赤松真人(あかまつ まさと)とは、京都府出身のプロ野球選手(外野手)である。
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2004年阪神タイガースにドラフト6位で入団、2008年にFAで移籍した新井貴浩の人的補償で広島東洋カープに移籍した(なお、赤松自身は「人的トレード」と言っている)。
2007年途中に阪神からトレードで広島東洋カープに移籍した喜田剛(2010年シーズン終了後に横浜ベイスターズに移籍)とは仲がいい。
強肩と俊足が売りで、福本豊からは現役日本人選手でナンバーワンと評された。
特に俊足は守備と走塁で遺憾なく発揮され、イチローばりの広大な守備範囲を縦横無尽に駆け巡り、赤松のいる範囲に上がった打球は、余程のことが無い限りアウトである。走塁でも、普通の選手なら三塁でストップするような打球でも悠々本塁に帰ってくることもしばしば。盗塁はかつては成功率が低めだったが、2010年シーズンはキャンプでの猛特訓の成果か、キャリアハイの個数を成功させている。
ニコニコ動画では、下記の「今クルーンピンチだけど赤松ゲッツーで終わりだから」のタイトルに名前が入っていた事で知られている(ちなみに、この時の赤松の打撃結果はファーストゴロ)。
2010年8月4日の対横浜ベイスターズ戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)での試合で、横浜・村田の放ったライナー性のホームランボールを、フェンスに駆け上りキャッチするという離れ業をやってのけ(下記動画参照)、米スポーツチャンネルESPNの週間トップ10の第1位に選ばれるなど、俄に時の人となった。また後日、駆け上がったフェンスに広告が書かれていたパン屋から特別賞としてパン詰め合わせが贈られた。
そのプレーを記念してマツダスタジアムに記念プレートが設置されたが、
2010年はキャンプ中の肉離れなど出遅れが響いてかスタメン出場は少なかったが、出場試合では抜群の守備力で守備率10割、捕殺もチーム最多タイの10個を記録した。元々守備の非常に上手い選手ではあるが、ホームランキャッチのインパクトが大いに手伝い、初のゴールデングラブ賞(中堅手)を受賞した。
2012年、広島移籍後最小となる76試合の出場に終わるも、チームトップ・リーグ4位となる18盗塁を決めるなど、持ち前の俊足は健在。犠打数もリーグ11位を記録し、シーズン後半は主に1・2番を務めた。
広島 応援歌 |
(2013年終了時点)
年度 | 所属 | 試合 | 打席 | 打数 | 得点 | 安打 | 二塁打 | 三塁打 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 | 犠打 | 犠飛 | 四球 | 死球 | 三振 | 併殺打 | 打率 | 出塁率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2005年 | 阪神 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | .--- |
2006年 | 6 | 15 | 14 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | .143 | .143 | |
2007年 | 28 | 43 | 39 | 4 | 6 | 1 | 0 | 0 | 1 | 8 | 3 | 3 | 2 | 0 | 5 | 1 | .154 | .190 | |
2008年 | 広島 | 125 | 390 | 342 | 62 | 88 | 13 | 1 | 7 | 24 | 12 | 18 | 0 | 23 | 7 | 67 | 3 | .257 | .317 |
2009年 | 137 | 489 | 423 | 58 | 98 | 15 | 3 | 6 | 43 | 14 | 25 | 5 | 33 | 3 | 79 | 3 | .232 | .289 | |
2010年 | 113 | 320 | 291 | 41 | 83 | 12 | 3 | 4 | 33 | 20 | 14 | 4 | 8 | 3 | 48 | 4 | .285 | .307 | |
2011年 | 80 | 217 | 192 | 25 | 50 | 9 | 0 | 1 | 18 | 19 | 15 | 2 | 4 | 4 | 29 | 1 | .260 | .287 | |
2012年 | 76 | 246 | 207 | 22 | 50 | 6 | 0 | 3 | 15 | 18 | 16 | 1 | 18 | 4 | 33 | 4 | .240 | .313 | |
2013年 | 85 | 60 | 54 | 16 | 11 | 2 | 0 | 0 | 3 | 12 | 4 | 0 | 1 | 1 | 9 | 0 | .204 | .232 | |
NPB:9年 | 652 | 1780 | 1562 | 230 | 388 | 58 | 7 | 21 | 137 | 106 | 94 | 13 | 89 | 22 | 273 | 16 | .248 | .296 |
初出場 | 2005年10月4日 | 対横浜ベイスターズ21回戦 | 阪神甲子園球場 |
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初盗塁 | 対横浜ベイスターズ21回戦 マーク・クルーン・相川亮二から | ||
初安打 | 2006年10月14日 | 対広島東洋カープ22回戦 大竹寛から | 広島市民球場 |
初打点 | 2007年4月15日 | 対横浜ベイスターズ3回戦 工藤公康から | 阪神甲子園球場 |
初本塁打 | 2008年4月29日 | 対読売ジャイアンツ4回戦 セス・グライシンガーから | 東京ドーム |
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最終更新:2024/04/25(木) 22:00
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