顕正会とは、埼玉県さいたま市に本部を置く宗教団体である。
概要
正式には『冨士大石寺顕正会』。宗教法人法に基づく届出名は『宗教法人顕正会』。
代表役員は浅井昭衛。
教義
- 日蓮を崇め、「日蓮大聖人」と称えている。日蓮が説いた説法の国教化を目指している。(政教分離の否定)
- 天皇を日本の真の国主とする、国に顕正会を認めさせ、”御本尊様”を建立する事が狙い。
- 原理主義的であり、原典に解釈を加える事等認めない。
- 大地震が起きる!戦争が起きる!と危機説を唱え、不安を煽る事で信者の獲得を目指している。(終末論を唱えている)
教義を要約すると「この宗教を信じなければ、日本は滅びる」でだいたいあってる。
近年、信者による過激な勧誘行為が大きな問題となっており、逮捕者も出ている。
創価学会とは教義の関係から、敵対、対立関係にある。
※教団設立に至る経緯や歴史的背景、その他諸々はwikiや専門書籍等を参照されたし。
勧誘行為
顕正会で大きな問題の一つとされているのが折伏と呼ばれる勧誘方法であろう。
(顕正会に限らず他団体でも問題になっている点ではあるが。)
- イベント会場等でファンを装い声を掛けてくる。その際には絶対に「顕正会」の勧誘とは口にしない。
- コミケ等のアニメ関連のイベントや、鉄道イベント(駅構内)で勧誘して来るケースが増えつつある。
- 上記に補足。学生時代に余り親交が無かった同級生から唐突に連絡があり、これが勧誘であったケースがある。
- 同じ趣味、同性と言う事で語らい、警戒心を解いてくる。
- 連絡先を(しつこく)聞き出し後日、喫茶店、ファミレス等の飲食店に呼び出し、折伏(勧誘行為)を行う。
- 複数の信者で取り囲む事で勧誘し、入信するまで解放しない。
- 勧誘の際に暴言、暴力といった過激な行為に至る事も。
勧誘から身を守る為に
本来、日本には「信教の自由」があるので、世間に迷惑を掛けなければどんな神様を信じても良いし、
宗教によっては癒し・救いになる事もあるし、自分の為に、自分で教義を調べて自分の意思で入信するならば別であるが
悪質である、心の隙を付いてくる勧誘は知らなければ対処の仕様が無い。学校では教えてくれないし・・・ね。
自分の意思にそぐわない不当な勧誘から身を守る対処法を以下に挙げる。
- 初対面の人物を簡単に信用しない。(例え・・・同じ趣味、同性といえども)
- しつこく飲食店へ誘う場合は勧誘を疑った方が良い。
- 万が一、携帯の番号やメールアドレスを教えてしまった場合は着信拒否、アドレス変更の処置を取る。
- 入信への拒否を示しているのにも係わらず帰してもらえない場合は・・・・・つ「警察への通報」
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