象形文字とは、何らかのものの形を象って作られた文字の事である。漢字の「象形」についてもここで扱う。
有名な象形文字としては漢字やヒエログリフが挙げられる。例えば「山」という字は、
⛰⛰⛰
というような連なった山の様子を表している。ネオアーム(略)ではない。
このように何らかの物の形を由来として成立した文字を象形文字と呼ぶ。
「川」や「馬」など、由来の物の意味を指すことが多いように感じるかもしれないが、中にはそうではないものもある。例えば「四」は「口の中の歯や舌が見える様子」を指すものだったが、同じ「し」と読む「亖(本来の4の漢字)」の意味が転じて「4」を指す文字になった。ほかにも、ヒエログリフには元の文字の意味を指していない一子音のみの発音の文字も多い。
ちなみに、漢字における「六書」の分類のうちの一つ「象形」は、上記の象形文字より狭い意味を指す。文字の形と意味が一致している場合は象形となるが、同音の漢字から別の意味を借りてきた場合(先ほどの「四」)は「仮借」となる。
あくまで絵文字・記号を(強引に)使った例であり、もとになった物の形が必ずしもこの通りだとは限らない。また、由来も諸説ある中ので再現しやすい1つだけを採用しているので注意。
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最終更新:2024/04/23(火) 20:00
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