谷村新司

谷村新司とは、日本のシンガーソングライターである。

概要

1948年、大阪府出身。桃山学院大学卒業。

日本を代表するフォークグループ『アリス』のメンバーとして有名。
ソロ活動でも大きく成功している。世代によってはソロで活動している所の方が記憶に残っている、なんて人も。
また、ソングライターとしても、山口百恵に提供した「いい日旅立ち」など数多くの名曲を送り出している。

日本のみならず、アジアで広く人気を得ている。これは、ソロ活動を開始した頃からアジアで精力的に活動していたため。韓国のチョー・ヨンピルなどと親交が深く、中韓のアーティストとのジョイントコンサートも多く行う。
特に「昴」は中国でも名曲として広く知られており、世界の各地方を代表する歌手が集められた上海万博の開会式には、アジア代表の1人として招待され、同曲を披露した。また、上海音楽学院の教員でもある。

代表曲は「昴」「いい日旅立ち」「三都物語」「サライ（加山雄三との共同）」など。
ガンダムシリーズとの縁も浅くなく、やしきたかじんの歌う映画『機動戦士ガンダム』のエンディングテーマ「砂の十字架」は氏の提供曲であり、∀ガンダムのエンディングテーマ「AURA」は氏の歌う曲である。
また、「いい日旅立ち」「三都物語」はいずれも国鉄・JRのCMソングである。

日本人（ひいてはアジア系）には珍しい「カッコいいハゲ」の1人。

略歴

1965年、高校生の頃からアマチュアバンド活動を始め、神戸を中心に大人気を得る。

1971年、同じくビッグネームとなる堀内孝雄と共にアリス結成・プロデビュー。翌年矢沢透が加入し、現在の形に。
しばらくは悲惨な程の不人気で、ジェームス･ブラウンの来日公演など無理な企画を通して悉く失敗した所属事務所が莫大な負債を負う。

1974年、「今はもうだれも」が大ヒット。以後、「冬の稲妻」「チャンピオン」「狂った果実」など、現在まで語り継がれるほどの大ヒットを連発し、一躍大人気グループにのし上がる。

1978年、日本人として初の日本武道館3日間ライブ敢行。大盛況のうちに終了。
この頃からソロ活動を開始。しばらくはシングル曲をリリースするのみだったが、次第にライブ活動も行うようになる。
またこの年、山口百恵に提供し当時の国鉄のCMソングに採用された「いい日旅立ち」が大ヒット。数多くの歌手にカバーされ、自身も後にセルフカバー。氏を代表する曲となる。 

1981年、アリス、活動停止。以後、何度か再結成。

1982年、ソロ活動活発化。「スーパースター」「22歳」などのシングルがヒット。
氏を代表する曲「昴」をリリースしたのは、これ以前の1980年だが、人気が出るのはこの後である。

1987年、ソロ活動開始後初めて紅白歌合戦出場。この時「昴」を披露して大人気を得る。同曲がヒットしたのはここから。以後、さらに4回紅白で披露されることになる。
この後、2003年まで、2000年を除いた毎年同番組に出演する。 

1992年、日本テレビ「24時間テレビ」のテーマ曲として、加山雄三の作曲に歌詞を提供し、「サライ」発表。同番組を象徴する曲として、現在に至るまで毎年歌われる。
また、この年「三都物語」をJR西日本のキャンペーンソングとしてリリース。「いい日旅立ち」に続き、JR（国鉄）のキャンペーンソングとして再びヒットする。 
これ以降、JR西日本の広告に出演するなど、より積極的にキャンペーンに参加する。

2003年、「いい日旅立ち」のカバー（リメイク？）である「いい日旅立ち・西へ」を鬼束ちひろに提供。彼女の歌声に惚れ込んでの楽曲提供であり、JR西日本の『DISCOVER WEST』のキャンペーンソングになる。

2009年、アリス4度目の再始動。同年の紅白歌合戦に出演。
2013年、5度目の始動。1987年の「ALICEⅩ」以来のナンバリングアルバム「ALICEⅪ」リリースと、47都道府県ライブツアーを敢行すると発表。

ハゲ

現在は、その広いデコこそが氏を特徴付ける最大のポイントとさえ言えるが、これがいつからかはわからない。

どうもアリスがヒットした頃＝20代後半あたりの映像では既に現在に近い。

ちなみにさだまさしと共に、自分の「昴」とさだの「雨やどり」を組み合わせた替え歌で、自身のハゲを茶化したこともある。

関連動画

代表曲

提供曲

ハゲ

アイマス

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関連項目

• 堀内孝雄
• 矢沢透
• アリス(フォークグループ)
• 仁ママ
• 山口百恵
• 福山雅治（ラジオで下ネタを連発するという共通点）