食戟のソーマとは (ショクゲキノソーマとは) [単語記事]

食戟のソーマとは、『週刊少年ジャンプ』で2012年52号から連載されている"超快感＆新食感”グルメ漫画である。
連載以前に『ジャンプNEXT!2012SPRING』にて50Pの読み切りが掲載された。

概要

食戟のソーマ
ジャンル	グルメ
漫画
原作	附田祐斗
作画	佐伯俊
出版者	集英社
掲載紙	週刊少年ジャンプ
連載期間	2012年52号-
巻数	未発売

食事処ゆきひらの店主「幸平城一郎」の一人息子である主人公「幸平創真」が一流の料理人を目指す物語である。
創真は卒業到達率10%の超絶エリート料理学校「遠月茶寮料理学園」に編入することになり、そこでライバルや仲間と切磋琢磨し料理の腕を磨いていく。

この作品を読んだ人が一番注目する点は登場人物が料理を食べた時のリアクションである事はまず間違いないだろう。
「ミスター味っ子」や「焼きたて!!ジャぱん」のリアクションをエロで表現すると言えばお分かりいただけるだろうか。
美少女があられもない姿でまさぐられたり、愛撫されたりするだけに留まらず、厳つい地上げ屋の男も裸でブシュゥゥゥゥ してしまう。
リアクションが目立ちすぎているのでネタ漫画と思われがちだが、グルメ漫画としては王道と言えるストーリーである。

原作の附田祐斗は以前『週刊少年ジャンプ』にて「少年疾駆」を連載していた。
作画の佐伯俊は『ジャンプNEXT!2011SPRING』にて読み切り「キミと私の恋愛相談」がセンターカラー掲載されている。同じ号に「恋染紅葉」コンビの「ふぁみドル！」の読み切りも掲載されていた。
また、佐伯俊は某漫画家の別名義ではないかと一部で噂されている。

登場人物

幸平創真: 食事処ゆきひら店主「幸平城一郎」の一人息子で主人公。
「炙りゲソのビーナッツバター和え」等の例外は存在するが料理の腕は確かであり、神の舌を持つ「薙切えりな」をガクガクさせてしまう程である。城一郎の勧めにより、遠月学園に編入する事に。

薙切えりな: 遠月学園生徒で総帥の孫。神の舌とまで呼ばれる味覚を持ち、幼い頃から一流シェフの味見役を任されてきた。
内部進学試験全科目1位で主席生徒。遠月十傑評議会のメンバーでもある。
牡蠣雑炊の味見をした際には『ニシローランドゴリラと混浴してるような味がするのよっ』と表現し、料理人が下ごしらえの段取りをひとつ省いたことを見抜いたことから、独特の感性と料理を見極める舌を持っていることが伺える。
創真が受験した編入試験の審査員を任され「食事処ゆきひら裏メニューその8　ゆきひら流ふりかけごはん」を味見したが、天使に愛撫されているかのような感覚を味わい、ガクガクしてしまった。
創真の料理は美味しかったはずだがえりなは悔しさのあまり、不味いと言ってしまう。ツンデレである。

田所恵: 遠月学園生徒。内部進学試験堂々の最下位。
初登場した回ですでに遠月学園から最後通告を受けており、次の授業で評価不可もしくは評価Eを取ると退学となってしまう状況であったが、創真とコンビを組み見事評価Aを取得する。恵はほぼ創真任せだったが……
創真の例外料理の被害者である。

大御堂ふみ緒: 遠月学園の学生寮「極星寮」の管理責任者。通称「極星の聖母」。
創真に料理の腕がなければ入寮させない、極星名物入寮腕試しを仕掛けた。
創真が作った「ゆきひら印のあり合わせ鯖バーグ定食」を味わい、若き日を思い出した。
若き日の姿で登場してくれたらよかったのに

幸平城一郎: 食事処ゆきひら店主で創真の父。僧正が服を破き、断食を中止し信仰を捨ててまで食べたくなるほど美味い料理を作ることが出来る。
マンハッタンロイヤルホテルにてVIPが料理を求めるほどその名は知れ渡っているようだ。

女生徒: 新連載第一話で登場し、創真やえりなと共に週間少年ジャンプの表紙に載っていたのだが名前は不明、一話以後の登場は無く、この先登場するかどうかも不明。
創真の例外料理の被害者であり、「炙りゲソのビーナッツバター和え」を食べた際にはその味を『身体じゅうをまさぐられる様な不味さでした…』と表現している。