電気がなかったら暮らせませんよッとは、連続ドラマ「北の国から」第1話の登場人物、純のセリフである。
妻の不倫をきっかけとして離婚した黒板五郎は、子供の純・蛍を連れて東京を離れ、かつて暮らしていた北海道・富良野に戻ることになった。
汽車に揺られ、やがて小さな駅に降り立った黒板一家は、そこで五郎の知己である草太に出迎えられた。その日は草太の住む北村家で泊まり、翌日に五郎が以前住んでいたという麓郷地区はずれの家に向かうことになった。
だが、五郎が住んでいたというその家は、経年によりすっかり荒れ果て、壁や天井に穴が開くなど、とても北海道の厳しい自然を乗り越えられるような状況ではなかった。そこで五郎たちは、この家でなんとか暮らせるようにするため、家の修理をすることになった。
そんな中でのワンシーン。
典型的な都会っ子の純にとっては、電気のない暮らしなどとても耐えられるものではなかった。すぐさま父の五郎に抗議する純であったが…
純「電気がなかったら暮らせませんよッ」
五郎「そんなことないですよ」
純「夜になったらどうするの!」
と、けんもほろろにあしらわれてしまうのであった。
このシーンでは、実の親子である五郎と純が互いに敬語を使って話しており、二人の微妙な関係性を窺える何気に重要なシーンでもある。
なお、電気の問題はドラマの中でも随所で取り扱われたが、最終的には風力による自家発電を完成させ、家の電力はそれで賄われた。
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最終更新:2025/12/08(月) 02:00
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