舞華蒼魔鏡 単語


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マイハナソウマキョウ

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舞華蒼魔鏡とは、同人サークル『souvenir circ.』が製作した、東方Project二次創作ゲーム。
ジャンルは『横スクロール体あたり弾幕シューティングゲーム』

概要

C80で製作中であることが発表され、C81にて体験版が頒布。そしてC82にて完成版が頒布され、9月14日に全国の同人ショップで委託販売が開始された。
ジャンルにも書いてある通り、ゲーム性は弾幕シューティングゲームであるが、以下の特徴がある。

・画面が横スクロールで画面比率が16:9
・左ショットと右ショットの2種類のショットが存在
・敵弾を吸収し、一定時間無敵状態になれるシステム『結界』
・前述の結界で吸収した敵弾の分ダメージを与えることができる体当たりを行うシステム『弾幕渡り』
・ボムをすべて使い切っても所持している『P』を消費して行う緊急回避システム『放出結界』
・ボスは前述の弾幕渡りでしかとどめを刺すことができない
・公式サイトには明記されていないが、プロの声優を起用している

左右のショットシステムは、株式会社ケイブが製作しているシューティングゲーム『デススマイルズ』の影響を強く受けていると、公式サイトにも明記されている。
敵が左右から攻めてくるため、デススマイルズをプレイしたことがない人は最初はなかなか難しいと感じてしまうが、弾幕渡りにより敵弾が多い場面では敵弾を大量に吸収して大ダメージを与えられるチャンスが多く存在するため、システム面をよく理解すればそこまで難しくはない(難易度選択のNORMALの文章には本家東方作品をクリアできる人ならクリア可能との記述がある)

システム

低速移動やグレイズなど、原作に存在するシステムもあるが、ここでは主にこのゲーム独自のシステムを紹介。
なお、このゲームにはおすすめボタン配置というものがあるため、わかりやすいようにPS2orPS3コントローラ/Xbox 360コントローラのボタン配置でそれぞれ表記する。

ショット

左ショットと右ショットの2種類が存在。
左ショットは□/Xボタン、右ショットは○/Bボタンで撃つことができる。
このゲームにも画面内アイテムを一気に回収するシステムがあるが、その仕様が本家とは異なる。
左ショットで倒した敵は画面左側、右ショットで倒した敵は画面右側に行かないとそれぞれ回収ができないうえ、さらに後述の結界ゲージが80%以上溜まっている状態でなければならない。

スペルカード

×/Aボタンを押すとスペルカード(ボム)を発動する。
性能は原作とほぼ同じ。 

結界・弾幕渡り

画面右下の結界ゲージが80%以上溜まっている状態で △/Yボタンを押すと結界が発動。
この状態では無敵となり敵弾を吸収することができる。

結界を発動中に方向キー+△/Yを押すと弾幕渡りを発動。
弾幕渡りは簡単に言うと体当たりであり、結界に触れた敵にダメージを与えることができる。
体当たりの攻撃力は、吸収した敵弾の数+α(αの内訳は現時点では不明)のため、画面に敵弾が大量にある=大ダメージのチャンスである。

なお、概要にも書いてあるが、ボスは弾幕渡りでしたとどめを刺すことができない。
誤解してはいけないが『弾幕渡りでしかダメージを与えられない』のではなく『弾幕渡りでしか体力を0にできない』のである。簡単に言うと「ショットで体力ゲージを減らす→敵の体力ゲージに弾幕渡りでとどめを刺せるメッセージが表示→弾幕渡りでとどめ」という感じである。
ちなみにとどめのメッセージが出ていなくても、敵弾を大量に吸収して体当たりをすれば倒すこともできる。

結界ゲージは時間で自然回復するため、気にせずにどんどん使っていったほうが良い……と公式ページには書いてあるのだが、特殊な耐久力を持つ敵(リリーホワイト&リリーブラック)が出てくることがあり、この敵は弾幕渡りでしか倒すことができない為、闇雲に結界を発動していると倒せなくなってしまう(一定時間で去っていくが、敵弾の数がかなり多いため、避けきるのは難しい)。
一応「その場で静止する」「ショットを撃たない」「グレイズ」で結界ゲージが多く回復するのだが、特にグレイズに関してはゲージ回復量がとても大きい反面判定が非常に厳しく、無闇に狙おうとすると被弾してしまうので、余程腕に自信がある人以外は狙わないほうが良い。

放出結界

結界ゲージが無い状態で△/Yボタンを2回押すか、L1/LBボタンで一時的に周囲の敵弾を消す放出結界が発動する。Pを50消費する(MAXは200)。
結界ゲージやスペルカードが発動できない時の最終手段として使おう。

3D立体視プレイについて(※自己責任でお願いします)

