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本記事および掲示板にはアニメ内容についてのネタバレが含まれています。 注意してお読みください。 |
艦これアニメ被害者の会とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」のアニメ化による被害者で構成される会派である。
「艦これ」そのものに対する被害者の会ではないので注意のこと。
2015年3月下旬現在、当被害者の会は次のメンバーを擁する。
以後、被害拡大に伴いメンバー改定の可能性あり。随時更新予定。
彼女らはゲーム版では主人公とされる 吹雪の憧れの先輩だった筈が、アニメ化に際してその役を赤城に持っていかれたうえ、声優が同じ藤田咲であること(扶桑の場合は外見上も黒のロングヘアであること)から、ゲーム未プレイの視聴者が誤認しないようにとの理由によるものなのかこっちはそんな事情など知ったこっちゃないが、アニメには登場しない。
実は彼女らはメディアミックスに関してとことん運のない姉妹である。アニメ化以前にもコミック「Side:金剛」にて活躍をしていたのだが、編集部のゴタゴタで作品自体が強制終了されてしまう事態も経験しているのである。しかもそのSide:金剛において、アニメPVの赤城に先立って彼女らの水上スキーが描かれている(ただしSide:金剛とコミカライズ担当のSASAYUKi氏の名誉の為に弁明しておくと、水上スキー以外の描写の迫力はSide:金剛の方が伊達の利いた構図であった。つくづく終了が残念である)。
さらに皮肉なこととして、彼女らが吹雪の憧れの先輩という設定がフィーチャーされたのがそのアニメ発表後というのも報われない。これは相手の吹雪自身がフィーチャーされだしたのがアニメがきっかけという事や、扶桑姉妹が他のキャラと絡む場合は伊勢型の二人か西村艦隊のメンバーとの場合が多い事も関係している。
ただし、アニメに登場しなかったことでキャラ改悪等の憂き目に遭う事もなく、アニメでオミットされた事からようやく吹雪の憧れの先輩という設定が(カッコワライになりかねないものが大多数を占めるが)ファンに浸透したことは幸運なのかもしれない(けど、ヘイトになりかねないのはやはり不幸っぽい?)。
アニメビジュアルの先行公開において、ゲーム版での弓の描写が嘘のような「やらかした」ビジュアルとして、いわゆる「弓道警察」の集中砲火を浴びる。また、第5話では当然のように瑞鶴と反目し合っている様子が描写されたうえ、旗艦として出撃したら初戦大破したという不名誉なキャラ付けを受けた。さらに、作画ミスで消えたり両手が右手になったりと酷いことになった。
特に空母キャラ全員に関係する事として「索敵軽視」の傾向があり、座学はいい吹雪を持ち上げる為に無能化されている事が挙げられる。とはいえ加賀は5話にて吹雪に指摘をされるものの「私まで……」とつぶやいている事から、理解はしつつも吹雪に先を越されたと見る事は一応できるかもしれない(そこまでスタッフが考えているとは到底思えないが、とは付け加えるし、じゃあなんで旗艦時は大爆発してんだよということにもなるが)。
ただし、第7話では瑞鶴を含む後輩達を厳しくも優しく見つめる先輩格として描写され、多少は被害緩和なった模様。二次創作でよく描かれるような赤城の取り巻きのお局様ではなく、口下手で寡黙だが意外と情に脆く赤城ほど厳しくなれない描写など、公式でも二次でも見られなかった新鮮な描かれ方もされている。
「五省リアリティショック」を参照。アニメ第1話冒頭にて速攻での五省朗読による精神的ダメージを負った海上自衛官は割りと数多い模様。五省ナンデ!?
