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この記事は主観的に書かれています。 合意されたガイドラインではなく、拘束力を持ちません。 |
記事削除の合意についてとは、大百科における記事削除に関する合意(全員の同意を得ること、全員の合意)の難しさを扱った記事、すなわち本記事をさす。
「削除しました」へのリダイレクトは「自発的な(自治的な)削除」である。記事を立てた編集者自身が自発的に行うもの、他の編集者が行うもの、掲示板での指摘・議論を反映して行うものなどがある。これらは基本的に規約抵触とは別の理由による削除[1]で、削除に関する合意が必要である。
削除に関する合意形成には困難な問題を伴う。
ひとつはニコニコ大百科の記事の削除条件が個々人で異なるという問題である。「一人でも悪影響を与えるもの・不快を感じるものは削除すべき」という立場(削除マキシマリスト)と「一人でも必要性があれば削除すべきではない」という立場(削除ミニマリスト)の両極端があり、各自はその中間のどこかに位置づけられる。両極端の意見はともに一理あるのだが、前者では党派的なもの・ネタ記事的なもの・悪ノリをすべて削除せざるを得ず、後者では悪意のある編集・立て逃げや大百科記事の私物化などに対処できないという問題が生じる。
これに関連して、「荒らし目的で立てられた記事をどうするべきか」という問題もある。荒らし目的で立てられた立て逃げ記事に対して毅然と対処するべきという立場もあるが、立て逃げ記事もできるだけ再利用するべきという立場もある。後者の場合「荒らし記事ではない」[2]と 示すに足りる「大きな変化」が必要だが、どの程度の変化が必要かは立場によって異なる。いったん「削除しました」へのリダイレクトとして削除されたものを再利用のためにリダイレクト解除する場合、「リダイレクト解除」の行為そのものが荒らしとみなされる可能性も高い。記事名称そのものに不快感を感じる利用者も多いため名称変更が必要となる場合もある。リダイレクト解除・記事改編後は以前の掲示板(荒らしを糾弾する書き込みがなされていることが多い)を継承することに なり、掲示板での注意喚起も必要である。
もう一つの問題は合意の手続きが恣意的になりやすい点である。削除が提案されてリダイレクトが決定されるまでの期間が短かったり、週末をはさまない等の場合、議論が特定の少人数の間で行われている可能性が高い。いったん議論の流れが形成されると掲示板の流れによって反対意見を言い出しづらくなり、暗黙の合意を強要されることもある。掲示板上は多数決を採りにくい構造になっている。こうした恣意性を回避するため、削除提案からリダイレクトまで 1,2週間の猶予は必要だとする意見もある。他方、有害記事はやはり有害であり、1週間も放置するべきではないとする意見もある。
結局長期間削除提案がなされていても合意形成できない場合も多く、究極的には合意がないまま記事削除することを排除できない。合意の形成に失敗すると「リダイレクト→リダイレクト解除→リダイレクト(以下ループ)」の編集合戦になりやすい。
いったんリダイレクトしてしまうと、(リダイレクトを解除しない限りは)掲示板が利用できなくなり、議論そのものが不可能になる。この点は水掛け論的な不要な論争を避けるという点では有効であるが、自由な議論を封殺してしまう危険性も存在する。この点で記事削除は単なる記事内容の変更以上にデリケートな問題といえ、合意については別段の配慮が必要である。
論点は多岐にわたり、複雑である。以下「合意範囲」と「掲示板上の合意手続き」に分けて列挙する。
| 不要 |
誰もが編集者個人の判断で「削除しました」へのリダイレクトをかける権利・能力がある。よって機能上は合意は不要である。リダイレクト後にこれを解除する動きがなければ黙認されたと考えることもできる。 特に記事立てをした編集者本人が削除する場合は問題が生じにくい。 |
| 先行リビジョンの編集者 |
記事を立てた編集者、最新リビジョンの編集者、および先行リビジョンの編集者の同意があった方が望ましいとする意見もある。 ただし記事掲示板やユーザ記事掲示板だけでは連絡が取れないことも多く、実際上は同意を得ることは難しい。 |
| 掲示板利用者 |
現在掲示板を利用している人の合意。一定期間意見を募り、特に反対がなければ合意とみなす。 諸問題については次項参照。 |
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最終更新:2025/12/08(月) 02:00
最終更新:2025/12/08(月) 02:00
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