艦これ改とは (カンコレカイとは) [単語記事]

艦これ改とは、角川ゲームスより発売のPlayStation Vita用ゲームで、DMM.com配信のブラウザゲーム『艦隊これくしょん～艦これ～』のVita版に当たる。

発売は2016年2月18日を予定。

概要

PCブラウザゲーム『艦隊これくしょん～艦これ～』のPlayStation Vitaに移植・調整したゲーム。
タイトルには新たに“改”が付き、そのタイトルロゴの上には戦艦の他に空母のシルエットも追加されている。

PSVitaへの移植に当たって編成フェイズのUIやアイコンのレイアウトなどが大幅に変更されており、ゲーム内容についてもブラウザ版よりさらに戦略的要素を強めたものになると説明されている。

ゲームに登場する艦娘および深海棲艦は2014年の秋イベントの時点までに実装されたキャラクターのほぼ全員がカバーされている模様。

発売延期の経緯

2013年の“SCEJA PressConference”にて『艦これ』のVita版が発売されるという情報が提示され、それから約1年後の2014年11月に開催された角川ゲームスとフロム・ソフトウェアの合同発表会“MEDIA BRIEFING 2014 AUTUMN”においてVita用ソフト『艦これ改』として第一弾トレーラーが公開、発売時期も2015年の春頃になると発表された。

その後、2015年5月→2015年8月27日→2015年11月26日→2016年2月18日と、発売延期を繰り返している。

主なゲームシステムの変更点

”ターン制の導入”
オリジナルのブラウザ版では現実の時間とともにゲームの状況が変化していくが、本作では各ターンでゲームが進行していくシステムになり、母港画面でその状況をセーブする(公開されている一部のスクリーンショットでは現実の時間表示がされているが、これがゲームにどう関与するのかは現在不明)
”シミュレーション性の向上”
ブラウザ版の、母港から任意の艦隊を1つ出撃させ戦闘を終えてから戻ってくるというものから、本作では複数の艦隊を同時に運用し、各海域に配備して制圧・維持・進行を平行して行う。そのため運用出来る艦隊数もブラウザ版の最大4つから増えている。
”ゲームオーバーの概念が導入”
各海域の戦況維持が重要になる本作では、戦力が手薄になるもしくは敵戦力が増強された場合、深海棲艦自らがこちらに進行してくる要素が追加された。そして本土の鎮守府海域に直接侵攻されるとそのままゲームオーバーになる場合もある。
”演出面の強化”
PVで確認出来るように、艦娘たちのグラフィックが動くようになる。主に表情が変化したり、腕を動かしてポーズを取るといったもの。また敵艦との交戦時の演出も派手になり、さらに必要最低限の情報のみを表示するショートカット機能も実装し、戦闘時のテンポアップが可能になる。