透き通るような世界観とは、乳製品におけるホエイ的なものである。
『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』の公式ゲームジャンルの文言の一部のこと。
公式の使っているものとして「透き通るような世界観で送る学園RPG」と「学園×青春×物語RPG」の2種類(他に本当に初報ごろにしか使われていない「日常で奇跡を見つけるRPG」もかつては存在した)があり、これは前者に関するワードである。
が、リリースされてからすでに数年を経た今となっては、この言葉が遠心分離機にかけた後の上澄み液だけを指しているワードであることは、この記事を読むような人間にはもはや説明不要かと思われる。その理由は、2つある。
『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』の物語世界であるキヴォトスは、美少女がスマホ感覚で重火器を携帯しており、ほんの些細な気に入らないことがあればテロ行為に至るような人物が出てくることは日常茶飯事であり、各種反社団体がそこらへんでしのぎを削っている状態にある。
要するに、治安の悪さで言えば『BLACK LAGOON』のロアナプラとかあの辺と大差なく、基本的にNPCのアバターが顔面偏差値の高い美少女で固められているだけのグランド・セフト・オートシリーズといって過言ではない。
正直なところ、公式も1年目の時点で早速ネタにしていることは、記憶も新しい読者もいるだろう。
この点については、メインストーリーの最序盤から、アプリアイコンにもなっているようなメインキャラクターの1人が銀行強盗を提案し、(様々な止むに止まれぬ事情があったとは言え)最終的にそれに乗っかって実際に銀行を襲う展開が行われた結果、極めてこのゲームの有名な要素となってしまっている。
上記2点の理由で、『ブルーアーカイブ -Blue Archive-』のテレビCMなどが流れた2021年2月の時点で、キャッチコピーである「透き通るような世界観で送る学園RPG」にはかなり疑義が挟まれており、早い話が誇大広告としてネタにされまくっている(なお、公式自体はTwitterアカウントなどでも特に透き通るような世界観をここまで推してこず、この文言自体はここが初出である)。
が、正直なところ、透き通り過ぎてスカスカな設定を聞こえの良いように誤魔化してるに過ぎない。
事実、アニメではその杜撰な設定の影響で世界観が理解しづらく矛盾点だらけで、視聴者たちを混乱させてしまった。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/08(月) 00:00
最終更新:2025/12/08(月) 00:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。