言い出しっぺの法則とは、もともとは「言い出しっぺが担当者になる羽目になりがち」というマーフィーの法則的な人類の経験則。転じて、「言い出しっぺは自ら担当者たれ」という理念。
DIYを是とする、ネット社会の基本理念にして暗黙のルールの1つ。
「誰かがやってくれるだろう」というお客様気分、他力本願な姿勢では、オープンソースを前提としたインターネットは成り立たない。それを言い出したまさにその人物こそが先陣を切って「それをやるべき」であり、この理念の元に集合知やCGM、UGCといった概念が成立してきた……という背景を持つ言葉。
理念自体はwww成立当初からの普遍的なものであるが、それを「言い出しっぺの法則」という名称で定義した例としては白田秀彰による「インターネットの法と慣習」が挙げられる。
(テレビや一般企業に一方的に「提供」されるという)既存構造にどっぷり浸ったユーザーには通じない概念であり、そういったユーザーは文句を言うばかりで、自分が供給側にまわるという発想が皆無であるため、そもそもこの言葉自体が届かない。ある意味不毛な用語とも言える。
尚、やりたいことはあるが自身にはその能力が無く、かつ自分以外にもある程度需要がありそうな場合は
「○○があればいいのに」などと愚痴らず、自分の無能を認めた上でそれの公共性を説明しつつ
「もしできる方がいましたらお願いします」と依頼や公募をしたほうがよい。
当然だが、その時は自分ではできないのだから出来たものに文句を言わないこと。
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最終更新:2025/12/07(日) 20:00
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