藤田晋(ふじた すすむ)とは、日本の実業家、馬主である。
1973年5月16日生まれ。福井県鯖江市出身。
現在は株式会社サイバーエージェント代表取締役社長である。
大学卒業後宇野康秀(現USEN社長)による人材派遣会社「インテリジェンス(現・パーソル)」に勤務。
その後宇野の支援を受け、1998年にサイバーエージェントを創業。
同社はITバブルの中で急拡大を遂げ、2000年には創業2年での上場を果たす。
2004年には「Ameba」を開始し、ブログサービスを世に広く根付かせた。その後Cygamesを通じてゲーム・アニメ関連事業に、「AbemaTV」を通じて映像制作配信事業にも進出している。
自分の趣味であるスポーツ[1]に、サイバーエージェントを通じて出資を行っている。
競馬はAbemaTVのコンテンツとして配信しているほか、2021年から自分も馬主業をスタート。
麻雀は麻雀最強戦2014で優勝した経験を持つほどの腕前で、麻雀のプロリーグ「Mリーグ」設立に関与し、初代代表理事に就任した。サイバーエージェント所属の麻雀チーム・渋谷ABEMASではオーナー件監督。Mリーグの試合はAbemaTVのコンテンツとして放送している。
野球はヤクルトスワローズのファンであり、2010年には買収するとの報道が日刊スポーツよりあったが、藤田は「初耳です」と否定している。
サッカーは、過去に東京ヴェルディの運営にかかわったことがある(2006年-2007年)。2018年にFC町田ゼルビアを買収し、オーナーとなっている。その際、「FC町田トウキョウ」への改名とエンブレムなどの変更をしようとしたが、サポーターからの反発で撤回している。
また、これに伴い子会社のCygamesがサガン鳥栖のスポンサーから撤退している。ただし同社は地元佐賀のチームということで、『ゾンビランドサガ リベンジ』に駅前不動産スタジアムとサガン鳥栖のロゴが登場するなど、協力関係は続いている。
2020年に、雑誌『GOETHE』にて武豊と対談。この際、武から馬主を打診されていた。この際食事の席で森秀行調教師が馬主申請書を持って現れ、さらに2021年の年始に、CA立ち上げ時には「フェラーリと馬だけは買うな」と言われていた宇野と会った時に「もう買ってもいい」というお許しが出たことで、以前から興味を持っていた馬主業の準備を始める。
2021年、Cygamesが手がけた競走馬擬人化ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』のヒットにより、その利益を競馬界に還元するためという理由もあり、本格的に馬主を始める。
初年度から億単位の高額馬を「爆買い」してマスコミの注目を集めた。
マスコミからは「ウマ娘の」藤田晋と呼ばれるが、藤田は子会社が作っているゲームでありタイミングが重なっただけとしながらも、社長の道楽と言われず仕事が絡んでいるイメージを持たれるのはラッキーであるとしている。
|
|
2021年に、ディープインパクト産駒の2歳馬「プレミアステップスの2019(のちのドーブネ)」を購入したのを皮切りに、セレクトセールでの「爆買い」がマスコミの注目を集めた。
2021年にデビューした2歳馬5頭中4頭が年内の勝ち上がりというすさまじい滑り出しであり、出した金額の甲斐はあったようである。
唯一未勝利だったラヤスも、2022年に姫路のJRA交流競走を勝利している。
初勝利馬はドーブネで、新馬勝ちの後2戦目のききょうステークス(OP)でも勝利。2連勝でオープン入りを果たした。賞金額は同じく2勝のジャングロがわずかに上回っている(2022年2月現在)が、重賞成績や2着3着数の多寡で逆転しうる。
冠名は特になく、2021年に購入した2歳馬(つまり2019年産)5頭は、本人の趣味であるワインに関連する名前をつけていた。しかし、商標名は競走馬の命名規則に引っかかるとのことで、実際ドーブネは「古代の舟」という建前でジャパン・スタッドブックに登録している。
2020年産馬からは特に規則性なく名前をつけているが、本人曰くちゃんと意味があるとのこと。実際、いわゆる「薔薇一族」の牝馬産駒には「ヤングローゼス」「チャンスザローゼス」と薔薇関連の名前をつけている。
なお、下記の通り、過去に同姓同名の「藤田晋」という馬主がいたため、netkeiba.comの検索結果ではまざって表示されてしまう。2019年産以降がCA藤田の所有馬である。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/07(日) 21:00
最終更新:2025/12/07(日) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。