つか、アニメスタッフにこそ五省を叩き付けたいと考える人間のほうがよっぽど多い。本気でないなら「なぜベストを尽くさないのか」。本気でこの結果なら「おめーの席ねぇから!」である。
原作とキャラがあまりにも違いすぎるだけではなく、その多くが『いじり』の為のモノであった事から、必要以上に視聴者からのヘイトを集める結果となった。
具体的に説明をすると、第2話において座学の教官として登場、座学態度の良くない夕立を問い詰めた際、如月に機嫌が悪い理由を合コン失敗と流言されたので如月にチョークを投げ大破させる。更に、第6話ではカレーイベントのラスボスとして君臨。何事にも全力で挑むのは原作キャラらしいが、「合コン後に泣きながら酔い潰れる」だの「嫁に行かせてあげたい」だの散々な言われようである。
原作ゲームの足柄は1にも2にも戦闘で勝つことを考えて提督に報いる事を是としており、「カツ」という言葉に対して究極にゲンを担いでしまう戦闘民族であり、アニメにおける描写は(放映前から放映中にかけて)カツカレーを扱ったこと以外はほぼ全てファンサイドの二次創作上でしか存在していない。
これを書いている私とて他者の二次創作を否定する気はないし、コメディリリーフとしての足柄は(創作をする人間として見ても)確かに魅力的なのだが、ヘイトにつながりかねない扱い方をして笑い者にする事に眉をひそめる人間がいてもごくごく自然な話である。「合コン」にしても女性として自身の魅力に対する美意識は確かに原作ゲームにおいても持ってはいるが、それは自身に対するコンプレックスとして描かれており、不特定多数に対してアプローチをかける所までは描かれていない。何より「勝利の報告を期待してて」というセリフからも提督に対して一途な方向である(07:00時の時報で妙高と二人でいる提督に対して驚く等からもそれは伺える)。
アニメ足柄を擁護する側から「どんなキャラでも足柄さんは足柄さんだろ。キャラが違ったら愛せないのか」という指摘が飛びやすいが、別人が同じ外見のガワを被っただけに等しい改変をされたキャラを原作と同じキャラだと言える神経は疑われても当然である。
ついでに元ネタである重巡洋艦の足柄はジャン・コクトー等の西欧人が絶賛している経緯がある事や、終戦間際まで活動していた事からも、むしろ男運に恵まれていた軍艦である。
アニメ第3話にてフラグ乱立のうえ敵艦載機の爆弾一撃で轟沈。
そもそも、艦これアニメ化決定の際、提督たちの間では様々な不安要素があった。原作となったゲームにあるシステムをどのように表現するのか、二次設定は盛り込まれてしまうのか等、各々が不安と期待を抱きながら放送を心待ちにしていた。
その中でも轟沈(キャラの永久ロスト、その沈んだ艦娘は二度と帰ってこない)に関しては、ゲームをプレイしているユーザーからしてみればひと際デリケートな問題であった。
これらは「好きなキャラが轟沈するのは絶対に嫌だ」と「戦争を背景にした作品なのだから(史実的にも)轟沈はあっていい」という2つの意見に大別されていた。
そしてアニメ3話での如月の轟沈、これには前者はもちろんの事、後者の意見を支持する者からも多くの批判が発せられた。
なぜそうなったのか?それは、彼らが許容していた(あるいは望んでいた)のはキャラの魅力を十分に発揮した上での轟沈だったからである。
例として同じく3話で死亡した巴マミと比較されることがあるが、あちらは1〜3話の中で十分な活躍とキャラ付けがされた上での退場であった。
対する如月の場合はまともな出番があったのは当の3話から。キャラ付け、フラグ立て、退場の全てを1話に押し込む形となり満足な描写がされず中途半端な結果になってしまった。
ゲーム未プレイの視聴者にしてみれば、ぽっと出の新キャラが急にフラグを立て始め突然退場するという薄っぺらいものとして映ったことだろう。
当然、如月提督を始めとする提督達は深い悲しみを覚えたのだった。
アニメ12話では総力を上げて中間棲姫を撃破し、MI作戦は成功に終わった。これで幕引きと思いきや、最後の最後に如月の髪飾りが海に浮かぶカットと「カエシテ…カエシテ…」という謎の声が入り、提督達の間で「中間棲姫=如月だったのでは?」という疑念が浮上する。悲しみに暮れる提督達に更なる追い打ちをかけたのだった。
元々日常7割と謳っていたアニメでこういった展開にした事を憤る者もいるが、なによりシナリオ構成があまりに雑であった事が批判の多くを占めているのである。
自分の嫁艦が適当な扱いを受け轟沈するのではないか・・・そんなことを想起させる要因にもなってしまっている。
余談だが、本アニメのシリーズ構成を務めた花田十輝氏は『アイドルマスターXENOGLOSSIA』のシリーズ構成も務めている。そこでは登場人物の一人である、如月千早が散々な目に遭っている。如月に何か恨みでもあるのか
二次創作ネタである「ガチレズ要素」を中途半端に取り込んだ結果、ひたすら北上に絡み、それ以外の時は寄せ付く艦娘達に悪態をつく自己中心的なキャラとして描写される。天気にすら悪態をつくアレっぷりに、一時期twitter二次創作なりきりアカウント「ガチレズ大井bot」が活動を一時期停止するほどのヘイトを稼いだとされる。
それが一度や二度、仏の顔をして三度までならともかく、全12話全てにノルマの如く描写されるのだから彼女に対して「またかよ……」と怒りを通り越して呆れる感覚を抱いた視聴者も多い。
ただし、この問題はガチレズという事が槍玉にあがっているのではなく、むしろ「嫌な奴が過ぎる」のが殆どである。あそこまでご熱心に排他的な大井を描くのであれば、3話の睦月と如月の説明程度には描かないと見ている人間にとってはただただフラストレーションが溜まるだけである。流石にあれでは言及が少ないので「考えるな、感じろ」は通用しない。
