同様にシステムは「スーパーロボット大戦F」仕様となっており、またバランス調整などもなされている。ただし、BGMに関して言えば上記の通りなので、結構物足りないどころか一部では残念な仕上がりという声が多数あったりする。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/08(月) 04:00
最終更新:2025/12/08(月) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。