蒼眼の銀龍とは (ソウガンノギンリュウとは) [単語記事]

蒼眼の銀龍とは、遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。

カードの概要

蒼眼の銀龍
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/ドラゴン族/ATK2500/DEF3000
チューナー＋チューナー以外の通常モンスター１体以上
このカードが特殊召喚に成功した時に発動する。
自分フィールド上のドラゴン族モンスターは次のターンの終了時まで、
カードの効果の対象にならず、カードの効果では破壊されない。
また、１ターンに１度、自分のスタンバイフェイズ時に発動できる。
自分の墓地の通常モンスター１体を選択して特殊召喚する。

ストラクチャーデッキ「青眼龍轟臨」で初登場するモンスターカード。
シンクロに必要な素材はチューナー以外は通常モンスターに限定されており、このデッキではメインモンスターである青眼の白龍と、同じく新規収録の青き眼の乙女などでシンクロ召喚できるが、その他のデッキでは出す方法は限られる。
とはいえ、デブリ・ドラゴンに対応する星5の通常モンスターは4体いるため、少ない消費で出すことは可能。
残念ながら、この4体の通常モンスターはすべてドラゴン族ではないので、一番使いやすいのは岩投げアタック等で墓地に送りやすい迷宮壁-ラビリンス・ウォール-だろうか。

特殊召喚するとカード効果に対する非常に強い耐性を味方ドラゴン全体に付与する。
自身もドラゴン族なので次の自分のターンまでは耐えやすいが、攻撃力は最上級モンスターとしては高くないので戦闘破壊には注意し、高攻撃力の通常モンスターで攻撃後、メイン2に守備表示で出すなどの工夫が必要。
また、この効果は誘発効果なので、自身のシンクロ召喚及びその他の特殊召喚時に発動したこの効果に、奈落の落とし穴や激流葬をチェーンされるとあっけなく破壊されてしまう危険性もあるため、過信はできない。

そして、自分のターンのスタンバイフェイズ毎に通常モンスターを蘇生できる効果もある。
墓地に通常モンスターを大量に送り込み、このカードを維持できれば大きなアドバンテージを得られる。
上記の耐性は相手ターン終了時までなので、こちらのターンのスタンバイフェイズに相手が除去狙って何らかのカードを使ってくる場合は、優先権の関係でこの効果を使うことはできる。
この時、特殊召喚した通常モンスターとレベルの合う下級のチューナーが手札にいるのならば、そのターンの間に再びこのカードのシンクロ召喚を狙えるため、相手からすると面倒だろう。