余談だが、本アニメにおける同型艦は同型艦同士で行動することが多い(川内型・睦月型・暁型など)が、アニメに登場している同型艦の球磨・多摩との絡みはない。
その大井に関連して北上も原作にある自由意志あふれるマイペースな描写は皆無で、口うるさい大井に対して成す術無しの無気力キャラとして多く描かれており、目立たないが明らかに改変されている。
しかし、訓練中の吹雪を見かねて大井を無視して講義を行ったり、第五遊撃部隊時には旗艦である吹雪を守り立てる等、必要最低限ではありつつもよき先輩としての描写もあるため被害は少ない方である。
また賛否両論ではあるが、8話におけるダイナマイトバディかつ派手な水着もまた原作改変かつ批判の対象となっている。実際にゲームにおける中破から北上はさして立派な胸部装甲は見られない事も批判の理由である。爆弾ってそういうことじゃねーから。
彼女の登場は戦闘シーンではなく、敵の急降下爆撃を受け大破炎上しているシーンであった。この間祥鳳の台詞は一切なく、数秒間映された後にフェードアウト。それ以降は登場しない。
第7話では他の鎮守府や別働隊の存在が示唆されたが、描写不足のためその実態は不明。祥鳳はMO作戦に参加していたようだが、彼女がどの鎮守府に所属していたのか、大破炎上した祥鳳がその後どうなったか、といった安否情報も一切不明である。そのため、祥鳳は「(史実の通り)大破炎上するためだけに登場した」と言っても過言ではない。挙句「炎上祥鳳」というタグまで作られる始末。
ようやく名前が登場してどんな活躍を見せるのかと期待したら、まさかの出落ちである。
プラスもマイナスもある例として筆頭に挙げられるであろう。
第4話で初登場して以来、吹雪と絡む場面が増え頼れるお姉さんとしてのキャラが出来上がっていた提督LOVE勢筆頭の金剛。しかし第10話で提督が夢にでたという単純すぎる理由で吹雪を寵愛していることが発覚。つまり自分が愛している提督を妹のように可愛がっていた吹雪に取られてしまったのである。
その様子はまるで昼ドラの三角関係にも例えられる。
しかも提督が消えたことに対して何の描写もなく平然としていた事は、鎮守府の先輩格として後輩を心配させないための身構えとしては理解を示しつつも、せめて誰も見ていないところでは心配をするといった描写があってもよかったのではないかという声もある。
何から何まで描けとは言わないし、何から何まで描けばいいわけではないのは歴史が証明しているが、それでもキャラを立たせるために必要最低限の描写は大事である。この点を言えば、提督が絡まない金剛としての描写はそれなりにできていたとは言える。
もちろん3話のすぐ後にギャグシーンをやらされて視聴者から怒りと呆れと悲しみを買ったのは擁護しにくい。
「葬式の途中でお笑い芸人がコントを始めて笑う事を強要されて、終わるとともに喪に服さねばならない」なんて真似は普通の人間には不可能。そんな理不尽な役目を背負わされたキャラでもある。
アニメ艦これの主人公として抜擢され初期から登場し続けている吹雪。 第1話、吹雪は実戦経験はおろか練度すら全くない状態だった。当然ながら彼女は失敗やトラブルを起こしてしまうが、提督から咎められることは一切ない。「秘密兵器である大和を勝手に連れ出す」という軍法会議レベルの問題行動を起こしても、一切お咎め無しである。
そもそも、なぜ吹雪は鎮守府に呼び出されたのか。その理由が第10話で明らかになる。それは、戦闘の資質や潜在能力をもっているといった戦略的な理由ではなく、提督が「吹雪とケッコンする夢を見た」という何ともお粗末すぎるものであった。この事は吹雪が着任した時点(第1話)で吹雪本人に伝えており、この言葉が彼女の原動力となっている。また、この事実と問題行動が咎められない理由が直結し、辻褄が合ってしまう。
しかも、彼女を持ち上げるためだけに他のキャラが無能化させられている事も問題に挙がる。特に著しいのは空母の「索敵軽視傾向」にある。座学はできるという設定を生かすためだけに加賀、翔鶴、瑞鶴が策的のさの字も知らないバカとなっている事はアニメスタッフが各キャラのファンからヘイトを買うだけでなく、そうせざるを得ない要素となった吹雪にも矛先が向けられている。
第12話で今までの成果が発揮されるかと思いきや、旗艦としての経験や改装した性能はほとんど活かせずに幕引きとなってしまった。上記のような問題行動も目立つが、彼女もまた被害者なのである。
ただし、悲しいかな。アニメがきっかけで注目され、MMDモデルやアスキーアートが増えた事は確かである。
しかしそれ以上にファンからヘイトを買ってしまったのも確かである。
TV放送版第2話の背景に登場していたが、BD版の一部シーンでは背景から消えてしまっている。
周辺にいた他のキャラは立ち位置が修正される程度だったが、五月雨だけ跡形もなく消えている。前後のシーンでは何事も無く登場しているので、立ち位置修正時の配置忘れが原因と思われる。ちなみに五月雨は消えたものの、同シーンの作画ミスは修正されていない。
参考→https://pbs.twimg.com/media/CBAcXskUIAA-Hvm.jpg
アニメのTV放送が終了し、これ以上の被害は出ないと思われた矢先の出来事だった。
しかし、「アニメに出ないという事はむしろ幸運なのでは」と批判者なら思いがちだが、終盤に絶対に消されないであろうシーンがあるため、救済し損ねたともいえるかもしれない。
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最終更新:2025/12/07(日) 12:00
最終更新:2025/12/07(日) 12:00
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