「賢神キルヒア」とは、テーブルトークRPG「ソード・ワールド2.0」に登場する古代神(エンシェント・ゴッド)の一柱である。
「学び、考え、実践せよ」
「記録と研鑽を基本に、驚きとひらめきを大切にせよ」
「衝動による暴力は害悪なり。思考を停止してはならない」
謎を探求し知識を研鑽することを美徳とし、生涯学習を唱道する。知識の神ではあるが実学派であり、書斎にこもるだけでなく積極的に実体験を積むことを奨励している。その点で失われた知識・技術の発掘者でもある冒険者には友好的。
信者はキルヒアが第三の剣カルディアによって神格を得たと信じているが異論もある。ただしメタ的には公式リプレイ「滅びのサーペント」においてカルディアの眷属であることが明示されている。
纏いの神ニールダ、器械神レパラールの二柱に神格を授けた神でもある。
学者・賢者・魔法使いの信者が多い。また神殿に学校・寺子屋の類が併設されていることも多く、子供向けの教室は無料で開かれている。このためキルヒア神殿のある土地では識字率が高くなる傾向にあるが、知識の独占を目論んだり民衆が知恵を付けることを好まない権力者には苦々しい存在でもある。
衝動や暴力は戒められるが、蛮族・アンデッド・魔神に対してはその限りではない。これらは知識や文化の破壊者であるためである。
なお、自らを「呪われた神の末裔」と考える者が多いタビットにとって、祖先神として人気の神である。
聖印は、無限に知識を吸収する頭脳の象徴として「シンプルな水晶玉」が用いられることが多い。
神像は思慮深い表情の老人か穏やかな笑みを浮かべた若者の姿。中性神とされるため性別が明らかでないように作るのが一般的。
知力を増強する魔法が主体……と言いたいが、知力に関する魔法は2つ。残り3つは戦闘で使うことがメインの魔法となっている。
ほとんどの魔法が使いやすく、よほど変わったセッションでなければ活躍できるであろう。
また、手番を消費しない魔法が多いため、回復に支援に忙しいラクシアのプリーストでもその効果を十全に得る事ができる。
数少ない難点としては、使用頻度の高さのせいでMPの消費が多くなってしまう事。魔晶石は多めに確保しておきたい。
ペネトレイト
ウィークポイント
インスピレーション
プレコグ
コンプレーション
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プリースト&セージ型の支援プリと抜群に相性が良く、純粋な支援型を作る場合の信仰筆頭候補。
逆に言うと、それ以外の育成とはあまり相性が良くない。(純ファイターはおとなしく危険神キル・ヒアーにするべし)
戦闘支援能力が高いため、適切な難易度の戦闘さえあれば取り敢えず活躍の場があるのもポイント。
純粋な攻撃能力は低めだが、古代神である為ゴッド・フィストが威力40なのである程度は補える。
消費MPの多さから、MPが高めになる種族のほうが向いている。
ただ、だからといってフロウライトに任せていいかは謎。(知力の初期値が1Dなので、知力B・魔力が低くなりがち)
ハイマンも、「MPがそこまで多くない」「【インスピレーション】と[デジャヴ]が被る」「【プレコグ】のせいで[魔力の申し子]の後半の効果が腐る」と評価がよろしくない。
無難にエルフだろうか。
戦闘特技は、自動習得の【マナセーブ】を除けば「【MP軽減/神聖魔法】おすすめ」程度である。
他の技能や運用方法にあわせて、柔軟に取っていけると思われる。
意外にも(?)卓ゲm@ster被害神連絡協議会の会員である。詳しくは左記記事を参照されたし。
ルールブックIから登場の由緒正しい古代神様である。BTでは或る蛮族の特殊能力の説明においてもう一柱の神と共に言及がある。
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古代神(エンシェント・ゴッド)
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大神(メジャー・ゴッド)
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小神(マイナー・ゴッド)
???
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最終更新:2025/12/07(日) 20:00
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