その認定および管理は、都道府県を単位として行われる。そのため管理する自治体によって以下のように呼び方が異なる。
とは言え、これらは名称こそ違うものの内容的には全て同じものである。
県道は主に以下の二つに大きく分類される。
その道が都道府県道が指定されるまでには様々な経緯が見られる。その多くは一般の市町村道や林道、山道などが新たに幹線道路と認められ、指定されるものである。しかし、かつて国道に指定されていた路線が、新規に建設されたバイパス側に国道指定の区間が移ったため、国道指定を外したうえで県道に指定するようなケースも多く存在している。
都道府県道の中には複数の都府県にまたがっているものもある。そのような路線には、かつては同じ路線であっても全く異なる番号がそれぞれの都府県によって割り振られていた。しかし現在では標識上の都合などもあり、互いの都府県で同じ路線は同じ番号になるよう調整されている。とはいえ、すべてが調整できたわけではなく、都府県ごとに番号が異なるものも一部に存在する。
都道府県道は多くの場合、国道よりも道路規格の低いことが当たり前となっている。しかし中には、高速道路として整備されたハイスペックな路線も存在している。例えば首都高速道路の各路線は、東京都道・千葉県道・埼玉県道・神奈川県道に属しており、また阪神高速道路の一部路線についても、大阪府道・兵庫県道にそれぞれ属している。
しかしその一方、一般の都道府県道か主要地方道かを問わず、未整備のまま長期にわたって放置されていたり、酷い悪路(狭隘・未舗装など)区間を持つ路線も日本では決して珍しく無い。こうした通行困難な路線は「険道」と呼ばれ、国道でいうところの「酷道」と並んで車載動画では人気が高い。
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最終更新:2024/04/19(金) 17:00
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