3Dモニターと2D→3D変換ソフト『TriDef 3D』を使用すれば3D立体視でプレイすることが可能。ただし後述の動作環境を上回る高いPCスペックが要求されるうえに、筆者が独自に試したことであるため、プレイできなくても自己責任でお願いします。
なお筆者はCore i7 3770+GeForce GTX660+メインメモリ16GBで問題なく動作を確認。
GeForce GTS450では処理落ちが確認されたので、参考までにどうぞ。

TriDef 3Dが付属してくるモニターは下記URLから参照のこと。
なお、インストールディスクが付属するタイプと、モニターのボタン操作で一発変換するタイプ(モニター内蔵仕様)があるため、その点は各自で調べてください。
http://www.tridef.com/products/pc-licensed-products

なお、筆者はLG電子のD2770Pにて動作確認。
D2770Pは偏光方式3Dのため、偏光方式3Dモニター+TriDef 3Dならプレイできる可能性あり。アクティブシャッター方式(充電が必要な3Dメガネを使用する方式、NVIDIA 3D VISIONなどがその例)でプレイできるかはわからないので、プレイを考えている方は自己責任で

立体度合調整方法

ここからは実際に3Dでプレイしたい人向けに説明が書かれているため、興味のない方はスキップしてください。
なお、この説明はインストール形式のTriDef 3Dの操作説明なので、内蔵形式のモニターを使用の方若しくは購入予定の方は、内臓形式の調整方法に当てはめれば大丈夫かと思われます。一応、内蔵形式のモニターにも後述の『シーン深度』と『前面パーセント』の調整項目が存在している模様(LG電子のモニターしか調べていないため、他は各自で調査願います)。

 

TriDef 3Dで元々登録されていないゲームを起動すると、シーン深度30前面パーセント25が初期設定となっている。この状態では人やモニターとの距離によっては立体に見えなかったり、立体度合が強すぎて目が痛くなる場合があるため、調整が必要になる。

調整をするには、TriDef 3Dを経由して舞華蒼魔鏡を起動し、テンキーの0を押せばメニュー画面が表示される。このメニュー画面から『3D』の項目を選ぶと前述のシーン深度と前面パーセントを調整することができる。
テンキー6で数字が1ずつ増え、4を押すと1ずつ減っていく。連打して一気に数字を増やすのが面倒な場合は、Ctrl+4or6で10ずつ数字を増減させることができるので、こちらを使おう。
数値的には、デフォルトが30:25であるようにシーン深度≧前面パーセントが望ましい。お互いの数値の差がありすぎるとキャラクターの輪郭に紫の部分が目立ってしまうので注意(アクティブシャッター方式ではどうなるのかは不明)。

プレイ画面で調整できれば良いのだが、このゲームはリプレイ機能がないため、プレイ画面を見ながらゆったりと調整することができないので、何かしらCGで描かれたキャラが画面に出ている状態で調整しなければならない。
『人物閲覧』でキャラのモデルを見ながらか、タイトル画面でメニューを表示させずに霊夢が海を眺める画面で調整するのがおすすめ。

設定が整ったらプロファイルの項目から『ゲーム プロファイルを保存』を選択すれば、次回からは調節した数値で最初からゲームをプレイすることができるので、いちいち調整する手間が省ける。

キャスト

博麗霊夢:佐藤利奈
霧雨魔理沙:藤村歩
チルノ:井口裕香
パチュリー・ノーレッジ:いのくちゆか
十六夜咲夜:伊藤静
レミリア・スカーレット:後藤麻衣
東風谷早苗:名塚佳織
河城にとり:生天目仁美
古明地さとり:櫻井浩美

全員が一線級のプロ声優である。
ちなみに霊夢の声を担当した佐藤利奈は紅魔城伝説Ⅱの霊夢の声も担当している。
他にも魔理沙の声を担当した藤村歩は夢想夏郷の文を担当、チルノの井口裕香とにとりの生天目仁美も夢想夏郷の因幡てゐ、八意永琳をそれぞれ担当していたりする。

動作環境

OS
Windows XP、Windows Vista、Windows 7 

DirectX
DirectX9.0c 以上 

CPU
Intel Core2Duo 以降、またはそれ相当のもの 

メモリ
1GB 以上の搭載メモリ 

グラフィック
DirectX9.0c、シェーダー2.0(推奨3.0以上)に対応した VRAM512MB 以上のビデオカード ※1 

サウンド
DirectX9.0c 以上に対応したサウンドカード 

ディスプレイ
FullColor 1280×720 以上を表示可能な機種

周辺機器
日本語キーボード及び Windows で動作するゲームパッド 

 

※舞華蒼魔鏡ヘルプから引用

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関連項目

  • 東方Project
  • 同人ゲーム
  • 東方二次創作同人ゲーム
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