菊池雄星(きくち ゆうせい)とは、岩手県出身のプロ野球選手(投手)である。現在埼玉西武ライオンズ(背番号16)に所属。
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150km/hを超えるストレートを放れるサウスポーで、2009年春の第81回選抜高等学校野球大会や同年夏の第91回全国高等学校野球選手権大会で注目を集めた。夏では途中から故障を抱えながらの投球と奮闘したが惜しくも全国制覇はならなかった。
高い能力が評価され、本人もまたメジャーリーグでのプレイを視野にいれていた為、日本の球団のみならず、大リーグの球団までもが獲得意欲を示し、しばらくは進路のニュースだけでも大きく騒がれた。
2009年のプロ野球ドラフト会議で、6球団による1位指名の競合の末、埼玉西武ライオンズが獲得。背番号は17に決まった。
1年目の2010年は登録名を「雄星」とし、大きな注目を集めて迎えたが、左肩痛を発症して二軍での登板すらほとんどなく、ほぼリハビリで棒に振ってしまった。同年オフ、登録名を「菊池雄星」に戻すことが決まった。
2011年は開幕一軍入りするも、登板の機会がないまま二軍落ち。その後6月12日に一軍に昇格し、その日の阪神タイガース戦でいきなり初登板初先発を果たすも3回4失点KOを喫し、たった1日で二軍へ逆戻りする苦渋を味わった。しかし6月30日に再度一軍昇格、同日のオリックス・バファローズ戦に先発すると5回を2失点に抑えてプロ初勝利。さらに8月18日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦ではプロ初完投勝利も飾った。
2012年は開幕を二軍で迎え、7月1日の北海道日本ハムファイターズ戦、「神様、仏様、稲尾様」のメモリアルゲームで登板。勝ち負けは付かなかったが、プロ入り後最速のMAX150km/hと、トリプルプレーを記録した。この年は14試合登板、4勝3敗、防御率3.10だった。
2013年は開幕ローテーション入りし、6月12日の中日ドラゴンズ戦では惜しくもノーヒットノーランを逃したが好投。前半戦終了時点で9勝を挙げ、オールスターにも初選出された。しかしその後は左肩の炎症が見つかり、8月に一軍登録を抹消され、クライマックス利シリーズにも復帰できないままシーズンを終えた。オフに背番号を石井一久がつけていた16に変更した。
西武 応援歌 |
(2013年終了時点)
年度 | 球団 | 登板 | 完投 | 完封 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | ホールド | 勝率 | 投球回 | 与四球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 | 防御率 | WHIP |
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2010年 | 西武 | 一軍登板なし | ||||||||||||||
2011年 | 10 | 2 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | .800 | 54.1 | 8 | 24 | 26 | 25 | 4.14 | 1.31 | |
2012年 | 14 | 0 | 0 | 4 | 3 | 1 | 0 | .571 | 81.1 | 25 | 57 | 34 | 28 | 3.10 | 1.23 | |
2013年 | 17 | 3 | 3 | 9 | 4 | 0 | 0 | .692 | 108.0 | 44 | 92 | 28 | 23 | 1.92 | 1.14 | |
NPB:3年 | 41 | 5 | 3 | 17 | 8 | 1 | 0 | .680 | 243.2 | 77 | 173 | 88 | 76 | 2.81 | 1.21 |
初登板 | 2011年6月12日 | 対阪神タイガース4回戦 | 西武ドーム |
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初奪三振 | 対阪神タイガース4回戦 グレイグ・ブラゼルから | ||
初勝利 | 2011年6月30日 | 対オリックス・バファローズ6回戦 | 京セラドーム大阪 |
初完投 | 2011年8月18日 | 対東北楽天ゴールデンイーグルス14回戦 | 西武ドーム |
初セーブ | 2012年7月15日 | 対オリックス・バファローズ10回戦 | ほっともっとフィールド神戸 |
初完封 | 2013年4月13日 | 対東北楽天ゴールデンイーグルス2回戦 | 日本製紙クリネックススタジアム宮城 |
初打点 | 2013年5月28日 | 対横浜DeNAベイスターズ 1回戦 | 横浜 |
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最終更新:2024/04/20(土) 17:00
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