高崎線とは (タカサキセンとは) [単語記事]

概要

明治16年、日本鉄道の手により上野～熊谷間が開業したことに端を発する。同区間は埼玉県初の鉄道路線であり、また、日本で始めての私設鉄道(私鉄)による路線でもあった。1906年（明治39年）に国に買収され、国有化された。
ラインカラーは■オレンジ。

路線名としては大宮～高崎間の路線であるが、ほとんどすべての列車が大宮駅から東北本線（宇都宮線）に乗り入れて上野まで運行されるか、湘南新宿ラインに乗り入れて東海道線に直通する。そのため、上野～高崎間を通しで高崎線と呼ぶのが一般的である。大宮～上野間の駅では「宇都宮線・高崎線」と案内されている。一部は両毛線前橋駅・上越線新前橋駅発着の電車もある。

中距離路線のため211系、E231系 1000 番台などの近郊型車両が使用される。他にも八高線の気動車が倉賀野から高崎まで乗り入れる。

現在、すべての普通・快速電車にグリーン車が連結されている。

高崎線の利用状況について

利用状況としては、南部における東京都内への通勤需要が多い。朝夕時間帯には鴻巣大宮間無停車の通勤快速が運転されるほか、通勤時間帯を若干外した新特急、夜間のホームライナー等も運転されている。また、大宮方面から埼玉県北への通勤・通学需要もみられ、朝時間帯には逆方向の旅客需要も多いのが特徴である。

上り方面では鴻巣駅を境として、旅客需要の段差が発生する。下り方面では、熊谷駅と本庄駅が、同様の段差となっている(高等学校が所在しているため)。

籠原駅以北は10両編成、20分ヘッドに運転本数が減少する。これは、深谷駅以北のホームが15両編成に対応していないことと、同駅に車両基地が置かれているためであるが、深谷市を中心に、本数増、増結の要望も発せられている。

主な使用車両

過去の使用車両

路線図

湘南新宿ラインの赤羽以南は湘南新宿ラインの項を参照。高崎以北に乗り入れる電車については両毛線の項を参照。

凡例: ●：停車、｜：通過、▲：一部電車が停車、■：乗り換え路線、○：駅周辺施設

普通電車	快速ア丨バン	通勤快速	湘南新宿ライン		駅名	■乗り換え路線　○駅周辺施設
普通電車	快速ア丨バン	通勤快速	特別快速	快速	駅名	■乗り換え路線　○駅周辺施設
●	●	●	横浜方面東海道線直通		上野駅	■JR東日本東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線・山形新幹線・秋田新幹線・山手線・京浜東北線・宇都宮線・常磐線 ■東京地下鉄：銀座線・日比谷線
●	｜	●	横浜方面東海道線直通		尾久駅
●	●	●	●	●	赤羽駅	■JR東日本京浜東北線・宇都宮線・埼京線
●	●	●	｜	｜	浦和駅	■JR東日本京浜東北線 ○埼玉県庁
●	｜	｜	｜	｜	さいたま新都心駅	■JR東日本京浜東北線 ○さいたまスーパーアリーナ
●	●	●	●	●	大宮駅	■JR東日本東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線・山形新幹線・秋田新幹線・京浜東北線・宇都宮線・川越線・埼京線 ■東武鉄道　野田線　■埼玉新都市交通　伊奈線 ○大宮ソニックシティ　○そごう大宮店　○丸井大宮店 ○アニメイト大宮店　○ゲーマーズ大宮店
●	｜	｜	｜	●	宮原駅
●	●	▲	●	●	上尾駅
●	｜	｜	｜	●	北上尾駅
●	●	▲	●	●	桶川駅
●	｜	｜	●	●	北本駅
●	●	●	●	●	鴻巣駅	○埼玉県警察運転免許センター
●	｜	｜	｜	●	北鴻巣駅
●	｜	｜	｜	●	吹上駅
●	｜	｜	｜	●	行田駅
●	●	●	●	●	熊谷駅	■JR東日本上越新幹線・北陸新幹線 ■秩父鉄道秩父本線 ○ラオックス熊谷店　○ティアラ２１
●	●	●	●	●	籠原駅
●	●	●	●	●	深谷駅	○キンカ堂深谷店
●	●	●	●	●	岡部駅
●	●	●	●	●	本庄駅
●	●	●	●	●	神保原駅
●	●	●	●	●	新町駅
●	●	●	●	●	倉賀野駅	■JR東日本八高線
●	●	●	●	●	高崎駅	■JR東日本上越新幹線・北陸新幹線・上越線・信越本線・両毛線・吾妻線 ■上信電鉄　上信線