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ブタドン

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豚丼(ぶたどん)とは、を使った料理の総称である。

以下のような種類がある。

  1. ロースを焼いて甘辛いタレで味付けをし、ご飯に載せて食べる北海道帯広郷土料理
  2. 豚肉タマネギを煮込んだ具材をあたたかいご飯にかけて食べる丼。一部の牛丼チェーン店で販売。
  3. 豚肉キムチニラを炒めてタレで味付けをし、暖かいご飯に載せて食べる丼で、大阪府吹田市に専門店がある。ただし、こちらは「とん丼」と表記する。

概要

1 十勝豚丼(帯広豚丼)

帯広発祥の豚丼は、ロース炭火などにより焼いたものを甘辛のタレで味付けし、ご飯の上に載せ、グリーンピース白髪ねぎなどを載せたものである。

古くは1933年うな丼ヒント開発されたとされ、開発者の元祖豚丼のぱんちょうではランクがあるが、ランクによって変わるのは豚肉の枚数のみである。が一番安いのは、松屋への意趣返し…ではなく、ぱんちょうの女将さんが「うめ」だからである。

十勝地方を中心に、北海道で広まっている豚丼はこちらをす。 

2 牛丼チェーン系豚丼

一般的に豚丼の称で通じるのは上記の豚丼ではなく、牛丼の最大手チェーン吉野家牛肉BSE問題で牛丼の販売ができなくなったことから作られた、牛肉のかわりに豚肉を使用したものであろう。

チェーンによって微妙に名称が違い、吉野家は「豚丼(ぶたどん)」、松屋は「豚めし」、すき家は「豚丼(とんどん)」となっている。

当初は豚肉を調理するノウハウかったため不評だったものの、地良により牛丼の販売を再開してからも人気メニューのひとつとして吉野家を支える柱となっている。また、吉野家以外の牛丼屋も豚丼を販売し、特有の味わいを堪できることから人気を博している。

2011年12月吉野家の豚丼が1の豚丼に近い「焼味豚丼 十勝仕立て」として販売を開始した(ただし設備の問題上、グリル設置のない小店舗では提供なし)。

2012年1月9日付けで松屋が豚めしをメニューから外すことになり、一時的に牛丼チェーン店から豚丼は姿を消すこととなった。しかし牛丼べて安価である事や、豚丼の味の方が好みだという人も存在し、復活を望むも多い。

そのを受けてか吉野家2016年4月1日より従来通りの豚丼の販売を再開した(代わりに焼味豚丼の販売は終了)。2018年には新味豚丼に入れ替えたが、2021年には再び従来の豚丼に戻っている。

松屋2022年2月1日から全店舗での豚めし販売を再開している。また、それ以前から1の豚丼に近いネギ塩豚丼を取り扱っている。休止期間中もごく一部の店舗(池袋西口店など)では牛めし入れ替わりで豚めしが販売されていたり、関西学院大学店では牛めしと併売していたり(現在は不明)したほか、松屋公式オンラインショッピングで豚めしの具が通年発売されている。

すき家2015年4月15日より豚丼の販売を再開しているが、こちらはBSE当時から味付けや盛り付けを大きく変えている。2019年には発売を終了したが、2021年にまた復活した。

3 とん丼

大阪では、とん丼亭という店舗に上記のどちらにも属さないとん丼が売られており、大阪学院大学学生たちのソウルフードとなっている。もっとも、大阪らしく、郷土料理ではなく、どちらかというと個人商店が独自性を出すために創り出した料理というべきか。かつては千日前などに支店があったのだが、現在本店のみの営業である。

豚肉鶴橋で製造されたキムチ、そしてニラ中華鍋で炒めて甘辛いタレで味付けする。甘辛いタレといっても、キムチを炒めているので当然ながら辛さの方が圧勝しているので苦手な人は注意。「小盛」から「メガ」まで5段階のサイズから選べる。

なお、「豚肉中華鍋で炒める」という製法は同じだが、キムチニラの入っていない「焼肉丼」(ただし豚肉)もある。辛いのが苦手な人はこちらをどうぞ。

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1 十勝豚丼

2 牛丼チェーン系豚丼

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最終更新:2024/03/28(木) 20:00

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最終更新:2024/03/28(木) 20:00

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